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はたらく魔王さま! 0

あらすじ

赤い空と大地が覆う魔界の地。

弱小部族出身の少年悪魔が、
かつて魔鳥将軍と恐れられた老悪魔カミーオと激しい口論をしていた。

少年の名はサタン。
後に魔王サタンとしてエンテ・イスラ征服に乗り出すが、今は非力な一悪魔であった。

サタンは二大勢力の蒼角族と鉄蠍族に対抗するため、
強大な力を持つハグレ悪魔ルシフェルを味方にしようとしていた。

ルシフェルとの出会いからアルシエルとの激突までを描く、
魔王達の始まりの物語を書き下ろしで収録。

さらに勇者エミリアの旅を綴った書き下ろし短編に、
魔王達が日本に来てすぐの年末年始を描く「電撃文庫MAGAZINE」掲載の短編をプラス。

庶民派成分控えめの特別編!

感想

はたらく魔王さま!の0巻

表紙が男だけ・・・だと・・・!?

と思わずツッコミをいれたくなりましたね・・・
まだ『魔王軍』発足前の子供の頃の貞夫・・・サタン
半蔵・・・ルシフェル四郎・・・アルシエルですね。

格好いいじゃないか!?

サタン以外は普段の彼らとは一味違う感じになってますね。

今回は0巻って事で1巻より前の話を
長めの中編、中編、短編って感じで3つにわけてされていて
それぞれ

サタンの過去

エミリアの過去

1巻のちょっと前の年末

が描かれたりしてます・・・サタンの話が一番古いわけですけどね。
200年前とかですし・・・さすが魔族・・・寿命はんぱない

感想はそれぞれ別で

・はたらく魔王さま達! -a long time ago-

貞夫・・・サタンがまだ子供であり、ライラと別れた後に
魔鳥将軍と呼ばれるカミーオと出逢い、行動を共にしていた頃の話

何気にカミーオこそが最初の『悪魔大元帥』と言える存在で
一番の古参メンバーだったみたい。

ただ若いころは強かったけど、この頃すでに老いがではじめて
力が衰え始めて、逆に他の種族に巨大な力を持つ長が生まれてきて
彼の種族は存亡の危機だったみたいだけど
そんな時にすでに失われつつあった文字を会得し
直接的な力ではなく戦略でなんとかしようとするサタンと出逢い
興味を持ったって感じみたい。

そしてここからカミーオ達の部族がいる地域を二分する部族

アドラメレクが率いる蒼角族

アルシエルが率いる鉄蠍族 


とその狭間のあたりを適当に移動しつつ暴れるハグレ悪魔と呼ばれる

ルシフェル

この三つ巴の状況にサタンは介入して行く事になり、
基本的に

他の部族=敵

戦い=力勝負


って感じの魔界にあってサタンは準備と策でそこに割って入り
そしてなにより

相手を取り込んでいく

という・・・普通なら相手の部族は殲滅・・・って所を
屈服させたり説得したりして仲間にする事で勢力を伸ばすことを考えていて
そのために行動しているわけですね。

1人だけ考えている展望が違う!

って感じで・・・結果だけを見たら彼はなるべくして最終的に『魔王』になったわけですね。
まぁ最初から『魔王』となって魔界を統一して平和にしようとしていたわけで
人間の世界に・・・『エンテ・イスラ』に侵攻する事さえなければ
彼はある意味で魔界においては

英雄

とも呼べる事をやってのけた偉大な人物なんですよね。

まずルシフェル相手に1人で話をしにいって

興味を持たせた

ルシフェルは基本的に適当に放浪して適当に戦って楽しんでいたんだけど
特に目的とかがあったわけじゃない・・・それを自分のこれからに興味を持たせることで
面白いと思わせて自分と一緒に行動するように誘導した・・・

次にアドラメレク相手にルシフェルと二人で砦に忍び込んで
そして1対1で戦い・・・

相手の技を模倣する

という誰も考えないような技術でアドラメレクの驚嘆と
ルシフェルのさらなる興味を喚起して・・・アドラメレクを・・・
彼の一族が今後どうなるかを話して聞かせて・・・力も証明して仲間に

