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Chrome Closed Chronicle 3 クロム・クローズド・クロニクル

あらすじ

“不殺の戦い”という誓いのもと、
カラルモ軍司令官レインを退けたのも束の間、
カラルモ領シャズナ区画がシェイクトエリア第一五連隊の奇襲を受けて
壊滅したとの連絡が入った。

それはぼくたちの人生を狂わせた“災厄の日”の再来となりかねない事件だった。

戸惑うアイリーシュ小隊の前に、
騒動の発端となったはずの第一五連隊が現れ、冷酷な言葉を紡ぐ―。

「全員動くな。これよりおまえたちを国家反逆罪により逮捕する」

容赦なく叩きつけられる現実。
変質していくそれぞれの真実。
そして、ロイ隊長が告げる驚愕の事実。

果たして、若き“想念士”たちは想いを武器となし、己が信じる理想を貫けるのか!?

感想

Chrome Closed Chronicle-クロム・クローズド・クロニクル-の3巻。
今回で完結です。

とりあえず、前回の感想で書いた事で訂正が・・・

ロイ隊長、あんた凄い人だったんだな・・・ごめんなさい

第一巻から名前だけはでてきていた、いずれ誕生する『国境なき独立想念師団』
今回、ついに誕生しそれを旗揚げしたのは、いつも不真面目で格好もふざけていた
第一〇連隊隊長であるロイ

どうやら不審な点があるシェイクトエリア上層部を欺く為に、
ずっとふざけた態度を取っていたみたい。

今回ついにシェイクトエリアから独立し、自分に従ってくれる部下達と
『国境なき独立想念師団』を旗揚げ、
彼らが住む世界・・・ウルバスを救う為だけに・・・
戦火を平定する為に生まれた部隊・・・

なんかカッコイイ・・・部隊もロイ隊長も・・・

いつもふざけているけど、実は凄いってキャラは結構好きなんですが、
今回のようにふざけていると装っていて、実は・・・ってキャラはもっと好き。
特にロイみたいな本質が凄い真摯で真面目な人だとかなりいいかも。

そしてカラルモ軍との戦い・・・

指揮官であるレインから前回の戦いであっても相手を殺そうとせずに
”不殺の戦い”をしたアイリーシュ達の事を信頼したのか、
彼女が知るウルバスと呼ばれるこの世界、そしてそこに住む人間達の真実を聞かされる。

かつて反映していた人類の為の『器』としてのクローン体

確かに不自然な世界設定やそれほど遡れない歴史とか・・・違和感はあったけど
これは・・・ちょっと・・・キツイ設定・・・

そして自分達を『回収』しようとするオリジナル・・・レイスフェーダ人に対抗する
ガルシアの真意と彼女が抱える宿命

かつて訪れた”暁の人”と呼ばれたレイスフェーダ人であるイークレオン
彼女と結ばれたウルバス人との子孫である彼女は
ウルバス全体を救う為にずっと活動してきた・・・

ロイが語ったシェイクトエリア上層部の陰謀も相まって
ここにきて完全にカラルモ側は敵とは思えなくなってきて・・・

アイリーシュイークレオンの子孫としてウルバスを救おうとする
ガルシアを”殺さないで止められる”唯一の相手として対峙し
ロイカイムの力を全て借り受けてガルシアの操る
”紅き六瞳の獣”を倒し、彼女が抱えていた宿命から解き放った。

どちらも誰かの為に戦う2人・・・わかりあえてよかった感じ

そしてその後は『黒幕』『最大の危機』

かつてシェイクトエリアを襲った”災厄の日”を引き起こした
本当の黒幕であるブランフォードアイリーシュの父親の会社を乗っ取ったゴスタフ
完全に”自分の事しか考えない”身勝手な相手で、
そこら辺がウルバスの為、誰かの為に戦ってきたアイリーシュガルシアと対比になってる。

っていうかまったく救いが無い相手だ・・・

お互いや部下をまったく信じる事も無く、あっさるゴスタフを裏切ったブランフォード
そして部下やウルバスの市民を全て犠牲にしてでも自分だけが助かればという自分勝手な男

カラルモ軍と第一〇連隊・・・垣根を越えた連携で彼等に対峙して
アイリーシュ小隊の面々もそれぞれ己の戦いをする。

ここらへんの小隊メンバーそれぞれの行動も凄くいい感じ。
そしてロイ隊長ガルシアの間に流れるちょっといい雰囲気もいい感じ

ロイロイで”災厄の日”に色々と大切なものや人を亡くし、
ガルシアは己を全て捨てて、使命の為に努力してきた。
両方とも基本真面目で真摯だからお似合いではあるのかも。

最後にはブランフォードのせいで発動したガイナ・ソドムと呼ばれる『罠』
ウルバス人全てを鉱化し『器』である彼等の体を無傷で確保する装置

なんていうか本当に酷い装置だ・・・

でも最後まで”不殺の戦い”を貫き、『国境なき独立想念師団』の団長を受け継ぎ
そしてウルバスに住む全ての人を救おうとしたアイリーシュとその仲間達。
そしてその思いに答えた全ての想念士と全ての市民の想いが
一つになり、ガイナ・ソドムを打ち消す究極の”罠”
『双子の月(ルナ・マルダ)』の起動に成功。

まさに機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)

カイムの妹であるセレーナを苦しめていた鉱化病・・・
そして人を襲う機械生命”罠”が点在する『無窮領域』
アイリーシュの心臓を蝕んでいた”紅き六瞳の獣”の爪の消滅
そして機械生命を操る想念士の能力

全てが消滅し残ったのは平和な世界・・・

なんていうハッピーエンド・・・

小隊のメンバーであるクーイキャロンの関係
アイゼルカラルモ軍の指揮官で実はアッダルエリアの王女であったレイン
真面目ながら初々しい関係(交換日記って!?)
宿命からとき離れて笑顔を見せるようになったガルシアロイ

そしてプラセータの代表として父の会社を引き継ぐ事になったアイリーシュ
彼女とずっと一緒にいる事を誓ったカイム+セレーナ

平和になって、未来が開けた世界で希望を持った彼らがこれからも生きていく・・・
本当にハッピーエンド。全て解決した感じでよかった。

ちょっと急ぎ足な感じがあったけどこれはこれでいい終わり方だった。
最後はアイゼルが書き記した歴史書って感じで締められていた。
彼はちゃんと自分で歴史書を書き記したって事みたいですね。

クーイキャロンロイガルシア
アイリーシュカイム、そしてアイゼルレイン
記されていた名前はこの4組が夫婦になった事を表してました
苗字が同じになってましたし。

でも1個だけ・・・1個だけ気になる事が・・・
上の4組は同じ苗字になって夫婦になったっぽいんだけど
記されていたもう一人の名前・・・カイムの妹であるセレーナ
彼女・・・苗字変わってないけど・・・結婚しなかったのか?
まぁシスコン気味の兄と義姉の存在のせいもあるかもしれんが・・・どうなんだろう。

最後に一文。

アイリーシュカイムのセリフ
ガイナ・ソドムが発動する危機の中、意中の相手に想いを伝え合っている中で
アイリーシュが戦いの後・・・色々大変な事があり
それは1人ではきっと無理だから・・・だから彼女はカイムにこの言葉を言い
そしてカイムはそれに答えた。
まぁちょっと遠まわしの告白なんですけどね。

「それはきっと一生をかけての大仕事になるぞ
 ・・・忠誠を誓えるか?」


「忠誠、誓うよ」

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