スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヘヴィーオブジェクト 氷点下一九五度の救済

あらすじ

クウェンサーが戦場を離れてやってきたのは、
できない事は何もない金と欲望と常夏の海岸工業都市ロストエンゼルス。

しかしその街の実態は、四つの暴力組織がひしめきあい、
戦場より簡単に人が死ぬと言われる無法地帯だった!!

軍事諜報部付きとして招集された彼は、
金髪ビキニ上官・ミリアの指揮のもと
『信心組織』の超大型兵器オブジェクトを無傷で盗み出すという
前人未踏の怪盗ミッションに挑戦する!

そして新たなエリート少女も登場するぞ近未来アクション!!

感想

ヘヴィーオブジェクトの9巻

表紙は今回登場の新しい『エリート』の少女・プタナ
感想は短めで

今回の話を総括すると・・・

クウェンサーがまたやらかした

いつの間にエリートの少女とフラグ

凄く現実的な世界の危機


って感じでしょうか・・・。
今回もクウェンサーがやらかした・・・ってのは『オブジェクト』の破壊なわけですが
その前段階に・・・今回のしょっぱなから諜報部門と協力して

オブジェクトを無傷で奪う

という・・・今までとはちょっと毛色の違う凄まじい事をしてます

もうこの男、なんなんだろうね

って感じです・・・およそ50億の価値がある『オブジェクト』を盗み出すとか
どんだけ・・・って感じです。
しかもその作戦の元になった考えは暇つぶしで考えた机上の空論

それを上層部が興味を持って必要な状況・道具を全部満たした上で
クウェンサーをその『オブジェクト』がある町に派遣して・・・実行
無事盗み出した・・・という運び

その盗まれた『オブジェクト』のパイロットである『エリート』こそがプタナ
作戦成功で諜報部門への出向が無期限延長・・・となり
あらすじにあるような危険な町にしばらく居ないといけなくなるという・・・

あ、うん・・・いつも通りだよね

そんな感じでした・・・なんかこいつらの栄光ってマジ長続きしなかったり
さらなる危険地帯への呼び水になってる気が・・・
ただ今回はこれに加えて、諜報部門隊長であるミリア
今回の一件の不手際で『信心組織』で処刑されようとしていたプタナを救助してきて
仲間に加えてしまったために

自分が破滅させた女の子がすぐ横にいる

という・・・フラグと言うべきなのか命の危機というべきか迷うような
状況になってクウェンサーは自分が作戦立案をしたと隠そうと頑張る事に

まぁバイクを運転するプタナの腰にしがみついたり、常に一緒に行動したり

コイツ、さっさと撃たれればいいのに

とかって事が多々・・・いつも通りにあったりしたんですけどね・・・
ただ・・・この後、『信心組織』『オブジェクト』ミリンダが戦う事になり
そっちは・・・クウェンサーがなんとか作戦を考えて勝利となったわけで
その時にプタナクウェンサーの事を知られたりもしたんだけど
今回の作品の事件の根幹はこのあたりから表面化していくんですよね・・・

天才の誘拐

が世界各地で起きていて・・・そして『ナタラージャ』と呼ばれる何かが動いている
っていう感じで・・・
プタナクウェンサーに対する復讐心は消えずに機会があれば殺そうとするけど
後ろ盾を失った自分の立場もわかってるから他の人がいるならなにもしないと
復讐に駆られて狂っているわけでもなく・・・誘拐事件・・・
それも子供が誘拐されているって気づいた時は所属していた『信心組織』
一部が関与してるとわかっていても戦ったりと

根はとてもいい娘

なんですよね・・・まぁミリンダと比べて身体的スペックとかが凄まじく
視線恐怖症を克服・応用した他者の視線に気づくという才能で
生身での戦闘能力も凄まじいものがありましたし・・・クウェンサー・・・よく生きてたな・・・

