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影執事マルクの決断

あらすじ

「服、返してください」

涙の跡を拭おうともせず、マルクはセリアに訴えた。

婚約相手に婚約破棄を告げに来た主・エルミナを、
陰からサポートしていたハズのマルクだったが、
何故か女装させられ行動しなければならなかった。

敵対する契約者にまで生暖かい眼差しを向けられ、身も心も傷つきながら、
それでも戦いは続く―。

一方、婚約者グラハム=ヴィルヘルムの策略により軟禁状態のエルミナは、
カナメの助けを借り旅館を抜け出し、
自ら運命を切りひらこうとしていた。

それぞれの思惑が複雑に交錯する中、マルクの下した決断とは!?

感想

影執事マルクシリーズの新刊。
ついに2桁・・・10巻目です・・・

今回物語の中心となるのは表紙にでかでかといるジェノバ
そして上のほうで見切れているというオウマ

ジェノバが・・・ジェノバがなんか可愛い!!

前回、エルミナの婚約者であるグラハムを見てパニックになった彼女
自分の過去の失敗、そして罪を思い出してしまいひきこもり一直線でした。

そしてそんな彼女がもう一度立ち上がる要因になったのが
マルクに呼ばれ、そしてジェノバを助けるために訪れたオウマ

あいもかわらず凄まじいまでの存在感のなさだったけど
朴訥で真面目で・・・そしてジェノバに好意を寄せる彼の言葉が
ジェノバを立ち直らせ・・・

キス・・・だと・・・!?

なんかまともに顔すら出ないオウマに春が来たみたいです・・・
ジェノバの同性愛という嗜好についてもオウマは彼女をいつも見ていたから
彼女がカナメを本気で好きだという事も・・・そしてマルクの事が好きだという事も気づいていた

マルクが自分を恋人だと思っている発言に恥ずかしくて思わずツッコミを入れて
同性愛者だと言い、マルクの怒りが激しかったために言い出せず
マルクは自分の元を離れてしまった・・・
冗談とはもう言えないから試しに女性に対して性的興味を向けてみたら・・・
『あれ?私こっちもいける?』という嘘からでた真・・・

残念だ・・・この娘・・・本当に色々と残念だ・・・

でもオウマの彼女の『罪』を知っても・・・そしてマルクのように告白に対して
思わず減らず口で返してしまっても想いを変える事が無かったオウマ
彼女も心を開き、そして過去に立ち向かう事にした彼女の勇気が
今回の事件を解決に導いた訳だからやっぱり今回の殊勲賞はやっぱりオウマ

今回くらいはちゃんと顔を描いてやれよと思ったけど・・・まぁそこが彼らしいんだろうけどね

そしてマルクサイド・・・

セリアの知り合いで契約者でもある”狭間猫”リオンの失った手足を。。。
義肢を作ってもらうためにセリアや”兄”であるクリスと共に
カナメと関係があったというシュウという相手を訪ねる事に・・・

マルク・・・独占欲&嫉妬心!

自分はエルミナカナメの2人に惹かれている状態で、
カナメとかつて深い関係だった相手の出現に気になってしょうがなかったらしく
セリア&クリスの魔の手で女装までさせられてしまったけど
カナメエルミナに会わないという約束を守りつつ
シュウを探るためにそのまま行動

何気に終盤まで女装のままだったし・・・あの兄が兄だけに
弟である彼にも才能はあったみたい・・・

男が寄ってくるわ、敵の契約者には惚れられるわ・・・

恐るべき・・・マルドゥーク兄弟

まぁ探していたシュウが実は女の子だったっていうありがちなオチだったけど
男性と話すのが苦手だけど元気な娘って感じのいい娘だった。
挿絵がなかったのが残念
これからも彼女の出番があるといいんだけど・・・
カナメとは仲直りしたみたいだし期待は・・・できるかな?

そしてエルミナの婚約問題も無事解決

マルク・・・グラハムことヨシュアをフルボッコ

エルミナ達の父親であるリカルドと同じように未来を確定する能力を持っているかと思われたが
実際は未来を”予測”する能力でしかないと気づいたマルク
そしてエルミナの為に自らの髪を切ってまで行動したカナメ

彼等の行動が”予測”された未来を変え、そして結末を変えた
こういう展開は結構好き。

でも不満点もちょっと・・・
なんかラスボスっぽい雰囲気だったグラハム・・・本当はヨシュアという名前の
かつてエルミナが文通していた本物のグラハムの腹違いの兄
エルミナへの想いから自らの力で枢機卿まで上り詰め、
エルミナを守ろうとしていたみたいだけど、彼の対価が”信頼”であった時点で
それには歪みが生じていたっぽい彼なんだけど・・・

弱い・・・弱すぎる・・・

集めた人間でマルクを襲わせるけど時間を稼がれ、
夜を迎えてしまいマルクが能力全開
自分でも気づいていなかった能力の真実を語られ
さらに心を折られた・・・

まさにフルボッコ・・・恋敵に容赦しないなマルク・・・

ジェノバが過去に立ち向かい、本物のグラハムが彼女の手術ミスで亡くなっている事、
今のグラハムが偽者である事を公表しこの婚約の話はなかった事になって
事件は解決

そして恒例というかなんていうか・・・マルクにぶっ飛ばされたヨシュアは幸せに・・・

まさかの小間使いとして採用決定!仲間になりました!

