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ウェスタディアの双星 8 最終決戦の章

あらすじ

銀河に衝撃を与えた三国同盟の発足。

面子を潰されたルフェールは二万の大軍をウェスタディアへと侵攻させる。
しかも、名将と名高い提督を二人も付ける力の入れように、
同盟側には緊張がはしる。

約定を違えることなく、同盟国からは援軍が出撃する。

だが、その数を加えても同盟軍は一万三千隻と
ルフェールの大軍には遠く及ばない数だった。

しかも、前線の救援を捨て、同盟軍と合流することを主張するアルファーニに
バドエルは反発。
バドエルは単身、前線に赴いてしまう。

双星が分かれるという異常事態に戦況は混沌を呈してきて―。
独立を懸けた最後の戦いの行方は!?

感想

ウェスタディアの双星の8巻
最終巻です!!

前回、同盟国であり、そしてある意味で庇護者でもあるルフェールの横暴から脱却する為に
シャムラバート、トラベスタと同盟を結んでウェスタディア

面子をつぶされた上、自業自得ともいえる敗戦の責任を盾に
今回はこの世界のもうひとつの大国・ルフェールウェスタディアに牙をむく・・・
しかも相手は2万の艦隊と名のある提督を2名という念の入れよう。

しかも戦闘前に、ウェスタディアの双星であるバドエルアルファーニ
取るべき作戦の内容についてで仲違いしてしまい、
バドエルは手勢だけを連れて先へ。

いや・・・だから・・・凄すぎだって・・・

○ 最初の戦い

総勢1500で敵2万に対しての防衛線
ここは守りの名手であるユリアヌスが活躍。

敵の裏や裏の裏、さらに相手の猜疑心、2人の提督による不和
そして要塞にこもるという地の利を利用して圧倒的な戦力差による攻撃に耐えた。

○ 第二段階

事前にユリアヌスから連絡を受けていたバドエルが敵の補給基地を強襲。
基地を守る為に敵の艦隊は半分に・・・

○ 第三段階

ユリアヌスの頑張りによって結構な打撃を受けた敵艦隊
半分が補給基地に行ってもまだ圧倒的な戦力で徐々に要塞を攻略し始めるが
このタイミングでアルファーニ率いる同盟艦隊1万1000が到着

どうしろっていうんだ・・・コレ・・・

疲弊しながらも、そして補給を脅かされながらも、
そして救援のために艦隊を半分に分けながらも
もう少しで要塞を落とせる・・・そう思った瞬間に自分達より多い援軍。

タイミングが悪すぎる・・・って感じだけど、
ユリアヌスが守りに使った作戦も、バドエルに補給基地を襲わせたのも
全てアルファーニの指示で行われたこと・・・

それは・・・未来予知かなんかなのか?

相手の心情や猜疑心、全てを戦闘前に読み切り
さらにその場にいない状況下でもその作戦に狂いはなかった。
ここまでくるとコイツの才能は頼もしいより怖いってレベルだ・・・

たぶん自分達が到着するタイミングも全部計算してたと思うなコレ・・・
でもこんなとんでもない作戦を考えるアルファーニだけど
作戦のもっとも重要な部分は信頼で成り立ってる感じですね。

いつもはバドエルの指揮ならきっと切り抜けられる、
今回はユリアヌスだったら守りきってくれる

そういう信頼が作戦を支えてるように思える。
これがアルファーニのいい所の気がします。

そして何気に奮闘したユリアヌスは当初は冷たい態度だった
女性仕官に熱烈な感謝を浴びせられるほどの信頼を得てました。
本人はまったく気づいてないっぽいけどフラグ立ってるよねコレ。

前回の祖国の命令を裏切ってアルファーニ達を助けた行動のせいで
亡命する事になった彼だけど、なんとかなりそうだよねこの人も・・・
アルファーニの作戦を実行し成功させられるってだけで
彼が常人じゃないって証でもある気がするしね。

○ 第四段階

ここからはアルファーニの予想外の部分。

謎の艦隊と遭遇して、それを避けた為に救援に来た敵の艦隊と遭遇。
こっちでも約1万と1000という・・・これまたありえない兵力差での戦い。
しかもこっちは要塞に篭っての防衛戦ではなく、艦隊戦
それで10倍って・・・普通は逃げる方法を考えるよね・・・

それでもバドエルの圧倒的指揮能力とローゼから借りたジェルトルーデ隊の力で
敵の陣形を食い破る寸前までいくが被弾により速度を殺され絶体絶命

そこで・・・そうくるか・・・!?

