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影執事マルクの秘密

あらすじ

──どうして、執事などになってしまったのでしょうね──

エルミナの柔らかな唇の感触を思い起こし、マルクはため息を吐いた。
執事が主に恋しても、これ以上近づくことは許されない。
だが、恋心を自覚した以上、カナメとは距離をおかなくては・・・。

突然の長期休暇に入った家令のドミニクに代わり屋敷を仕切ることになったのに、
悩んでばかりのマルク。
腑抜けた様子の執事を見て、エルミナは案じ、セリアは鬱陶しがり、カナメはある決心をした。
そんなざわついたヴァレンシュタイン家に、「執事」への果たし状が。
同じころ、マルクの兄クリスが何者かの手に倒れ・・・!?

窮地続きの影執事マルク、家令の謎に迫る過去編&カナメ逆襲編。

感想

影執事マルクシリーズの新刊。

前回、エルミナにキスをされたマルク
今回は・・・

カナメにキスされました

こいつの一体どこら辺が不幸なんだかわからなくなってきた。
明らかにコイツは勝ち組だよね・・・

マルクは自分がエルミナが好きだという事を自覚しているのに
カナメを想う気持ちを否定できないというなんとも複雑な心中。
そして本人が気づいていないだけで想い人であるエルミナカナメ
マルクに想いを寄せている・・・

うーん、なんなんだろうこのモテ具合・・・

アイシャマルクの事が好きみたいだけど最近はこの2人のせいか霞んでる。
まぁアイシャには最強のシスコン兄であるアルバが付いているわけですが。
今回も能力の無効化とクーランの身体能力で敵を一蹴してました。
なんか契約者じゃないマルクの仲間や知り合いって結構普通じゃない奴が多い。
兄であるクリス、家令であるドミニクもその能力は半端ではないし。

今回はマルクが2人の女性への想いに悩むのと平行して
過去の話が語られている。

エルミナエミリオの母であり先代の『精杯の姫』であったヴィオラ
彼女を愛した執事と使用人見習いの少年の話。
屋敷で一番謎である家令のドミニクの話。

当時、ヴァレンタイン家の執事であり
今回ドミニクへの復讐と裏切り者の粛清の為にマルク達の前に現れたペイン

ヴァレンタイン家の当主でありエルミナ達の父であるリカルド
殺すために訪れ、彼の能力により失敗しペインに使用人見習いにされた
代々人殺しをしてきた一族に生まれた少年・ドミニク

今とは違い、感情をほとんどださずに論理的な思考で物事を考えていたドミニク
明るく前向きなヴィオラとの触れ合いの中で徐々に変わって行き、
そして彼女の笑顔を守るためにペインに立ち向かった。

ペインはただ彼女の状況を憂い、自分に気持ちが向いていない事がわかったら、
ヴィオラが想いを寄せていたドミニクと一緒に逃げるように言った。

でもドミニクヴィオラがどのように考えるかを考えた上で、
彼女がもっとも望むであろう事を考えて彼に抗った。

マルクエルミナと出会って色々と変わったように、
ドミニクヴィオラと出会いとても大きな変化があった。

母と娘、2代に渡ってとても大きな影響を与える女性だったみたいですね。

そして最後の部分にあったヴィオラドミニクに出す事がなかった手紙。
彼女もドミニクに想いを寄せていた事がとてもわかる手紙。
なんていうか・・・せつなかったです。

ペインドミニクの名を聞いただけで激昂し、彼の周りの人間を傷つけようとした。
それでも彼と再会した時に彼がとった行動はヴィオラドミニクに託した手紙を渡し、
彼がヴィオラを想い涙を流す事を思い出させた。

恋敵であるが故に、ドミニクがどんな時間を過ごしてきたかペインにはわかったみたいです。
っていうか顔を合わせてない時は復讐に駆られ、
顔を合わせると相手の事がわかってしまうという、なんとも面白い関係。

現在の『精杯の姫』を愛するマルク
彼には恋敵といえるような相手はいないけれど、逆の意味で変な状況。
2人の女性に惹かれ、その両方がマルクに想いを寄せているいる。
減殺の場合はエルミナカナメが恋敵って事になる。
まぁ女性同士だしマルクが鈍いせいか仲がいいけど。
こっちはこっちでこれからどうなるかかなり気になる。

今回の最後。
マルクにキスした後にカナメは彼に自分の気持ちを告白。
エルミナマルクが主人と執事という関係である以上、
今回、カナメが想いを伝えた事は一歩リードと言えるかも。

そういえば今回はオウマが大活躍。
その存在感の無さをフルに使ってマルク達を助けたり、マルクに助言したりと
本当に活躍した。
でも仲間ですら言われないと思い出さなかったり、近くにいても気づいてもらえなかったりと
とても微妙な扱いだった。
能力的には彼も凄い強いんだけどね・・・

ペインと彼の相方であるミリエラエルミナと契約。
でもペインはやる事があるため屋敷を去り、
ミリエラも付いていった為に使用人の増加は無し
増えるかもと思えるような描写があったので残念かも。
いずれ2人とも帰って来るのかな?
楽しみだ。

あとがきの予告によると次回はついにセリアの過去。
父親であるアーロンの事もわかるだろうし色々と期待できそう。
・・・まさかこの状況でさらにマルクがフラグを立てるって事はないよね?
アルバがいるし・・・

最後に一文。

現在、マルクが自分の想いではなくエルミナの想いを考え言ったセリフ。
過去、ドミニクヴィオラの想いを考えて言ったセリフ。
自分の想いではなく好きな人の想いを考えて動く2人。
かっこいいです。

「それでは──エルミナは笑ってくれません」

「──それでは、ヴィオラは笑ってくれない」

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