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死想図書館のリヴル・ブランシェ Ⅲ

あらすじ

イツキ様。
このような格好で失礼いたします。

いえ、このバニーガール姿は、決して給仕服に飽きたからというわけではございません。
これは、死書『不思議の国のアリス』の仕業です。

この悪夢と無邪気の少女幻想から抜け出すため、
私達は死書『アリス』を封印せねばなりません。

ところで、死書『アリス』が最も優先するのは“享楽性”、楽しむことです。
つまりイツキ様。『三月のウサギ』に変えられた私は、その影響でとても発情しています。
不躾なお願いとは存じますが、その、イツキ様が慰めてくださると―。

感想

死想図書館のリヴル・ブランシェの3巻

今回の話の中心となる死書『不思議の国のアリス』
印象的にはそれほど危険せいがないように思ったんだけど、話の内容を思い返してみると
あれって結構色々厳しいところあるよね・・・

それにこの本ってどうしても『ARMS』を思い出しちゃうんだよな・・・
ジャバウォックとか特に・・・

そして今回は・・・リヴルが・・・

バニーガール・・・だと・・・!?

しかも死書『不思議の国のアリス』の影響を受けて、物語に準えて発情中

なん・・・だと・・・!?

それを発散する為にイツキに頼むわけですが・・・
ってどんな状況だよ・・・

一方で事態は結構深刻・・・特にイツキにとっては・・・

幼馴染で1巻の事件では一度は死なせてしまった未耶
そして最愛の妹であるユズキアリスの作り出した異世界の取り込まれ、
イツキ達の前へ・・・

そのせいでイツキ達は戦力を分けざるをえなかったし、
イツキの冷静さを削るという意味ではかなり有効な手段だったっぽい。

そしてさらにアリスに協力し、イツキを殺そうとするシン

イツキとは別のクラスの人間でその横柄な性格などから
いじめられ、それを未耶に助けてもらっている事から彼女に想いを寄せる少年。
という訳でイツキを本気で殺しにきます

どんだけ逆恨み!?

まぁ好きな女の子に一番近しく、
そしてその女の子が想いを寄せているように見える相手・・・ですからね。
彼の告白シーンを意図せず盗み聞きしてしまったという点もあったし・・・
微妙に病んでてストーカー気質のあるシンですから
利用されたって言うのもあったんでしょうが・・・
それでも・・・ねぇ?

本当のところは同属嫌悪だったって事だったみたいですけどね。

彼と戦いながらも、彼を殺す事を選択しようとしなかったイツキ
そしてアリスが仕掛けた罠の中で自分の見たくなかった闇を見せられながらも
折れる事が無かったイツキ
そして一線を越えてしまったシンをも最後まで助けようとしたイツキ
これが彼の優しさと強さ

そして似ているけど、シンには足りなかったイツキのいい所だと思いました。

そして

あいかわらずカナが万能すぎる・・・

一線を越えて、人の姿すら保てなくなっていたシンを助けたのは『主賓客』であるカナ
友人である未耶を傷つけた相手としてシンをその名の通りに食べちゃった・・・
あいかわらず妙なところで残酷な娘さんでした・・・
まぁ従者であるセットゥがきちんとシンと同化していたジャバウォックと彼を
切り分けて、ジャバウォックの部分のみを食べたみたいですが・・・

うん・・・なんかやっぱりなんでもありだよね・・・この娘

主人公より圧倒的といえるほどの強さを持ち、
さらに主人公達がどうにかしようとしていた問題を比較的あっさり解決。
なんか彼女が居れば大体のことは片付くんじゃないだろうか?

