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本日の騎士ミロク 5

あらすじ

「じゃ、行ってくるね」

なんでもないことのように言い、ミーヤー姫は戻っていった。

一度はなんとか脱出できそうだった王宮 ―動く死者の群れと、
邪悪なベトの魔導士が待つ地獄の中へ。

「ミーヤー、俺も行く!」

走り寄ろうとした俺、ミロクの腕をディアートがつかむ。

わかってる。
人質の命を救うためのギリギリの決断だって。

ミーヤーの背中は凛としていた。
でも、俺は聞いたんだ。祈るような声を。

「・・・必ず、助けに来てよ」

ゾンビVS赤目隊、反撃ターン開始。
ベト編クライマックス。

感想

本日の騎士ミロクの5巻。

今回は前回のベト神聖国編の後編。
敵の魔導士が生み出したゾンビの軍団に追われながら逃げる
ミロクミーヤー王女の前に新たに赤目隊に加わったディアートが合流。
ミロクジュジュの剣を届けた所から・・・

ディアートが・・・馴染んでる・・・

なんていうか軟派で女性によくちょっかいをかけていたために、
その亭主や彼氏から逃げ回っていたせいなのか逃げるのがとてもうまいという設定が・・・

しかも器用なので今回の事件でも色々と活躍・・・
性格や能力など・・・考えてみると明らかに騎士を取り締まる黒鎖隊よりも
ミロク達・・・ジュジュの護衛とわがままを叶える赤目隊に相応しい感じ。

今回の騒動でミロクも彼に対するわだかまりが薄くなったみたいだし、
いい仲間になっていきそうな感じ。
ただし明らかに彼はミロクと同じように苦労するタイプのメンバーだが・・・

そしてミーヤー王女ヴィジャ

2人の絆が・・・凄い・・・

ミーヤー王女・・・彼女はジュジュの友人らしく、本当に強い娘。
不安や恐怖があっても、命を救う為なら危険を顧みない。

今回も魔導士が怪我人を人質にした事でミロク達と別れ、彼に付いて行ってしまう。
救える命を見捨てない為に・・・そしてヴィジャ達が助けに来てくれる事を信じて

ヴィジャ・・・ミーヤー王女の治癒魔法を強化していた”種”魔導士に奪われ
その事から彼女からの治癒能力が衰え不死身の戦士ではなくなったせいで
死への恐怖から剣が鈍ってしまった・・・

ミロクと死線を越えるような剣の稽古をしたりするけど恐怖は振り切れない・・・
だけどミロクジュジュのやり取り、そしてミーヤーが死に掛けた時に
彼は本当の恐怖を知り、自身の死の恐怖を乗り越える・・・

この過程はいい感じでした。
ミーヤー王女の力で不死身ゆえに敵の攻撃を受けても死ぬ事無く戦ってきたヴィジャ
彼がその不死性を失い恐怖するのは当然。
でも人間がその恐怖を感じるのは当たり前。
それでも不死身でないミロク達が戦えるのは、
その恐怖を押し殺しても守りたい大切な物があるから・・・
その事に気づいたヴィジャはこれからもっと強くなりそう。

今でも一騎当千のミロクと互角なのにね・・・
ミーヤー王女ヴィジャの関係も今回の事件で一歩進んだ感じだし
読んでて微笑ましかった。

何気にこの2人も身分違いっぽいけど、
気さくな感じの国王は2人の仲を認めてるっぽい。
なんていうか・・・この作品の王族ってみんなどっか・・・軽い。
権威や自分を誇って他者を見下すって感じの人が全然いない感じがする・・・
まぁそっちの方がいいんだが。

そして今回また少しだけわかったアーニィの事。
1対1だとミロクよりも強いというとんでもな女の子なんだが
彼女にもなんと2つ名が・・・

二代目”跳魚(タツプフィッシュ)”

どうやらちょくちょく話にでてきていた格闘家であったらしい
彼女の2つ名と格闘技を継いだために2代目らしい・・・
アーニィ・・・というよりも彼女の母親の方に色々と物語がありそうで気になる。

っていうかミロクより強いって・・・ぶっちゃけ強すぎだよね・・・

アーニィの母親の話もそうだけど、
今回、最後の最後にいい所を持っていったファリサ
彼女の過去の詳しい話や藍山同盟の話。

トーラットの奥さんの話とか色々と知りたい事は結構多い。

次からは全世界を巻き込んだ話になっていくみたいだし
そこら辺もわかると嬉しいかも。

魔導士が死に際に叫んだ”第八国(エイスランド)”
彼等には彼等の組織があるみたい・・・
完全にオウガン=敵って図式ではなくなってきた感じだ・・・
ミロクの兄・ゴウトがどんな状況なのかかなり気になるな・・・

次回は短編集みたいだけど・・・それはそれで楽しみだな・・・
このメンバーの日常ってそれだけで楽しそうだしね。

最後に一文。

ヴィジャのセリフ。
魔導士によって怪我を負わされ死にかけたミーヤー王女を見て
彼は自らの死の恐怖を・・・死線を越える・・・
何故ならばそんなものよりもっと恐れる事があるから・・・

「俺はようやく理解しました。真の恐怖、真の死線というものを」

「怖いです・・・自分が死ぬのは」

「だが、大切な人が死ぬのは、もっと怖い───!」


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本日の騎士ミロク5巻の感想レビュー(ライトノベル)

富士見ファンタジア文庫のラノベ、『本日の騎士ミロク』(田口仙年堂先生原作、高階聖人先生イラスト)の5巻が発売中です。 表紙は爽やかな笑顔が印象的なジュジュと護衛役のミロク&ビスマルク。 本編では死闘が続いていますが、穏やかで楽しげな日常の雰囲気が伝わっ

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