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未踏召喚://ブラッドサイン 2

あらすじ

最強無敵の召喚師・城山恭介。

『神々のさらに奥に潜んでいた者』さえ自在に呼び出す、『不殺王』。
そんな彼の本業は、遅刻に脅える至って平凡な男子高校生。

常勝不敗の恭介にも、唯一の弱点はある。
それは、少女が放つ魂の慟哭。

同じクラスの図書委員ちゃんからその言葉を聞いたとき、
彼は少女と依代として契約を結ぶ。
死んだ姉の幽霊『雨中の少女』から、彼女を守るために。

『禁書目録』の流れを汲む正統派シリーズ第二弾!

感想

未踏召喚://ブラッドサインの2巻

表紙は主人公である恭介と彼が通う学園の生徒会長であり
恭介とは顔を合わせれば気さくに話す感じの間柄の楓希

ちなみにこの女の子・・・

今回の敵です!

なんかわかってきた・・・この作品は表紙にいる女の子は
基本的に敵なんだな・・・うん・・・そうに違いない
なにせ前回の表紙はラスボスみたいなもんだったしね・・・

あ、それと楓希を今回の敵だと書いたけど黒幕と言うか
唆したというか・・・そんな感じの事をしたのは

『白き女王』・・・またお前か!?

でしたね・・・ええ・・・今回の事件は最終的に

世界を地獄に変える

ようなものだったわけですが・・・それも全て恭介を手に入れるために、
彼に

『助けを求めた相手を助けられなかった』

という失敗をさせる事でショックを与えて心をへし折って
自分のものにするためだったわけで・・・

このラスボス、マジ怖いわ・・・

そしてさらに言いたいことが一つ

”図書委員ちゃん”って酷くね!?

彼女が酷い人ってわかではなく呼び名です。
ちなみにこれが今回のヒロインの作中での一貫した表記

名前じゃねーだろ!?

とツッコミを入れたいところですが全編を通して一切名前がでてこないんで
彼女のことはこう呼ぶしかないという・・・
せめて名前くらい付けてあげようよ作者さん・・・

さて・・・まぁ全体の感想はこんな感じだったわけですが
内容について言及・・・

今回の事件は恭介『雨中の少女』と呼ばれ噂になって呼ばれている
幽霊の少女が数年前に異常者に殺された姉だと・・・
自分を殺そうと追いかけてきていると図書委員ちゃんが恐怖し
そこにいた恭介『助けて』と言ってしまった事から深く関わることになった事件

こいつ、マジぶれないな

作品冒頭でも空港でテロ事件に遭遇して女の子が母親を連れて行かれそうになって
『誰か助けて』と叫んだのを聞いた瞬間に武器をテロリストに叩き込んでましたからね
もはや病気レベルと言っていいほど・・・助けを求める人を助けようとしてますね。

その前にヒロインの名前くらい覚えろや!?

って感じですが・・・図書委員ちゃんってなんだよ・・・
まぁそんな感じで事件に巻き込まれていき・・・『イリーガル』所属と思われる
殺し屋の召喚師に襲われ・・・図書委員ちゃんとその場にいた楓希を守ろうとしたら

背中から刺され

楓希がその殺し屋・・・勇人の相棒であり『依代』だったのか彼女であり
どっちかというと彼女が主人って感じでしたね

真実はもっと酷かったけど

彼女は元々『テロメアの終端』と呼ばれる召喚師の『依代』であり
彼の目的・・・というか行動理念は

世界にとって不要なものを殺していけば平和になる

という・・・待て、その不要って誰が決めるんだよ
お前らが勝手に決めるなよ!?的なツッコミどころ満載の思想の持ち主であり
でもそれを突き詰めすぎた結果・・・図書委員ちゃんのお姉さんの事件の犯人を
殺す前に殺人事件が起きちゃって被害者がでたので責任を取って自害したという

えっと・・・なんてコメントしたらいいのこれ・・・バカ?

って感じの人だったみたい・・・ただ楓希にとっては尊敬とかそういう相手であり
契約解除でこの世界の事は忘れたけど偶然別の召喚師と契約して思い出し
彼に従う振りをして『テロメアの終端』の息子であった勇人を育て上げ
彼に契約を鞍替えして・・・さらに『テロメアの終端』の思想には
欠点があったとして新しい考え・・・

死のない世界

を作り出そうと勇人と共に暗躍をはじめ・・・その行動の副産物として
現世に現れてしまったのが『雨中の少女』だったみたい。

工場からだす煙に召喚儀礼時にフィールドを発生させる成分を混ぜ合わせて
世界中に薄く張り巡らせて・・・召喚儀礼中は召喚師を絶対に守る防護円を
人類全てに発生させれば誰も死ななくなる・・・という理論みたい

ただ恭介曰く

今の文明は人が死ぬ事を前提に成り立っている

って事でありだからこそ殺人とかが規制されるけど死なないとなると
その箍が外れるし・・・有限の資源に対して無限の生なんてものがあったら
いつか資源が枯渇した時点で人々はどんなに飢えても死ねないという
まさに地獄のような状況に陥るわけで・・・明らかにおかしいです。

それに主人であるのが楓希であり勇人は彼女に依存してる感じで
でも楓希はぶっちゃけかつての相方・・・『テロメアの終端』の代わりとして
考えていて・・・だけど内心では代わりになってないと思っていて
勇人は色々な意味で・・・

これ悲惨だ

って感じでしたね・・・得意な戦法は恭介には通じず
楓希は自分よりもかつて父と過ごした日々の戦いを思い起こさせてくれる
敵である恭介のほうにどちらかというと好意を抱いていたりと
うん・・・報われない・・・しかも楓希