そして最後はアルシエル・・・彼とは一度、部族同士での戦いになり
アルシエルが策略を練るという珍しいタイプの悪魔だったゆえに敗北して
20年後・・・アドラメレクカミーオルシフェルに鍛えられて
強くなってからの再戦

アルシエルは他のメンバーより考えられるからこそ仲間にしたいとサタンは願い
さらに練りに練った作戦と捕虜をとるという魔界ではありえない行動
そして未来を語って捕虜に情報を吐かせてそれを持って対抗して・・・と

策略で完全に上を行き

最後は一騎打ちで戦い・・・勝ったほうが総取りだ・・・と
提案して見事勝利

アルシエルと戦う前にすでに仲間達には伝えていたように
アルシエルを下したことで本格的に

魔王軍

を旗揚げして

魔王サタン

を名乗るようになった・・・って事みたい。
初期メンバーはみんな・・・

サタンに可能性を見た

って感じなんですよね・・・ただ戦いだけに明け暮れる殺伐とした世界を
変化させる可能性を・・・やっぱり英雄・・・って感じですね。
もしくは革命家かな?

初期メンバーはカミーオアドラメレクアルシエルはだからこそ
サタンの命令通り、あまり人間を殺したりすることはなく
逆らわなければ何もしないって感じだったみたいだから
やっぱ問題はルシフェルと後から加わったマラコーダだったのかもしれない・・・

これらの話は四郎が昔の話を聞かせるって形で千穂に聞かせているって設定で
そっちの時間軸では恵美の家がいま重大な家族の問題が・・・って事で
本編最新巻より後の時間軸みたいですが・・・この二人の絡みは珍しかったかも

あとがきで似たもの同士であり、どちらも貞夫のために労をおしまないゆえに
お互いの共通の話題が彼になってしまうという・・・二人らしく
作者さんは二人を会話させるのが結構難しかった模様・・・なるほど・・・

でもこの『魔王軍』も今は何人も主要メンバーが死亡して
サタンすら能力を失って・・・そしてその原因となった『勇者』
何故か結構いい関係を築いちゃったりしたりと・・・考えてみると複雑ですよね

まぁその潤滑油となっているのが千穂なわけで・・・

やっぱり凄いぞちーちゃん!

って感想に・・・『魔王』『勇者』よりもスゲーもんね・・・この娘・・・

・はたらく勇者さま達! -a long time ago-

恵美・・・『勇者』エミリアエメラダアルバートオルバと共に
『魔王軍』と戦うために旅をしていた時の話

どっちかというとコメディ風味

ただし・・・

自然の猛威は怖い

という部分もあったり・・・

内容的には砂漠地帯の国で協力を求めつつ旅を勧めていたら
ある集団との連絡が取れなくなって、今後の連携も考えて
心配して様子を見に行ったら・・・

トカゲに悩まされていた

という・・・なんじゃそりゃ!?って感じの現実が待っていて
そのトカゲは地元では『ドラゴン』とも呼ばれていて
繁殖期には西から東へ移動するらしいですが・・・

進路上の全てを蹴散らす

という・・・とんでもトカゲみたいですね
大きさは猫より大きく、犬より小さい・・・って結構な大きさな気がしますが
それが万単位で移動する・・・そして『魔王軍』の侵攻で
その移動ルートが南下してしまった結果、連絡が付かなかった一族の
街が進路上になってしまい門が壊れたりと・・・大変な状況になり
エミリアたちはその対策について一緒に考えてくれるように頼まれる話

『魔王軍』が襲ってくるわけではないんですが・・・

リアルに1つの街の崩壊の危機

なんですよね・・・自然現象怖い・・・
ただこのトカゲは南部では貴重なたんぱく質って事で食べられていて
それが好物でめっちゃ長々とそれについてオルバに語る
鈴乃ことクリスティア・ベルがたまたま滞在していて・・・

オイ、キャラ変わってるぞ!?

