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幻想譚グリモアリス 6 かくてアダムに祝福を

あらすじ

キモいシスコン野郎の桃原誓護は困惑していた。

アコニットを王座につけ戦乱を鎮め、
その上リンド=リヤナにもモテて大満足―のはずだったのに・・・。

「いのりお茶しよう?僕が焼いたお菓子もあるんだ」

「いやっ!」

そんな誓護に、妹の祈祝は怯えた瞳を向け、はっきり彼を拒絶する!

ショックのあまり王宮に引きこもる誓護。
兄思いだった妹の身に、いったい何が起きているのか!?

焦燥で誓護が身を焦がしそうな間も、“始源の書”を持つ敵たちは蠢いていた!
やがて冥府界の、さらには人間界の存亡をかけた最後の闘いが始まる―。

スリリングな猛毒のネオ幻想奇譚に、いま美しきフィナーレを。

感想

幻想譚グリモアリスの6巻

ついに・・・最終巻!!

前回の話で冥府の問題は大方片付いたので最後に残った問題・・・

『”穢れ”の顕現インベルサス』『光の王』と呼ばれる存在、
そして誓護が持つ『アイギス』天狼が持つ『イグニス』の2つの魔導書の問題

そしてなにより誓護を巡る女の戦い・・・ではなく・・・

妹であるいのりの問題

とりあえず今回もその頭脳を生かして、光の王と戦いを繰り広げた誓護

友人である千秋とその仲間達と共に、人間の世界で彼等と戦い、
犠牲を払いながらも最後は千秋と二人で光の王を地獄へ強制送還

もう修正不能かと思えた千秋との仲も、鈴蘭の真の狙いを千秋達が知った事で
本当の意味で誓護千秋達は仲間に。

千秋達の死が前提の・・・そしてそれを狙った行動が明かされたんですから
当然と言えるかもしれませんが・・・

それでもあの状況、あの別れかただったので敵対すると思っていたので
予想外でしたが。

そして誓護の頭脳を得た、千秋達も凄かった。
グリモアリスも苦戦した地獄人達をそれぞれの能力で追い詰め、集め、消す。
なんていうか・・・鈴蘭も、千秋達自身も力を使いこなせてなかったって事なのかな?

最後は千秋以外の仲間がやられながらも、抜群のコンビネーションで光の王を倒す。
なんていうか・・・本当に直接的な力ではなく、彼の頭脳こそが
この作品で最強といっても過言ではない力のような気もしました。

そして最後には人間である事を捨て、『魔刃の書・アイギス』の真の主になる事で
その力を全て解放し地獄人(インベルサス)を地獄へ送還。

『天国』への門を守っていた天使『冥府』の番人であるグリモアリスに挟撃されても
まだまだ残っていた地獄人の軍勢・・・それを誓護は・・・

一振り・・・

もう頭脳とか関係なく最強っぽい・・・

なんていうか相手の力を無力化するという力を彼の頭脳で補い戦ってきた最後の最後。
解放されたアイギスの真の力はまさに問答無用でした。
一撃ってなんだよ・・・一撃って・・・相手は”軍勢”だったのに・・・
ずっと言われ続けてきた誓護がアイギスの真の主になれば・・・
って発言はこれを表してたんですね。確かにこれは最強だ・・・

そして戦いの合間で決着を付けた者達も・・・

伶人鈴蘭、そしてアコニット

かつて婚約者だった2人。
ようやく再会し話し合う事ができた2人。
伶人にとって愛する女性はマリエだけだけど、
アコニットと同じく彼女も彼にとっては大事な人である事は変わりない。
だからこそ、伶人が彼女が変わってしまった原因が自分である事を理解しているし、
彼女の罪を引き受けようとした。

そしてアコニット

今までの戦いで王として成長してきた結果が・・・
素直に鈴蘭を今でも友達だと思っている事を伝え、全力で彼女と戦い抗う事で
ようやく2人とも素直に・・・

結構あくどい事を色々としてきた鈴蘭なんですが・・・これはこれでよかったのかな?
最後は自らの意思で煉獄に繋がれたわけですが・・・

そしてもう1つの決着

伶人天狼

同じ女性を愛し、伶人は彼女といるために家も家族も捨てた。
天狼伶人マリエの間に入れない事を理解していながら近くに居た。

そして彼女が死んだ後に天狼が行った事はイグニスを盗み、
それと光の王を利用する事で『天国』への道を開き、彼女と再会する事。

ある意味でこのシリーズの事件の全ての始まりに関わる女性マリエ
いつの間にかどんな人とでも仲良くなり、でも短い生でその人生を終えてしまった人。

伶人天狼の行動を彼女が喜ばない事を理解していたからこそ全力で止めようとした。
それが最後の最後・・・彼等の決着に影響した感じがしました。

会おうとしていた天狼は会う事はできず、
彼に想いを寄せていたらしい星(ステラ)に見取られ、
それでも伶人から聞かされた希望を胸に消滅。

伶人は意図せず『天国』へ至り、そこでマリエと再会。
彼女に記憶はなかったけど、その短い時間と交わした言葉だけでも
伶人がこれから生きていく希望になった・・・

なんていうか本当に最初から最後まで悪人って感じだったのは光の王だけだった。
彼以外は皆、誰かを愛して、でもそれが報われなかったり、裏切られてしまったせいで
道を間違えてしまった・・・なんかやりきれないです。

