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影執事マルクの彷徨

あらすじ

「そやつ、エルミナの婚約者、らしいのじゃ」

騒がしい列車の中で再び目覚めたエミリオは、
エルミナが婚約破棄に向かう最中だったことを知らされ驚愕した。

「──待って待って待って!カナメさん!その相手は―─」

慌てるエミリオに、カナメは瑠璃猫を思わす双眸で言い切った。

「それでもエルミナは撥ねつけるつもりじゃ。
 私はそれにのった。私とエルミナの勝負につまらぬ横やりは許さぬ」

二人の意志に圧倒されたエミリオが、早々とエルミナに身体を戻そうとしたとき。
ピシンッ―、世界はまたもひび割れて・・・!?

“アルス・マグナ”が導く時の中、カナメとエミリオは真実を追う。

感想

影執事マルクシリーズの9巻
このシリーズも結構続いてるな・・・好きだから嬉しい。
今回の表紙はシリーズ初のマルクカナメのツーショット
っていうか白いな・・・カナメ・・・

内容はドラゴンマガジン収録の短編集を改稿してまとめたもの。
前の短編集と同じで<アルス・マグナ>が見せる記憶を
今度は再び目覚めたエミリオカナメが見る形で話は進んでいく。
時系列的には全巻と同じ・・・マルクが色々と頑張ったり、
戦ったりしていたときのカナメ達って感じ

それにしても今月多いな短編集・・・感想が3連続で短編集だよ・・・

○ 第一章 そこが山犬の住処だから

収穫祭を楽しみヴァレンシュタイン家一堂の話・・・

この収穫祭のモデルは・・・ハロウィンかな?

仮装したりして楽しんでるし・・・
なんていうかこの時点でマルクエルミナを異性として意識してるし、
エルミナマルクを意識しているのでちょっとこそばゆい。

まだカナメとのキスはまだっぽいのでカナメに対しての扱いにちょっと溝を感じるけど。

エルミナを探しつつ皆に会い、エルミナと合流後はマルクが昔所属していたサーカスへ。
あいかわらずマルクに敗れた相手が自分の進む道を見つけていく話。

まえに倒したギャングがマルクにナイフ投げでの決闘を挑み、
彼の根性を前に試合に勝って、勝負に負ける感じ・・・
彼はそのままサーカス団に誘われて花形芸人へ・・・

カナメがお気に入りなので、この時点のカナメの気持ちがわかっていないマルクには
ちょっとイラッとするな・・・カナメが不憫だ・・・

○ 第二章 だから彼らは消えることにした

怖い話に怯えるエルミナが可愛い・・・

マルクエルミナクーランに伝わるとされる怪談を話すと、
意外な事にエルミナが怪談が苦手であると判明する話。

ところが怪談の内容である貴族の屋敷で使用人が徐々に消えていく・・・という自体が
マルク達に起こり・・・

実はドラゴンマガジンで短編を読んだ時には普通に怪談話として読んでいたんですが
この巻では結構重要で重大な転機になった話だった・・・

結局、使用人が姿を消したのは季節外れの蛍を見る為で、
最後はヴァレンシュタイン家一堂でそれを鑑賞してめでたしめでたし・・・
でも怪談らしいオチも・・・

怪談で語られるさまよう精霊は、その話をした者の元に訪れる・・・
やっぱりマルクはこういう所が不幸・・・

でも彼がココでこの話をしたのはとても重大な事だったみたい。

○ 第三章 犬と魔眼と異国の硬貨

アイシャの誕生日を祝う話
この巻で一番好きな話。

そしてマルクの兄であるクリスが登場
なんていうか相変わらず神出鬼没すぎるうえに、裏がありそうで怖い。
まぁ彼の場合は女の子の笑顔の為っていう第一条件が常にあるんだけどね・・・
その為に手段を選ばないからなぁ・・・

今回はエルミナの依頼でアイシャの誕生日プレゼントを用意。
なんていうか・・・女の子の笑顔の為にはマメな人だ・・・

何気にこの話でアイシャ”ある事”に気づいているセリフを・・・
これはちょっと”おおっ!”となりました。

そしてマルク・・・

誕生日にプレゼントを贈り贈られる習慣を知らない・・・

えっと・・・頑張れ!