そして今回の敵は世界征服でも利益の独占でもなく・・・言うなら

全部見捨てて新しい世界を目指す

って感じの敵でしたね・・・この世界で台頭している巨大組織が巧妙に隠してるけど
この世界の資源の残りはもう驚くほど少なく・・・200年で限界
300年は絶対持たないってくらいまできているみたいで
そんな中で選ばれた天才たちが集まって

超大型の人工天体

を作り出し冷凍睡眠で海底で眠りにつき地球から人類が滅びるのを待ってから
そこを再生する・・・って計画だったみたい。
ただそのために必要な莫大な燃料や資源は足りないとわかりきってるのに
色々な場所から掠め取ったりしたものであり・・・人工天体の・・・『ナタラージャ』
存在を悟られないようにするために最初から切り捨てられる事を承知で
協力している・・・子供達にこんな世界しか残せないという
罪悪感を持つ大人の天才たちもいたりして・・・計画はすすんでいたみたいなんだけど

ふざけるな!

クウェンサーは怒り・・・全力でその邪魔をするために
差し向けられた『オブジェクト』を倒すために全力を尽くす事に。

この時には自分を身をもって庇って・・・そしてかつてクウェンサープタナから奪った
彼女の『オブジェクト』まで彼女を導いてくれ・・・
そして誰も傷つけずに最高の戦果を挙げられたと喜んでいたけど
自分はプタナを傷つけていた・・・って気づいて謝罪してくれたクウェンサー
彼女の『オブジェクト』を技術獲得のために弄ったサクラの謝罪を聞いて・・・

みんなを助けるために戦場へ!

って感じで・・・ここはちょっと燃える展開でしたね。
自分が『エリート』になる事を『信心組織』では両親も含めてみんな望んで
彼女がそれを不満に思っても押し付けてきた
だけどクウェンサーサクラは彼女の不満をちゃんと受け止めて謝罪してくれた
そして組織にいただけでは見れなかった色々なものを見せてもらえ
そして仲間の無事を託された・・・

これで動かなかったら男じゃない!いや、女の子だけどね。

ミリンダからしたら

あれ?なんか前に捕まえたのが援護してくれる?

という謎の状況だけど・・・まぁそこらへんは仲間を信頼してる感じで
この状況ででてきたなら・・・って感じなんでしょうね・・・

今回の事件は『ナタラージャ』側にとっては

何故、邪魔するの?

って感じであり当人たちは迷惑をかけているつもりはなく
ただ人類が滅びるまで眠りその後を考えているだけ
だけどそれは他力本願のようなものであり・・・その為に準備に費やされたもの
そして人材は十分すぎるほどの浪費になってるという・・・
そしてなにより『ナタラージャ』に乗り込んだのは子供たちだけで・・・
彼らを取り巻く環境から大人を信用できなくなっていた・・・ってのも垣間見れて

資源が尽きかけ、人が人を利用する

っていう・・・リアルに滅びの足音が聞こえるような世界なんですよね
何気にこの世界って・・・ただそれでも今を生きてる人々はいるわけで
それをないがしろにしていいわけもないし
大人は信用できない・・・と切り捨てている『ナタラージャ』たちを
なんとか目的を達せさせようと罪悪感からであっても必死に命を駆けて
動いている大人たちもいるわけで・・・結局最後まで彼らは

子供の理屈

でしか動けなかったみたい。
大人はそれを全部受け入れた上でどうにかするために動きますからね。
もちろん子供であっても『なにかおかしい』と彼らの考えに賛同せずに
逃げ出した子供もいて・・・全員が全員ってわけでもないんですけどね

何気に今回の最後の『オブジェクト』は答えが出ない問題を組み込んで
相手の攻撃をズラしていたけど、それを答えが出る特殊な状況を生み出す事
さらにそれをする上の妨害工作で相手の装備の性能を逆に利用
最終的に相手の機能を利用して相手を焼き尽くすという
またトンでもない事をして勝利しましたけど・・・