うん・・・これだけは・・・これだけはまったく予想できなかった・・・
彼が本気でエルミナを想っている事は読んでいてわかったけど・・・
そして彼の正体が世間に知られてしまった以上、今までの地位も捨てなくてはいけない事もわかる
でもまさか・・・エルミナの元で厄介になる事になるとは・・・
まぁ何気に彼の想いはエルミナにきっぱりフラれているんですけどね・・・
今後どういう感じになっていくか・・・期待・・・面白そうだし

っていうかリオンも契約するみたいだしなんかさらに万能に近づいた感じだな
エルミナ達の能力・・・もうすでに最強だよね・・・対価が怖いけど
そもそも屋敷の使用人の戦力自体がすでにありえないレベルになってそう・・・

執事・裁縫師・侍女の3人は契約者の中で《四強》と呼ばれる3人

庭師元《四強》料理人はその娘

掃除婦 兼 医者は能力も勿論だけど博士号を持つほどの頭脳を持ち
従僕は・・・その存在感のなさから敵の情報にも載らない切り札扱い(笑)

そして今回、未来を予測する力を持った小間使いが仲間入り

それらを束ねる家令は唯一のただの人間だけど戦闘力は契約者以上・・・

そして全ての頂点・・・屋敷の主である姉妹は最強の精霊を宿し、
使用人達の全ての能力を使用可能・・・

さらに使用人以外でも3人・・・さらにリオンも加わるのかな?


あらためて書き出すと・・・本当にハンパないよね・・・

今回、婚約の件をようやく知り、その事でエルミナに告白したマルク
エルミナカナメの事をマルクに突きつけうやむやになってしまったけど
マルクは今回きちんと自分の気持ちに向き合い物語の最後にはカナメに告白
別にエルミナを諦めたわけではなく・・・両方好きだって開き直った感じですが。

まぁそこら辺をエルミナに言っていない状況で告白シーンを見られ、
ネガティブ思考なエルミナはショックを受けて次回は引きこもっちゃうみたい。
三角関係に決着も付くらしいし次回は楽しみ・・・

カナメエルミナ・・・どっちにも幸せになって欲しいんだけどな・・・
どうなるんだろう・・・

今回、ヨシュアと共にマルク達と敵対した契約者の2人・・・アッシュリーン
なんか悪いヤツって感じじゃなかった・・・
アッシュマルクが男だってわかっていても惚れたって態度を変えない一本気なやつだし
リーンもあざといかと思いきや、最後はヨシュアの為に時間稼ぎ

なんだかんだいって敵にも嫌なやつっていうのがそんなにいないシリーズだな・・・
ヴィンセントと・・・あとは後々の禍根になりそうなヨハエルかな?
ヨハエルは色々な意味で危なそうなんですよね・・・

最後に・・・二文。

1つめはオウマのセリフ

オウマの想いにキスという形で応えたジェノバ
彼の言葉でジェノバはずっと隠れていた鋼鉄の棺と別れる事が出来た
なんていうか一番予想外のカップル誕生だったけど、これはこれでいいのかも
という訳で自分の想いが受け入れられた時のオウマのセリフ
テンション上がってます・・・存在感はないのにハイテンションって
どんな感じだかちょっとわからないけど・・・印象に残ったので・・・
こういう口調はこの世界の東洋っぽいキョクト出身だからかな?

※ ↓ オウマらしい色にしてあります。

「──やったぜちくしょう!」

2つめはマルク

マルクが<アルス・マグナ>によって見たエルミナエミリオの両親である
リカルドヴィオラのなり染め、そして彼等の娘達への想いと真意
そしてリカルドが持っていた契約者としての力

それらを全てエルミナに伝え、
それでもまだ父親を見殺しにしてしまった事を引きずるエルミナに、
真実を、両親の想いを知りなお自分を許せないエルミナマルクが伝えた言葉
これでエルミナは色々と楽になれた気がします。
何気に最後の部分の・・・伏線も隠れていましたが・・・

「ならば、私があなたを許します」

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