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神さまのいない日曜日 Ⅱ

あらすじ

神様は、15年前に世界を捨てた。
以来、人は生まれず死者は死なない。

見捨てられた世界で、最後の奇跡と言われる“墓守”。

アイは墓守だ。
世界を救う夢を見ている。

その方法はまだわからないけれど、旅はまだ始まったばかり。
傷持ち、ユリーらと西へ西へと向かう途中、アイは、手錠をかけられた少年キリコと出会う。

「百万都市オルタス。世界最大の『死者の国』の民だ」

オルタス。
そこにはやがて訪れる、日曜の時代のための姫がいるという。
アイは傷ついたキリコとともにオルタスへ向かうが―──。

世界最大の死者の街。
“死者の姫”と、姫を守る少年。
神様に見捨てられた世界で、世界を救う夢を見る少女の旅が、始まった―──。

感想

神さまのいない日曜日の2巻。
前回、かなり切ない終わりかただったので今回はどうなるのかと思ってたら・・・

なんか予想とは斜め上の方向に・・・

主人公であるアイ壊れた墓守であった母親・アルファが作った『死者の谷』
そこで母親が死んだ後もその事を知らされずに育てられ、
その生活全てを死者を殺す『人食い玩具(ハンプニーハンバート)』と呼ばれる父親によって
その村を破壊され、そして最後にはその父親の最後を看取り埋葬した。
そして父の友人であるユリーと死者を埋葬する『墓守』である傷持ち(スカー)と旅に出る事に。

アイの父親『人食い玩具』と呼ばれたキヅナ
いい感じのキャラだったんですけど1巻で退場してしまったのが残念。
まぁ探していた愛する女性は死んでしまっていたけど、
その結晶であるアイと出会えた事で彼は幸せだったと思うが・・・

そんなアイ達が今回訪れるのは世界最大の死霊都市・オルタス
世界を救う為の旅にでたのに、自分の生まれ故郷と同じ死者の国を訪れ、
その国に暮らす死者達の様子を見ることに。

アイは、まだまだ世間知らずだし幼いので、これから色々と知っていく感じかな?

そこで出逢った5人の人間から生まれた寄せ集めのキリコ
そして彼の元となった5人の死者
故郷・悪疫・強攻・紅雪・節倹の2人で1人として行動する5人組。
この6人で『欠落五芒星』と呼ばれている・・・

うーん、すごい設定だ・・・ってか絵を想像すると・・・

死霊都市というでけあって百万以上の死者が暮らし生者はほとんどいない都市。
そしてその性質上、ここでは死んでいる事が常識で生きている事が異端

世界を救う事を、あるべき姿と信じた生者はきちんと死に、
そして新しい命が生まれる世界を目指す事にしたアイにとっては大変ショックな事。
なにせ彼等はアイの夢には居場所がなく、そしてアイの夢が叶うと不幸になる。
アイにとってはとても重大な事実だったと思う。

それでも世界を救う事を諦めないアイ
そして出会うのがオルタスの姫であるウッラ

オルタス唯一の生者である彼女に隠された力を知るアイ

目で見た者、声を聴いた者、肌に触れた者、全てを殺す力・・・

正直、この作品以外の作品では災厄以外の何物でもない凶悪な力です。
でも人間が死んでも死者として動き、そして死者しかいないオルタスでは、
そこに住む死者達、そしてこれからこの都市に住む事になる生者にとっては、
欠かせない大切な力。
なんていうかこの作品の死生観はもう凄い事になってる感じ。

そしてかつての自分のように周りが彼女のために付いている嘘に騙されているウッラ
その事を知る、過去の自分を救う機会を得たかのように動き出すアイ

いつもは天然のぽけぽけのアイですが、一度こうと決め、
それに向かう時の彼女はとても子供とは思えないほどの冷静さと行動力を見せる。
この世界には『人食い玩具』であるキヅナ『コロシオハケ』であるウッラのように
特殊な力を持った人間もいるようだしアイにもなにかしら隠されてるのかな?

結局アイがやった事は自己満足に過ぎなかったかもしれないけど、
ウッラが真実を知った上でアイ達を許した事。

そしてそれがアイにとって救いになった事はかなり大きな事だと思う。
アイが世界を救う旅をしているからといって、
アイが誰かに救われてはいけない訳ではない・・・

うん、その通りだと思う。

アイアイで色々と不幸な目にあってるんだから幸せにならないのは嘘だと思うし、
私としては彼女も幸せに生きられるハッピーエンドが訪れるといいなぁ・・・
この世界観で死者の友人もできたアイにとってのハッピーエンドがどんなものかは
まったく想像できませんが・・・

そして予想の斜め上の方向に転がる話・・・

傷持ちに子供ができました・・・

うん、ごめん・・・まったく意味がわからない

オルタスに着いてからずっと謎の声を聴き、体調を崩していた傷持ち
その声の主はウッラの双子の姉でウッラが死の権化なら彼女は生の権化
そして生まれてからずっと時が止まったかのように赤子のままだったもう1人の姫であるセリカ

彼女は傷持ちに反応して時が流れ出し、
彼女を母親として、そして傷持ちは自然とセリカを自分の子供と認識。
普通の『墓守』と異なっていた傷持ちですが、やっぱりなにか特別なのかな?

生まれなくなった赤ちゃんが『墓守』を母親として生まれた事。
なにか色々起きそうな予感を残して終了。

次回もまた舞台はオルタスになりそう。
一体どうなるのか・・・

そういえば最後のエピローグ部分の語りは・・・誰だろ?
アイが仲良くなったライオンさん(シャッド)だろうか?

最後に一文。

ユリーのセリフ。
色々な事を直感的に言い当てるアイに言った事。
なるほど・・・でも笑ってしまったのは仕方ない事かな。。

「・・・君は、そういうのを天然で把握する子だなぁ。

 ・・・空気を読めるのに使えないというか

 ・・・礼儀正しいの無法者というか

 ・・・真正面から場外戦法というか・・・」

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ドラマCD「神さまのいない日曜日」、アイ役で出演。

ドラマCD「神さまのいない日曜日」 2010年12月29日発売予定 15年前。神様は世界を捨てた。人は生まれず死者は死なない。 絶望に彩られた世界で死者に安らぎを与える唯一の存在“墓守”。 「今日のお仕事、終わり!」 アイは墓守だ。 今日もせっせと47個の墓を掘ってい…

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