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ぼっちーズ

あらすじ

空を自由に飛びたいわけじゃない。

僕が望むのは、普通の人のまわりに、当たり前にあるべきもの。

酸素とチョコレートの次ぐらいに、誰もが気軽に手にしているもの。

漢字二文字で、世界の在り方を大きく変えてしまうもの。

友達。

僕はそれが、欲しい。

僕は独りぼっちだ。

僕は祈る。

どうか届け。

できれば神様に。

奇跡よ、降臨せよ。

友達。僕はそれが、欲しい。

すべてはあの忌まわしき楽園、秘密基地から抜け出す為に。

感想

メディアワークス文庫の4月の新刊

前に単行本で発売されたものの文庫化
何気に・・・結構分厚い・・・

さて・・・この本は

ぼっちーズ

ぼっち”たち”の話です。

基本的に章ごとに主人公が違うわけですが舞台は同じ大学で
時間軸が違う・・・だけど共通点として

主人公は基本ぼっち

っていう・・・そしてたとえぼっちが二人いようともそれは
2人ではなく

ぼっちが1人と1人

っていう話・・・ってか妙に大学生活とかぼっちに至る経緯が
ありえそうな話だったりするんですがこれは・・・

とりあえず章ごとに感想を

7670『いつか君との電気ロケット』

ぼっち『僕』『僕』が恋する中村さんの話

ぼっちなのに恋!?

というとても難儀な状態であり・・・しかも中村さんが結構モテる・・・
『僕』と同じようにぼっち笹島も狙っていたり・・・他にも告白されたりするわけだけど

何気に彼女が変人っぽい?

感じなので・・・告白はみんな断られているみたい。
っていうか・・・うん・・・

なんか最終的に『僕』

友達になってくれ!

と告白して・・・友達になれた?のだろうか・・・何気に結果的に
彼女に一番近づいたのは『僕』だったという・・・どうしてそうなった!?

まぁこの一連の事情に・・・大学の保険医から貰った鍵
そしてその鍵で入る事ができる

秘密基地

があり・・・そこはぼっちが一人で優しくいられる『居場所』であり
安らぎを与えてくれる・・・何気に中村さんは存在だけは知っていて
それに興味を持ち・・・さらに自分が働いてるクレープ屋に
しょっちゅう買い物に来て甘いものを食べてるのに
体型が変わらない『僕』のその性質にも・・・女性として興味を持ったってのが
真相なわけなんですが・・・うん、あれだ・・・

まるで青春感じねー

ただ友達になってのくだりあたりでは・・・そこそこいい感じでしたね
友達作れないぼっちなのに恋人にはできるのか?とか色々思うところがありますが

というか・・・

笹島と友達になってやれよ!?

何気にこの人・・・『僕』の気を引きたくて中村さんを好きって感じを
だしてたみたいだぞ・・・ぼっち同士思うところがあったみたいだけど
『僕』・・・これ完全にスルーしてるぞ・・・さすがぼっち・・・友達作る機会も
華麗にスルーしてる・・・こりゃ生半可な事じゃ友達できねーな・・・うん・・・

ただ・・・ぼっちとして鬱々として・・・秘密基地にただ篭っていた時よりは
彼なりに・・・先に進めた感じではありましたね

まぁ中村さんの興味は主に体系維持の秘密だったり
『僕』『僕』で・・・緊張して喋れないからと喉を無理やり動かすために
いきなり喉を殴って咽たりと・・・こいつら進展するの・・・?って感じですが

8766『朝と夜のオセロ』

主人公は羽生田 順という大学生
前章の『僕』と同い年・・・かと思ったけど

あれ?これ・・・年代進んでる?

って事で今は彼が秘密基地の利用者であり当然のようにぼっち

あーうん・・・がんばれ

彼は『僕』よりはちょっと前向きな部分もあって

秘密基地にいたら駄目になる!

となんとかしようとは思ってもついつい入り浸ってしまい
とりあえず・・・友達つくろうと行動を開始し

森川 豆

という変わった名前の男と知り合いになり

夜にベンチでオセロをする

という妙な関係に・・・でもまだ

友達ではない?