負けることで救われた

という・・・たとえ血の繋がりがあろうとも、新しい道を目指そうとも
それでも『テロメアの終端』には及ばない
やはり代えがないような存在だったのだ・・・と恭介に負けることで証明された
って事で喜んでましたからね・・・いや、マジで救われない・・・

そしてなにより・・・凄いのはこの後・・・『雨中の少女』を・・・
ずっと妹の・・・図書委員ちゃんの世界を救ってくれと訴えていた彼女を
見送ってめでたしめでたし・・・と思われた所に・・・

それが狙いだった

という『白き女王』の邪悪な願いが別の事件を調べていた前回のヒロイン
蓮華彼岸によって明らかに・・・それこそが

『雨中の少女』が生きている

という事実・・・楓希たちの行動で世界に薄く拡散した力場が
『テロメアの終端』が殺せなかったせいで殺人事件が起きたその被害者こそが
『雨中の少女』であり・・・それゆえに儀式に偏りが生まれ
その原因となった事件と時間が繋がって・・・彼女はこの世界に顕現していた

顕現していて・・・幽霊ではないんだから生きてる人間
そして今彼女を助ければ過去においても彼女は助かり歴史が変わる

助けなければ過去に起こった事件はそのまま起きて今の歴史のまま

助けられるはずの少女を見殺しにさせようとした『白き女王』の思惑だと思われたわけだけど
助けようとしても・・・本来の歴史を捻じ曲げるという行為が
何を引き起こすかわからない・・・だけどさらにそれすら罠であり
世界のために彼女を見捨てても未来に召喚されて殺された彼女の死は
過去に起こらない・・・別の事になる
つまり世界のために見捨てても世界を救うことにならない・・・

うわぁ・・・もうぐちゃぐちゃだ・・・

理屈はわかるんですが・・・時間の繋がりとか因果関係とか
もうとんでもない状況になってるよ・・・これ・・・ってか

白き女王が邪悪すぎる

これだけ大事なのに全部それが恭介の心をへし折るためで
今回色々助言していたのもそれに気づかせないようにするため
流石に恭介は違和感を感じていたみたいだけど・・・それでもねぇ・・・って感じ

ただ恭介恭介であり・・・過去の殺人犯が彼女を追って
この世界に顕現して・・・殺されそうになったところに助けに現れ
彼女の本心を・・・

死にたくない、助けて!

という本心を引きずり出して・・・いつものように助けた
そして犯人も・・・殺人犯にならずにすむように助けた

これで世界の歴史は改変・・・図書委員ちゃんのお姉さんの事件は無かった事になり
当然・・・今回の事件も同様になかった事に
みんなの記憶もなかった事に・・・覚えているのは改変者である恭介
力技で無理やり存在を維持して最後まで見ていた『白き女王』だけ

それでも一人増えた世界で・・・笑顔の数が増えたならそれはいい事だ
って綺麗に終わればよかったんですけどね・・・

目の前の人を助けるために最悪の手段を選ぶ

恭介の抱える歪みも・・・はっきりとしてしまう事に・・・
一人の人間が死ななかった・・・それによってもしかしたらより不幸になる人や
下手したら死者すらでてる可能性がある
たとえそうでも助けを求めた目の前の存在のために世界そのものを
塗り替えるような事をして・・・もしなにかあったなら
自分で責任を取ると・・・実際にとれてしまうらしい彼がいう
これはこれで十分すぎるほどの

化物で異常で歪んでいる

って言ってもいい存在である感じもしますね・・・だからこそ
『白き女王』恭介を求めているとも言えるわけですが・・・
全てができてしまう暴力と目的のためには手段を問わない意思
確かにこの二人が組んでしまったら・・・全てがなんとかなるけど
ある意味で・・・全てが終わってしまうような気もする・・・

何気に種類が違うだけで・・・主人公とラスボスが揃って
歪みまくった存在である事は確かなんですよね・・・
だからこそ恭介は信念をきっちりしてないと駄目なわけですが
『白き女王』はそれを折りに来ているわけで・・・さてどうなんだろうね・・・

『雨中の少女』が存在しなくなったけど犯人が別の誰かに無力化されたことで
『テロメアの終端』の思想は失敗に終わったけど・・・自殺はせず
それに伴って楓希勇人のその後の行動も改変されたみたいだけど
さて・・・2巻以降で再登場はあるんだろうか・・・

それと1巻時点ですでに仲がいい感じの自称妹である愛歌
身体能力だけで召喚師の世界で活躍する緑娘藍
彼女たちとの出逢いとか今の関係になった話とかもかなり気になるわけだが
いずれ描かれたりするんだろうか・・・気になるところ

最後に一文。

恭介のセリフ

↑で色々と・・・世界の歪みとか恭介の歪みとか
改変の結果、もしかしたら不幸になった誰かとか・・・
まぁ書いた上で異常だのなんだのと感想を書いたわけで
そう感じたのも確か

だけどそういうのを理解したうえで・・・恭介が叫んだこのセリフもまた
一種の真理・・・というか誰もが思う当たり前だと感じたのでコレで

可哀想な女の子がいて・・・それを助ける手段がある
助けなかった場合に不幸になる・・・
幸せに生きられない女の子がいる事を知っている

なら・・・この行動だって決して間違ってはいない・・・よね?

「本当は、誰だって!

 こうしたかったに決まっているだろう!!」


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>図書委員ちゃん
名前は不明だけど姉の名前が出てたので一応苗字は判明しているみたい。

>テロメアの終端
被害者出て自殺、被害者でなくても引退
なんというかずいぶんと極端な人だなと感じました(笑)
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