そして事件を引き起こした本当の黒幕

変わりたくない・・・

誕生日を翌日に控え、変わることを恐れたイツキの妹であるユズキ
彼女のその思いがアリスの目に留まり、そしてアリスはそれを叶え
今回の世界を紡ぎだした。

今が十分幸せならば、それが変化する事は怖い。
でも変化しないでいるのもそれはそれで怖いものである・・・

確かにそのとおりで、難しい事の気もしますね。
『今』が幸せだと無理に『明日』を見ないものなのかもしれない
だけど『明日』は確実に来るわけで・・・
望もうと望まなかろうと変化せざるを得ないんでしょうけどね。

自分の忘れそうとしていた心の闇に立ち向かったイツキ
そして変化を恐れ、異界を生み出し・・・
それでも最終的には変化を受け入れたユズキ

ある意味で今回の話は黒間兄妹にとってはいい成長の機会だったのかも。
まぁユズキの方は覚えてはいないけれど、影響は残っているだろうし。
これからの2人が楽しみ。

シリーズとしてはイツキ・カナに続く新たな主が誕生

『死想図書館』の主である『筆記官(ライター)』 黒間 イツキ
『死食レストラン』の主である『主賓客(イーター)』 金野 カナ

そして

『死作工房』の主である『製作者(メイカー)』 赤崎 シン

あれ?なんか仲間になってるぞ・・・コイツ

戦いの終わった後は冷静になったせいかイツキに助言をしたり、
彼もイツキを名前で呼ぶようになってお互いを認めた感じがあった2人。
実際に憑き物が落ちた感じのシンはいい感じに落ち着いていたんですが、
何故か『製作者(メイカー)』に・・・

一応、今回の事件を引き起こした責任もあるし、懲罰も込めてそうなったみたい・・・
イツキとは友人というよりもライバルって感じでこれからが期待できそう。
なんか本当にシンは最後の方になっていろいろ落ち着いたいい人になってる。
イツキとはお互い嫌いだけど認めてる・・・って感じになってるけどね。
彼は色々な道具を作ってイツキをサポートしていくって事になるみたいだ。

さらに今回は最後の1つである『死聴音楽堂』の従者である『青の双子』も登場。
彼等の主になるべき『演奏家(プレイヤー)』はいまだ不明。
やっぱり苗字に色が、名前がカタカナであるキャラになるんだろうな・・・

怪しいのは未耶が憧れる生徒会長(女性)
ヴァイオリンができるって設定がちょろっとでていたのが伏線っぽい。
男2・女2でバランスが取れそうだしね・・・
まぁあくまで予想でまったく別の新キャラの線も捨てきれませんが・・・

なにはともあれ次も楽しみだ・・・
次はリヴルがどんな服を着るのかな・・・

そういえば何気にイツキ『邪神秘法書』ともフラグ立ってるんだな・・・
幼馴染を殺した死書・・・でも今度こそ彼女を護る為にも強力な力がいる。
だからこそ『邪神秘法書』と協力してるわけだけど、
本人の人の姿をした者を殺したくないっていう甘さが原因でもある。
でも、それはそれで保護欲を誘ったりするみたいだ・・・

イツキリヴル達がいなくて寂しがる『邪神秘法書』は何気に可愛らしかった。
『邪神秘法書』・・・なんだけどね・・・

アリスアリスで黒猫の姿になってイツキに懐いてる感じがあるし・・・
死書に好かれるのも『筆記官』の特性の一つなんだろうかね・・・
本人は欲情したリヴルに色々と辟易としていたんですが・・・
ここらへんどうなるんだろう・・・

未耶との関係は微妙で、リヴルとは何気にいい感じだけど
リヴル自身があくまでイツキの従者で隷属しているって形を誇っているくらいだから・・・
こっちも微妙。
今後、恋愛方面の進展とかあるんだろうか・・・このシリーズ・・・

最後に一文。

イツキシンのセリフ
今回の事件を通して生まれた2人の友情というかなんていうか・・・
絆が感じられるセリフ。
シンイツキと対等であることを証明する為に道具を作りイツキの助けになると決め、
そしてイツキはそれを受け入れ、憎まれ口を・・・
なんかこういう形の友人関係というかライバル関係っていい感じだ。

「期待しないで待ってるぜ、シン」

「言っていろ」

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