って感じ・・・というか・・・このって『僕』だよね・・・
自分の後に秘密基地を使ってる相手とオセロって・・・

ためしに昼にあって一緒に講義を受けてご飯食べてもみたけど
これで友達なんだろうか・・・とか・・・
普通ならそう思ってもいいんだろうけどね・・・経験ないとね・・・

そして何気に・・・ぼっちとして笹島も登場

レンコンオバケってなんぞ!?

って感じでレンコンっぽいとに言われてたけど
いまだに・・・友達になれそうなぼっちを探しているみたい
ってかこれ・・・

豆とオセロしてる相手だから興味持ったよね!?

うん・・・なんだろう・・・ちょっと泣けてきた・・・
ただ笹島もそうなんだけども・・・ちょっと怪しい・・・

2日ほどが夜に現れなかったので探し始め
3日目に見つけて問いただしに行ったら

え?いや、土日だから大学こなかったんだけど

と言われてたくらいだしね・・・うん・・・そりゃそうだよね・・・
ただそれだけ必死になったこともあって
と似たような居場所を持ってる・・・なら友達だろう・・・って感じで
彼と友達になることを決意したみたい・・・

あの・・・友情だよね?

9861『不正恋愛譚』

主人公は大学生の女性で『私』
やっぱり・・・ぼっち

大学に通いつつ中村さんが働いていたクレープ屋でバイトしてるけど
中村さんはいないし・・・やっぱり時間が違うっぽい

彼女がこの時点での秘密基地利用者
何気に不憫なキャラであり・・・色々と悩みつつ現状をどうにかしなくちゃと
考えてはいるんだけど・・・という感じ

彼女の問題は

彼女の性質と田才

彼女はちょっと信じやすいというか騙されやすいというか
直情的・・・というか・・・そんな感じのキャラであり
それが突き抜けちゃって・・・友達できても疎遠になってしまうみたい

さらに田才・・・前々・前章でも登場した大学に住み着くおっさん
まぁ用務員のおっさんなわけですが彼の間違いメールに
高校時代に返信して・・・それがきっかけでメル友になり
運命を感じちゃって・・・

進路をこの大学に決めちゃった

ってのが問題であり・・・田才から会わないほうがいい
進路はきちんと決めたほうがいいと言われていたにも関らず
出会ってみたらおっさんで幻滅しちゃって・・・という

完全に自業自得な自爆

をしちゃった女性だったりします・・・
この後、大学の噂話で霊園にでる『レンコンオバケ』というのを聞き
肝試しをしているって話とかも聞くんだけど、その中にオバケが秘密基地
探しているってのを聞いて・・・何か知ってるのか?と気になって
霊園を張ることに・・・

昼間に椅子を用意して読書しながら

あ、うん、友達できないわ、コレ

行動がとっぴ過ぎてわけわからんもんね・・・
この結果、何か探し物をしてるらしい剃髪した尼さんに諭されたり
夜に卒塔婆を持った男に追い掛け回されたり
そこを田才に助けられたり・・・と色々あって最終的に自分が
ぼっちを脱出するためには・・・

田才しかいない・・・かぁ・・・

という結論に落ち着いて・・・彼とのメールを再会することにしたみたい
あーうん・・・何気にお似合いなんじゃないだろうか・・・めっちゃ年離れてるっぽいけど

何気に尼さんが中村さんぽかったり、卒塔婆の男がぽかったり
伏線が積み重なりつつあって・・・ここらへんから読み返しつつ読み始めたので
何気に時間がかかった感じが・・・

10957『逆フライング』

『オレ』こと戸井 剛が主人公の話

初対面は好印象なのに何故か2度、3度付き合っていくたびに疎遠になるという
大学入って18人友達を作ったと思ったらいつのまにかぼっちだったという

なんか逆に悲惨

ぼっちですね・・・大学辞めるかーと旧友達に電話するも反応薄いし
結局、残る事にしてるし・・・ってかなんだろう・・・内向的とか
不器用とか性格に問題あるとかじゃなくて・・・

理由もよくわからずぼっち

というもしかしたら一番厳しいのはコイツなんじゃなかろうか・・・
しかも妙に・・・話の内容が少なくすぐ終わった・・・
ラストは

『秘密基地』に行こう!