やっぱり幸せになれない

あたりクウェンサーの運がいいのか悪いのか・・・
ネットに弱点を書き込んで公開して懸賞金を貰おうとしたけど
無断な情報漏えいの賠償金ですべてチャラになっちゃったしね・・・
一応、公開する事で相手の怒りをこっちに向けるって意味もあったけど
クウェンサーヘイヴィアもお金の使い道について色々妄想してたから
絶対そっちの比重が大きかったもんなぁ・・・これ・・・

そして『ナタラージャ』のほうは逃げようとしたんだけど
敵の『オブジェクト』に撃沈されたプタナが海に沈みながらもマニュピレーターとか
必死に動かして・・・

相手の機体の上に墜落

という荒業で行動不能にして・・・助けに来てくれるだろう救援を待つって形で
無事無力化して終了。

プタナサクラから自分の『オブジェクト』をこれ以上利用されたくないなら
自爆させてしまえ・・・と言われていたんだけど、考え直して
そのまま『正統王国』に託し、しばらくは『エリート』関連の施設に送られ
『信心組織』から身を隠す事になったみたい・・・
今後も登場してくれるといいんだけど・・・さてどうなんだろうか

捕まった犯人も天才ゆえに・・・処刑されずに利用されそうだし
そこらへんは・・・どうなんだろね

あと今回は話の裏で脇役っぽいキャラが別の活躍を・・・というか
騒ぎを起こしていたっぽいんだけど・・・そこらへんはなんだったんだろう

序盤で失墜した『資本企業』の幹部っぽいキャラが
色々動いていたっぽいんだけど・・・何かの伏線?
なんかヒロインっぽいキャラとフラグ立てたり、仲間できたりと
復活劇をちゃくちゃくと進めていたっぽいんだけど
そこらへん番外として描かれないんだろうか・・・

それともあらすじで書いてあったあえてブラックボックス的な設定を作って
自由度をあげる・・・みたいなのの一環なんだろうか

今までも言葉だけ登場してきた『安全国』
基本的に主人公たちは戦場にいるので関係ないんですが
今回はその『安全国』が舞台となってみたら

住人の半分以上は軍人で諜報員

って感じの安全とはほど遠い場所だったりと・・・
あえて詳しい描写をださないことでスピンオフとか設定の自由さとかの
余地を残しているみたいだし・・・これ考えてみると凄く楽しそう

なにはともあれ・・・次の巻も楽しみです。

それとあれだ・・・

アニメも楽しみ!

って事でこっちも楽しみに待ってます!

最後に一文。

サクラプタナの会話

何気に重要人物な整備の婆さんなサクラ
そんな彼女とプタナの会話

今回の話の最後の会話。
なんかとてもいい感じだったので。
旧世代の婆さんと今の象徴のような子供の2人だからこそって感じです

「ありがとう、今ある世界を見限らないでくれて」

「こちらこそ。

 あなたのことばのおかげで、

 わたしは広い『せかい』をみせてもらいました」


にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
ヘヴィーオブジェクト 氷点下一九五度の救済 (電撃文庫)ヘヴィーオブジェクト
氷点下一九五度の救済
(電撃文庫)

(2015/04/10)
鎌池和馬

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プタナはいっそこのままレギュラー化して欲しいですね。
この作品レギュラーキャラほとんど増えないし、たまには増えてもいいと思います。
せっかくナース服みたいな防護服着てるんだし、衛生兵に志願とかで配属されないかな。
カレンダー(月別)
11 ≪│2016/12│≫ 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
FC2カウンター
カテゴリー
<< 全タイトルを表示 >>
最近の記事+コメント
最新トラックバック
その他
にほんブログ村 小説ブログへ にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
応援バナー
アオイハルノスベテ応援バナー02

BaseSon最新作『真・恋姫†英雄譚』応援中!

プロフィール

kenkenMk2

Author:kenkenMk2
FC2ブログへようこそ!

生活費を削ってでもライトノベルを買いあさる読書中毒者です。 リンクフリーです!
うりゅー
リンク
グリムス
その他
あわせ読みたい
RSSリンクの表示
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。