とツッコミ入れたい気分だったけど・・・このトカゲ料理が
街を救うことに・・・トカゲは危機察知能力が高いらしく
仲間が焼かれたりするにおいがすると危険を察知して避ける
なので

街中のトカゲで焼肉大会だ!

って事でその匂いで東にいって繁殖して戻ってくる大群を
そらそうという作戦が考え出され、火力がない・・という事で
その部分をエミリアエメラダを聖法気でなんとかする・・・という・・・
つまり

延々とトカゲ焼いて?魔法で

というのを任されることに・・・葉虫類苦手らしい二人になんか
深刻なトラウマを植えつけていた感じがしますね・・・
もう二度とこの地域にはこない・・・とか嘆いていたし
ただ作戦自体は成功。街は無事

そこまでなら・・・まぁ笑い話ですんだかもしれないんだけど
最後に街を出発したエミリアが見たものは・・・彼女達が警戒していた
『魔王軍』の一部隊が壊滅している姿。何故かと言うと

トカゲに蹴散らされたから

自然の猛威の前には『勇者』だろうが『魔王軍』だろうが・・・抗えないという
ある意味で自然の驚異を感じさせて終了

オルバがまだ一応正義のために行動しつつも、戦後を考えていたり
鈴乃のキャラがトカゲ料理について熱弁するとかマジ何があった!?って
感じだったりちょっと面白かったですね。

エメラダとかアルバートのキャラの掘り下げも欲しいところだけど
今後機会はあったりするのだろうか・・・

・悪魔と勇者と女子高生 -A happy new year-

貞夫恵美千穂が出会う前の年末年始の話

貞夫はすでにマグロナルドでバイトしていてクリスマスにはシフトが休みで
四郎と共にサンタコスでコンビニのケーキ販売の手伝い

恵美は仕事をしつつ『魔王』を探して現代生活を続け

千穂は高校1年生として先の事を考えつつも暮らしている

そんな感じでまだいつものメンバーが現代日本で面識がない状況だけど

ニアミスしてるじゃん!?

という・・・ある意味で3人の運命的つながりの強さを象徴してる話なのかも

貞夫が売っていたケーキを恵美が買って・・・正体に気づかず

恵美が電車で体調が悪いおばあさんを気遣った千穂とその友人を見て
同じ駅で降りるからとおばあさんの助けを引き継いだり

元旦に全員が同じ神社にお参りに行って、貞夫千穂が落としたお金を拾い
返したときに、つい自分が持っていた5円玉も一緒に渡してしまい

5円・・・ご縁ができた

ってことになったりと・・・未来を知ってる読者視点だからこその
このニアミスが結構面白かったですね。

千穂は全部で45円投げ入れてお参りして、5円を落とした人の分も
お祈りしたみたいだけどまさに彼女の友人が言ったとおり

始終、ご縁がある

って事になるわけですし・・・貞夫の事を祈った千穂自身の存在こそが
貞夫にとって最も大きなご利益って事になるわけですからね・・・
そしてラストは3人揃って大吉のおみくじを引いて終了

内容が探し人が見つかるとか、失せモノが見つかるとか・・・
色々と未来を考えると納得できるものでなり
3人が全員同じ内容だったのも運命的なつながりを感じましたね



本編が『エンテ・イスラ』って世界そのものの秘密に迫りそうであり
ついに色々知っているライラがみんなの前に姿を現したりと
結構重要なことになってる時にこういう過去話があるってのは
結構いいかもしれませんね。

続きは確かに気になるけど、貞夫とかの最初の志とか
恵美『勇者』としての行動とかこれはこれでバックボーンとして
あって面白いものでしたね・・・過去話はもしかしたら
またやるかも・・・って事ですしそっちも期待して待っていようかと。

最後に一文。

サタンのセリフ

なんていうか・・・ある意味でこの作品のはじまりとも言える決意のセリフ
って感じがしたのでこれで

「全員で南を目指す。そこで俺は」

『魔王』になる」


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