天狼イグニスから得た力は白い雷霆・・・彼は伶人の立場に・・・
マリエから愛される立場になりたかったという彼の本心から生まれた力なのかも。
何から何まで悲しい人だったかも。

そして世界の真実

全ては『天国』へ行く為の試練・・・

全ての生き物は幸せになる権利がある、けど善人でなければ『天国』には招かれない。
だから『現世』で善行を重ねれば、いずれその魂は『天国』へ行き幸せに
悪行を重ねれば『地獄』へ送られその罪を贖う。

誓護は最初、自分達の世界が『天国』へ行く為の試験場みたいに感じてショックを受けたけど
『神』の言葉と星(ステラ)の言葉でその真実の意味に気づく・・・
人は・・・グリモアリスも・・・そして光の王地獄人達ですらも、ただしく罪を償い
そこに至る事が出来れば『天国』に招かれて幸せになる事が出来る。

全てに平等に幸せになる権利がある・・・これはなんていうか・・・
本当にそうであるならいいなぁ・・・って思いました。

そして・・・

自分が犯した罪を知り、そのせいで兄である誓護にばかり頼っているのは駄目だと考え、
最近は誓護を避けていたいのりだけど、今回登場した水仙のセリフで
自分の素直な想いを叫び、『天国』から帰ってきてから
アイギスの力で閉じこもっていた誓護を中から出させる。

やっぱり・・・妹か・・・お前は・・・

その後はハッピーエンド(?)

誓護アイギスの真の主となり人間ではなくなった(閻界(エンデ)の民になったのかな?)
でも色々と悩んだ割りに決定的になにかが変わったわけではなさそう。
これからもいのりと会えるし、アコニット達とも会える・・・
そこらへんの詳しい説明がなかったのが残念かな?
寿命が延びたりしたのかな・・・グリモアリス並にとか・・・

そして彼を巡る女の戦い。

アコニットとリヤナ

アコニットがようやく自分の気持ちに自覚を持ったりしてきて、
リヤナ誓護にならなにをされてもってくらいアピールしてます。

さらにアコニットの保護者であるドラセナ
リヤナの父親であるストリクノス誓護婿候補として見てる・・・

凄まじいモテっぷり・・・

まぁこれまでの功績を考えてみると当然なのかもしれませんが・・・

最後の最後はメインヒロインらしくアコニットと2人っきりになり

『幸せになろう。一緒に』

プロポーズらしきセリフを・・・アコニットもそれを受けようとしたんですけど・・・

最後はいのりに持っていかれました・・・

うん・・・駄目だ・・・このシスコン野郎・・・色々な意味で・・・

まぁそれでも誓護の大切な存在にアコニットはなっているし、いつか『天国』に至れるように
これからも一緒にいると誓い合った2人・・・これはこれでよかったのかな・・・
いのりも一緒だったけどww

好きなシリーズだったので最終巻で残念だけど面白かったからよかった。

上にも書いた誓護の変化をもう少し詳しく知りたいのと、
結局アコニット麗血開花(アーマメント)の出番がなかったのが残念。
せっかく前回覚醒したのに・・・結局使う機会がなかったな・・・

イグニスによって力を与えられたものが麗王で・・・グリモアリスも最初は
全て人間だったって話ももうちょっと突っ込んで知りたかったかも。
アイギスグリモアリスを人間にする事ができるんだろうか?

最後に一文。

『神』誓護に言ったセリフ。
誰にでもその権利はある・・・だからこそ罪があるならそれを償い
精一杯生きる事が必要って事かな・・・

「人間は、幸せになってよい」

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No title

マシンドールかいてるひとなんですね。
お金があれば買うかな。

出版社別の欄にHJないですがHJのいちばんうしろとか
よんでないです?

MF文庫Jも有名どころ感想ないっからそちらも、、、、、、

Re: No title

コメントどうもです。

> マシンドールかいてるひとなんですね。
> お金があれば買うかな。

ぜひに。

> 出版社別の欄にHJないですがHJのいちばんうしろとか
> よんでないです?

読んでます・・・ただし集めてるのが弟。
すでにそこそこシリーズがあるやつはなんとなく感想上げずらくて。
まぁ確かにHJはあまり買ってない・・・
でもこれ以上かう種類増えると・・・色々・・・ね?

> MF文庫Jも有名どころ感想ないっからそちらも、、、、、、

ゼロ使とか聖剣とか・・・持ってるけどね・・・やっぱりシリーズが・・・
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