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幻想譚グリモアリス 4 罪と祈りとほほえみと

あらすじ

キモいシスコン野郎の桃原誓護と冥府の姫君・アコニットは、
なんとか麗王六花のひとつ、ロードデンドロンの当主・アザレアを懐柔し、
一三星樹の権力を奪回した!
しかし―。

「千秋、僕は・・・君たちに、従う」

最愛の妹・祈祝に対する誓護の思いは激しく強い。
未だ鈴蘭と千秋刀真らによって、妹が拉致されたままの誓護は、
冥府に忍び寄る陰謀を感じながらも再び人界に舞い戻る。
そしていのりの身と引き替えに、誓護は彼らの軍門に降ることを誓うが・・・。

心を読む異能を持つ鈴蘭に対して、
誓護は最愛の妹を救い出すことができるのか?

ますます先が読めない猛毒のネオ幻想奇譚。

感想

幻想譚グリモアリスの4巻。
今月6巻がでて完結したので一気に残ってる感想を書いてしまおうかと。

前回の話で鈴蘭の配下になり、麗王と同等の力を得た友人・・・千秋の仲間達に
妹であるいのりを誘拐されながらも、アコニットを助ける事を優先し、
その救出をアコニットの兄である伶人・・・クリソピルムに託した誓護

だけどそれも間に合わなかったようで、千秋に仲間になるように勧誘される・・・
いのりの安全を引き換えに・・・

シスコンである誓護、最大のピンチ!!

その知略で戦う誓護にとって、相手の心を読む鈴蘭は最も苦手とする相手。
それでも相手にいのりの命が握られている限り従わなくてはいけない。
でも彼のアイギスが敵の手に渡れば、大変な事になり
アコニット達にも危険が及ぶ・・・

そんな中で誓護がとった手は・・・

コイツは・・・おかしい・・・

相手が心を読むのがわかっていながらもそれを騙しきろうとする・・・
本当にトンデモないです・・・

周りの仲間達がどう動くかも予想し、さらに何人かには事前に話を・・・
そして自分は自分の作戦が鈴蘭の読心能力に読まれないように
表層にでないようにしつつ、さらにあえて表層を読ませてミスリードする・・・

前からそうだけど・・・本当にとんでもない策士

自分のグリモワールであるアイギスが偽者を用意し、それをわざと心を読ませ教え、
本物の場所に行く為に、相手に道を開かせる。
さらに渡す物は本当に魔力を持つグリモワール・・・ただしアイギスではない・・・
そして絶妙のタイミングで相手が開いた道を利用して本物を自分の元に呼び寄せ、
さらにその道を使って、アコニットをも越える伶人アネモネの雷霆を呼び寄せる・・・

心を読む事すらも相手を騙す1手とする・・・その発想そのものが
彼の最大の武器・・・本当にしゃれにならない・・・

彼の最大の武器は全ての魔性を打ち消す魔刃の書・アイギスではなく
彼の頭脳そのもの!!

彼自身が強いわけではない・・・自分の仲間、できること全てを使い勝つ・・・

燃える展開です!!

そして誓護の友人・・・千秋とその仲間達・・・

彼等は彼等なりの正義・・・そして仲間を想う心がある。
でも彼等自身は力を与えてくれた鈴蘭を疑う事無く、誓護がそれを訴えても通じない。

なんかやるせないです・・・

正しく悪が罰せられる世界を作る・・・ある意味で間違ってはいない
でもどうしようもなく間違ってしまっている方法と状況

鈴蘭くらい悪人らしければいいのに、彼等が皆それぞれ事情を持った”正義”
であるだけに彼等との戦いはやるせないものがあります。
さらに千秋は過去に伶人と彼が深く関わった女性”マリエ”とも付き合いがあった模様。
彼女の歩んだ人生・・・そして最後は・・・確かにやるせない。

そして今回も・・・鈴蘭が密かに狙っている事態が・・・

千秋の仲間で唯一、いのり誓護の状況を案じ、彼らを逃がそうとした由宇
最後の最後まで優しい子でそして千秋達を守ろうとその力を使いきり消滅。
1巻の時も同じように魔力の暴走で消えていった”彼女”と同じ状況。

この時に空に現れる”門”こそが鈴蘭とその裏で手を引いている者の狙いっぽいですね。

完全な悪って訳でもなく、もしかしたら分かり合えたかも・・・
いや、必ず分かり合えたはずの相手が戦いの末、消えていく・・・切ないです。

この事が千秋誓護の仲を決定的なモノにしてしまった気も・・・

今回の事で誓護アコニットだけが知る秘密が・・・
いのりに関わる重大な秘密をかいのり自身が知り事で大きなショックを。
由宇のお陰で最悪の事態にはならなかったけど、これからは彼女も苦しむ事になりそう。
この異常に仲のいい兄妹の仲がこれからどうなっていくかも気になる場面です。

そしてアコニット

本当に・・・どんどん可愛くなる・・・

今回は不確定要素を排除する為にアコニットにも詳しい事を話さずに単身で
千秋達の下へ赴いた誓護

アコニットは彼が無理をしないか・・・
無理をするのがわかっているからこそ彼を助けようと動き出す。

これで・・・いつまで友情って言い張るんだろう・・・

そして地上に赴いた彼女の協力する夜想譚1巻から登場の姫沙に協力を求め・・・
(人間に頼るとか彼女からしたら本当に凄い事なんですが・・・)

そして鈴蘭に挑み、いのりを助けようとする彼女を彼女の友人・アザレアが助ける。
誓護アコニット・・・いつのまにか2人の周りには彼らを助ける仲間達が
本当に増えた事が実感できた。

アコニットがデレてきているのに、誓護がそれにまったく気づかない・・・
なんていうか段々アコニットが可哀想になってきた。
アコニット自身も自分の想いを自覚してないのもアレなんですが・・・

そして最後・・・

鈴蘭を裏で操る黒幕・・・オウピムとその友人・・・天狼(シリウス)の登場。
そして誓護は自分に今まで何度も協力してくれたのが
アコニットの兄・クリソピルムである事を伝える。

色々と秘密も明かされ面白くなってきたこのシリーズ。
続きが楽しみになる話でした。

最後に一文。

気位が高いグリモアリスの中でも最高位の血統に連なるアネモネの女王である
アコニットがつい言ってしまった一言・・・
なんていうか・・・微笑ましい・・・っていうか本当に・・・
そこまで気を許していてなんでまだ友情とか言ってるんだろう・・・本当に・・・

「ナメた口をきかないで。このアコニットの命令するなんて

 ・・・・・・誓護でもないくせに」

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ジャンル : 小説・文学

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No title

MF文庫の新シリーズ(8月)三冊購入ちがたり、ツイてない、この中かに1人妹がいる。
妹いるがよかった。続きがはよよみたい

Re: No title

コメントありがとうございます。

『この中かに1人妹がいる』は何気に気になっている1冊ではあります。
どうしよう・・・
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