って思い立って終わったし・・・コイツがこの時点での利用者なのか
それとも臨時講師から噂を聞いて探そうと動き始めたのか・・そこらへんは不明

田才中村さんが一緒にいて、クレープ屋が潰れていたり
臨時講師がぽかったり、電話した蓮池先輩とやらが『私』ぽかったり
やっぱり話が繋がってるぽくはある・・・

12053『清き湖底に住み着く者たち』


友達がいないって、どういう気分だろう。

という

今までのキャラに喧嘩売ってる!?

なモノローグから始まる・・・

凄く痛い真相解明な話

この話の主人公は『ぼく』こと音石 鴨であり
ヒロインはが片思いするクレープ屋で働く吉田さん

は今までのキャラと違って普通に友達がいるキャラなんだけど
秘密基地の噂を聞いて・・・その中の『恋が成就した』って部分を聞いて
自分の片思いを成就させる切欠になるんじゃないかと
秘密基地を探しているわけなんだけど

リア充、爆発しろ!

まさにこの一言が当てはまるくらいに友人に囲まれ・・・そして
今までのキャラ達にはない圧倒的な部分が・・・

自力で道を切り開く力

があるキャラ
吉田さんを食事に誘ったり、一緒に肝試しに行ったりとなんだかんだで
自分でなんとかできてるしね・・・コイツ・・・
ライブやったりするサークルでちょっと試しに歌ってみろ・・・と言われて困惑するも
とりあえず歌ってみたら場が興奮に包まれてサークルの先輩から

お前は与えられる側じゃなくて与える側だな

とか言われてましたしね・・・コイツ、自分で気づいてねぇ・・・

そして霊園での肝試し・・・謎の女性の襲撃・・・手を取っての逃走と
なんかフラグ強化を重ねて・・・霊園で謎の鍵を発見して
それが吉田さんが前に聞いたクレープ屋の金庫の鍵だと気づいて
二人で金庫を開けて・・・でてきたのは

100羽の折鶴

・・・あれ?これって最初の話で『僕』中村さんと友達になりたいって告白した時に
渡したやつ・・・しかもなにか仕掛けがあるっぽいって思わせぶりな・・・
って・・・

告白だった!?すげー回りくどいけど!?

吉田さんは何か書いてある事に気づいて全部紙の状態に戻して
書いてある数字ごとに並べ始め・・・途中でクレープ屋の店長になってた
中村さんが合流・・・その結果・・・

好きだぁぁぁぁぁぁぁ!
付き合ってくれるより、結婚してくれに傾くくらい
愛しているぅぅぅぅぅぅぅ!


という文章が・・・マジ回りくどい・・・というか

この時点で12年経過してる

って事が中村さんの口から語られてます・・・なんて不憫な!?
そしてここでがリア充野郎の本領発揮

これ、ぼくの吉田さんへの気持ちでもあります!

と勢いに任せて告白・・・吉田さんも自分の手を引っ張ってくれる
に好意を抱いていたみたいで告白を受け入れる事に・・・そして

ふ ざ け る な !

と6人の謎の人物が奥から登場

森川 豆・・・大学の講師。『僕』

羽生田 順・・・大学院で発表して褒められた人

菊池 鞠・・・霊園の管理人。『私』

戸井 強・・・鴨のサークルの先輩

田才・・・用務員な野球中年

保険医・・・保険医


の6人であり・・・秘密基地を探っていたを後継者に相応しいか
先輩として見守っていたみたいなんだけど

お前には必要ない!

と全員一致したみたい・・・というか・・・基本的に秘密基地を利用した人間は
その後輩にあたる人を歓迎するって決まりがあるらしく
の出会いもその一環だったらしい・・・
オバケの噂だのなんだのも誘導するためのものだし
卒塔婆を持ってを追いかけたのは
が電話した先輩もで間違いなかったみたい
吉田さんを追いかけたのは

つまり

先輩と後輩の出会いすら自演による必然

たまたま出会って友達になるとかないわー

という彼らの性質から来る行動だったみたい

あれ?なんだろう・・・目から水が・・・

ちなみに田才保険医は話の合間合間に入る

0『秘密基地創世記』

にでてくる墓場野球をしていた大学生と後輩であり
秘密基地を作った創設メンバー三人の中の二人だったみたい。

これに話ごとにちょっとだけ登場した『藍色の服の清掃員のおじさん』
初代隊長だったみた・・・

わかんねーよ!?それはわかんねーよ!?

