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探偵・花咲太郎は覆さない

あらすじ

「あの人が犯人よ」

「どうして言い切れる?」

「何となくよ。だから頑張って、この事件を解決して」

「それは無理」

「どうして」

「今日も迷える子犬を捜索しないといけないからだ」

ぼくの名前は花咲太郎。
探偵兼ロリコンだ(いや逆か?)。

犬猫探しが専門で、今日もその捜索に明け暮れている。

・・・はずなのだが最近、殺人事件ホイホイの美少女・トウキのおかげで、
望まない大事件がぼくに向かって顔見せ中。

ヤメテー。

『閃かない探偵』のぼくにできることなんて、たかがしれてるんだけどなぁ。

感想

探偵・花咲太郎シリーズの2巻。
メディアワークス文庫は今のところ、これしか買ってないな・・・

あいもかわらず『推理』って言葉からかけ離れた探偵小説だ。

主な登場人物が・・・

ロリコンな閃かない探偵
殺人事件ホイホイな少女
妙にかるい殺し屋
宇宙人(?)
事件を起こす変人・奇人


・・・まぁこの作者さんの作品らしいメンバーだ。

第一章「エニグマ作戦」

またまた殺し屋・木曽川からの依頼の電話から始まる話。

もはや定番になりつつある探偵に人探しを依頼する殺し屋・・・

っていうかもう友達でよくないか?本当に・・・

あいかわらず微妙にいい感じのコンビである花咲太郎木曽川
まぁ花咲太郎の方は完全には気を許しているわけではないし、
木曽川も殺し屋らしい一面はちゃんと見せてる。

今回は犯行の証拠を盗まれた木曽川の手伝い。
探偵なのになにしてんだろうとか、何気に推理してないか?
とかツッコミ所満載のような気もしないではないが・・・
面白いからこれはこれでいいか。

最後は盗んだ相手を脅かしてその証拠を使わせないホラー作戦にシフト。
2人はのりのりで色々と仕掛けを・・・

結果はわからなかったけど普通に友達のノリで楽しんでたよね、この2人・・・
やっぱり友達だよなぁ。

第二章「双子ペット作戦」

うーん、こんがらがってくる・・・

死んだ猫を探してくれと言う依頼で向かった家で双子の老婆と出会い、
まったく発言が噛みあわない2人の間で猫を探して四苦八苦する花咲太郎

この事件の真相は結局わからずじまい。

1人2役で老婆が彼をからかっていたのか、
それとも本当に2人いて、一人が狂人で一人が狡猾という姉妹だったのか・・・

しかも真相らしき2つの事柄はメールでエリオットからの意見を参考。
うーん、やはり閃かない探偵なんだな・・・

でも彼の矜持とも言える猫探しについてはちゃんと仕事をこなしているから有能ではあるのか?

第三章「この電車の行く先で」

電車の中だけで終わってしまった話。
隣に座った人がいきなり殺人予告をするというとんでも展開だが・・・

偶然と必然の話とも言えるのか?

全ての出来事は偶然でもあるけど、人生における偶然は全て必然でもある

結局、能動的には殺人予告をした女性を止めずにそのまま分かれた花咲太郎
彼女がその後、それを実行したかどうかはわからずじまい・・・

でも実際、本当にこういう状況に置かれたらどういう対応をするんだろう。
冗談だと思って取り合わなかったり、からかわれたと思って怒ったり、
はたまた正義感から止めたり、そして特に止めなかったり・・・
人は自分と無関係な人の生き死にに無関心と言うのは結構ある気がする。

私もだが、どこかで死んだ人がいる事はわかっていても、
特にそれに対して何かを感じているとは思えないわけだし。
”死”に対して鈍感なのかも知れない。

”死”に対して鈍感である事も、生きて行く上で大切なような気もする。
あまりに敏感だといずれ必ず訪れるそれに対してまともに生活できなそうだし。

偶然と必然
”死”

なんでこんなに考えてるんだろう・・・この話で・・・
不思議だ。

第四章「花咲太郎は覆さない」

花咲太郎トウキの出会いの物語。
ロリコンである花咲太郎は出会ってすぐ求婚。

駄目だコイツ・・・色んな意味で

この頃の花咲太郎はまだ殺人事件とかに慣れていない感じで、
トウキから聞かされた殺人事件を呼び寄せる性質と、
その犯人がわかる能力を、ロリコンゆえに信用したせいで、
犯人がわかっているがゆえの気苦労が色々と大変そう。

証拠とか推理とかを全てショートカットして答だけを知っている状態で、
殺人事件の犯人とコミュニケーションをとらなければいけない状況ってかなり怖い。
もしこっちが何か知っているかのような仕草を犯人に見せたら・・・とか、
もし自分が何もしなかったせいで犯人がさらになにかしたらとか・・・
色々と気になっちゃうんだろうなぁ・・・

そういう苦労を背負いながらもトウキの言葉を全面的に信じるのはある意味で凄い。
それが愛ゆえにというのもカッコいい。

トウキが十代前半で花咲太郎が大人でなければ・・・問題はなかったんだろうね。

そういえばルイージのあだ名は普通に緑の帽子からだったらしい。
シンプルだ・・・

第五章「水槽の向こう側」

再び木曽川と一緒。

本当に仲いいな、この2人。
トウキと一緒に水族館にイルカショーを見に行って、
クラゲの展示館で猟銃を持った3人組に人質にとられる花咲太郎

なぜ水族館で・・・?

そして何故か偶々そこに居た木曽川花咲太郎の為に人質に。

だからなんでだよ!?

トウキがその前に別行動になった為、殺人事件は起きなかったけど
結局事件に巻き込まれる花咲太郎

彼にとって木曽川犯罪ホイホイなのかもしれない。
なんかコイツに平穏は訪れないんじゃないだろうか・・・

この話では犯人を撃退するために木曽川が殺し屋らしい動きを見せている。
やっぱり普段と変わらない態度でこういう行動ができるからこそ殺し屋なんだろうか・・・

そういえばこういう事に巻き込まれても、事件後のごたごたや後始末については
全然記述が無いな・・・

警察とかになにも説明無く帰れたりは絶対しないと思うんだが・・・
まぁいいか。

エピローグ「立方体の愛情」

花咲太郎は何気にモテたらしい・・・

花咲太郎の高校時代のちょっとしたデートの思い出と、
五章のリベンジで再び水族館にトウキと共にイルカショーを見に行く話。

さすがのトウキも100%事件を呼ぶ訳ではないよう。
そりゃそうだ・・・

高校時代、クラスの女王みたいな存在からデートに誘われるほどだったらしい
まぁなんていうか花咲太郎は興味がなかったみたい。
この頃から・・・ロリコンだったのかな?

まぁ家族とのイザコザがあって自分に余裕が無かったというのもあったみたいだが。

2巻も1巻と同様に面白かった。
なんていうかこの作者の作品はキャラが個性的でその掛け合いが面白い。

3巻もでるのかな?
でるなら楽しみだ。

最後の一文。

花咲太郎トウキとの初対面時の求婚の言葉。
ロリコンとか年の差とか色々と問題はあるけど、
さすがに女の子へのプロポーズにこれは・・・どうなんだろう。

「うん、これだな。暇だったら結婚しよう」

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