でも最終的にエルミナから人生初の誕生日プレゼント(クリスが17年分という事で用意)
を貰うので・・・まぁ幸せなヤツなんだろう・・・

そしてなんだかんだでカナメマルクの会話はいい。
特にカナメの反応が可愛くていいなぁ・・・

○ 第四章 それが彼女との約束だから

マルクエルミナの為に理髪師を探す話

マルクは特に意識せずに女性の容姿を誉めるので、それでフラグが立っている感じ。
特にカナメには何の臆面も無く賞賛の言葉などを言うので
その度に照れる彼女の反応が可愛い。

色々と鈍い主人公ではあるけど最終的にエルミナ
”本当はなにを望んでいたか”に気づいて自分で彼女の散髪を買ってでたのはいい感じ。
やっぱりこの主従は主従でカナメとは別のいい雰囲気を醸しだしてる。

○ 第五章 そして、尖晶螢(オルネイロ)は踊る

現実世界でのカナメの話

エルミナを守ると約束したのに彼女の体で覚醒したエミリオを見失い
さらに敵の襲撃も重なって心が折れそうになる彼女。

でも離れていてもマルクや他の者達から支えられている事に気づき
彼女なりに頑張る話。

エルミナとの友情とかマルクに対する想いとか・・・
ヴァレンシュタイン家に住むようになって一番成長したのはやっぱりカナメっぽい。
契約者としてはもしかしたら前よりも弱くなったかもしれない、
でも人間として色々と大事なものを知り、大事な人ができた彼女は
やっぱり”強く”なったと思う。

コミック版の影執事マルクの手違い2巻をほぼ同時に読んでいた事もあって
よけいに最初の頃のカナメと今のカナメの違いを感じたからかもしれませんが。

そしてここに来て、クリスと怪談の話ででてきた精霊<フォル・ウォレ>が登場し
危機に陥っていたエミリオ達を助けどうにか一件落着。

なんだかんだいって女の子の笑顔の為に行動するクリス
マルクと似てたりするのはやっぱり兄弟だからなんだろうね・・・

----------------------------------------------

マルク<アルス・マグナ>の力で過去を・・・
エルミナエミリオの姉妹の両親・・・リカルドヴィオラのなりそめを知ったり、
エミリオカナメを襲ったヨシュアエルミナの許婚であるグラハムだったり、
そして彼とジェノバに因縁があるらしい事、
彼がエルミナ達姉妹の父親であるリカルドと同じ<観測者>であるらしい事、
そしてなんだかんだで共存していた感じだったヨハエルがやっぱり敵に回り、
彼の使っていた義手を作った相手と関係があるらしいカナメ・・・

色々な伏線が登場したけど<精杯編>は次巻で終了みたい・・・
ジェノバが色々と頑張るみたいだが・・・

頑張れるのかな彼女・・・微妙にアホな娘だけど・・・

色々な問題が解決して終わるのか・・・
それとも新たな問題が浮上したりして終わるのか・・・
次がどうなるか楽しみだ。

最後に一文。

アイシャのセリフ。
上でも書いたようにこのセリフで『おおっ!』って感じになったので・・・
本当は兄妹だけどその事を妹であるアイシャに隠すギャングであるアルバ
でもアイシャは同じ一族だからと彼に懐き、
アルバはなんだかんだ言ってシスコンなので彼女を可愛いがる・・・

でもアイシャはただ無邪気なだけな娘じゃなく、
彼女は彼女で色々と考えて気づいてもいるみたい。
その事がわかる一言。

孤児だったため誕生日を祝ってもらった事がなく、
さらに自分の本当の誕生日を知らなかったアイシャ
今回、アルバに聞いてサプライズパーティーを開いた
ヴァレンタイン家一堂+アルバだけど
それを聞かされた時に、アイシャが誕生日について確認を取ったのは
それを確実に知っているであろう相手であるアルバだった。

つまり・・・本当の関係に気づいている・・・って事なんでしょうね。
          、 、 、
「・・・・・・本当に?」

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