田才保険医については多分そうだろうなぁ・・・とか思ったけどさ
読み返して思い出せた清掃員のおっさんとか気づかないから!
どんだけだよ!?

しかも秘密基地利用者に保険医が書かせていた書類
あれ墓場野球同好会の入会用紙であり創設の頃・・・野球サークルと約束した
メンバー揃ったら対戦しようって約束を守るためにずっとメンバーを
集めてきたらしく・・・

この6人に初代隊長、中村さん笹島の計9人で参加する事にしたみたい。
一応、ずっとぼっちだったから団体競技を本格的に楽しんだ事がないって事で
いつかやってみたい・・・という田才の夢だったらしいんだけど・・・
遠大過ぎる計画でしたね・・・ええ・・・なにせサブタイトルの前の数字って

創設からの日数

ですからね・・・つまりこの時点で12053日が・・・33年が経過しているわけで
今回の最初のの話からでも12年・・・なんてこったい・・・基本的に3年ごとの
話になっていたみたいですね・・・

最終的にには秘密基地は必要ない、どころか秘密基地の存在は
大学側にばれて没収されたらしく・・・もうなくなってしまったみたい。

まぁのように普通に友達を作れて・・・居場所も作れる人には
最初から必要なかったみたいなんだけど
からしたら・・・個人個人が主張して調和しているわけではないのに
何故か同じ雰囲気をだして一緒にいる

ぼっち達・・・ぼっちーズ

と友達になれない事を残念がってましたけどね・・・
ただ彼らの野球に関しては観戦する事に決めて吉田さんから

初めてのデートは野球観戦ですね

とか言われてたし

ハゼろ、リア充!!

マジ、喧嘩売ってるよ・・・このキャラ
ちなみに中村さんも・・・遅れに遅れた告白についてどうしよう・・・となり
野球の後で返事を・・・って事に

大学生時代ならノリですんだけどこの時点でお互いおそらく30代
結婚がリアリティのある年齢のわけで・・・色々と思うところがありそう
ちなみに単行本ではここで終わったけど文庫版は追加で↓へ

12061『いつかの君と電気ロケット』

ラストから数日後・・・視点での話

中村さんが告白の返事をしにくるわけですが・・・

そういう対象ではない・・・よく知らないから

だから今から知りたい

という希望が残る答えを貰い・・・勇気を出してデートに誘って終了

秘密基地をでる=ちょっとだけ成長する

って感じの話だったわけですが・・・デートに漕ぎ着けるまでに
12年もかかったってのは・・・どうなんでしょうか・・・
でも中村さんはあれでかなり変わった感じの女性ですし
意外ととはいい感じなんじゃないだろうかと思ったり・・・

については爆発しろ!って感じだけど30代の男女だと
そうは思わない・・・不思議だ・・・なにはともあれ・・・頑張れ、

それにしても・・・って名前・・・どうなんだろうか・・・
それと初期から秘密基地の存在だけは聞いていたらしい中村さん
初代隊長である清掃員のおっさんが中村 景というらしいし
どうやら父娘っぽいですね・・・もし結婚とかになったら
初代隊長としては一体どんな感想を・・・というかあれだ・・・
男に生まれると宿命的にぼっちになりそうな予感が・・・

なにはともあれ・・・面白かったですね。

最後に一文。

ぼっちーズのセリフ

流れで好きな女の子に告白してOKもらう鴨に対して
普通に友達いっぱいいて、流れで歌を歌うと熱狂されちゃうリア充に対しての
総スカンなセリフ・・・そりゃそうだ

「「「「「「お前に秘密基地は、必要ない!」」」」」」

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ぼっちーズ (メディアワークス文庫)ぼっちーズ
(メディアワークス文庫)

(2015/04/25)
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