アルファーニの作戦の欄外の出来事なのでどうなるのかな・・・と思っていたら
最初にバドエル達が遭遇した謎の艦隊が救援に
これで戦闘で減った敵約9000に対して4500という戦いに・・・
これでもまだ兵力差が倍だけどね・・・

でも結局はアルファーニ達の勝利が伝わり、
相手は自分達の圧倒的振りをさとって敗退

勝利という結果でアルファーニバドエルを助けたって事ですね。
やっぱりこの2人の関係はいい。

謎の艦隊の正体は、前回の話でアルファーニの案とバドエルの誘いで
ルフェールの命令に背いて一緒に戦った
アルノーラ王国カルデンドルキン連邦ラミンの両将軍

どうやらバドエルの危機に駆けつけたらしい。
しかもユリアヌスと似たような感じで祖国から追放され
ウェスタディアに亡命するということ。

なんか戦力・・・というか指揮官だけなら半端ないメンバーになるな・・・
これでルフェールとの戦いは勝利で終了。

小国3国の同盟だったけど、実際に強国の干渉を退ける力を見せた事で
同盟に関する関心が一気に高まった戦いでもあったようだし
この勝利はとても大きなものだったみたい。

でも後半部分は結構ショックな出来事が・・・

4巻で起きた反乱騒動の黒幕であるピサーニ
チェザーリの大切なものを・・・ルシリアウェスタディアを滅ぼす為に
敗戦で荒れるルフェールの書記官の力を借りてルシリアの暗殺を計画。

バドエル達が護衛する中、巧妙に迫る彼女を止めたのは
彼女と昔馴染みであるチェザーリ

ウェスタディア、これから誕生する共同体
前王との約束、そして自分に想いを寄せてくれているルシリア
自らの夢である平和な銀河を誕生させるため、

そして自分の後を継いでくれるであろうアルファーニ
祖国やしがらみ等に囚われず、
護るべきものを護ってくれるであろうバドエルへの信頼を持って
自らの命と引き換えにピサー二の野望を止めた・・・

まさかここにきて、チェザーリが亡くなるとは・・・
せっかくいい感じになってきたのにルシリアが可哀想だった。

でも彼の死を受けてバドエルアルファーニもそれぞれの道を行く事に。
彼の意思や夢はちゃんと皆に受け継がれたって事かな。

バドエルアルファーニの道は分かれたみたいだけど、
この2人はどんなに離れていても絆が繋がってるだろうから大丈夫だろうなっていう
変な確信を残しつつ終了。

ロアキアは前回の話で、ルフェールは今回の話で痛手を受けてしばらくは動けなそう。
そして共同体に興味を持つ色々な国が出てきた。
まだまだ問題は色々とあるだろうけどウェスタディアはきちんと未来へ向けて進んでる。
これはちゃんとハッピエンドなんだと思う。

ただちょっと駆け足ぎみだったのが残念だった。
前回、三国同盟の成立や、自分の命を狙う暗殺者から自分を庇って傷ついた
ベルセルミナの言葉から兵を引いたロアキアオリアス

彼等の話にはまったく触れませんでした。
なんかいい感じに発展しそうだったオリアスベルセルミナ
2人がその後どうなったかとかも知りたかったんですが・・・
そこら辺はやっぱり残念。

まだまだ続けられそうな気もしたんですが・・・
残念ですがそこは仕方ないってところでしょうか。

バドエルが立てたシャーラルチーナとのフラグ。
そして今回、かなりいい感じの態度だったラミンバドエルの態度とか
そっち方面の問題も気になるんですけどね・・・

アルファーニは最終的に姓がジェルトルーデになるらしいので
ローゼの家に婿入りで確定なんだろうね・・・

最後に一文。

バドエル共同体がそれぞれ軍備をだしあって発足した連星艦隊の司令官に。
アルファーニチェザーリの後を継いでウェスタディア宰相に。
それぞれ別の道を行く事になった双星の2人

違う道を歩く事になっても、願う事は一緒。
そして離れても二人の絆は揺るがない。
そんな確信が持てる2人のセリフ。

「じゃあな、相棒」

「ええ。また」

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最終決戦の章
(電撃文庫)

(2010/12/10)
小河 正岳

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ジャンル : 小説・文学

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No title

できとしてはかなり酷い最終巻であることは否めない。
帝国と皇帝さんマジ空気ってどうなの?
あそこまで出てたキャラが最終巻では出ないとか、どうみても打ち切りにしか見えない。
あと、敵役の将軍が雑魚すぎで雑魚すぎで何処が名将なんだかと。
艦艇は多いのにまともな参謀すらいないとか描写が薄っぺらいことこの上ない。

正直金返せってレベルです。

Re: No title

コメントありがとう・・・

えっと・・・みんなが思っていても
言いにくい事をズバっと言いますね・・・

No title

7巻までは普通に楽しめたけど8巻は正直微妙ですね・・・・。
ユリアヌスは活躍したけどアルファーニはろくに前面に出てないし
バドエルの戦闘描写もあんまり緊迫感ないし・・・。
ピサー二があそこまでウェスタディアという国に恨みを燃やす理由も描写が薄い気が。
割と楽しみにしてたのにこのまとめ方は残念です。
まるでジャンプの打ち切りを見てるみたい。
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