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そして、誰もが嘘をつく

あらすじ

巨大な豪華飛行客船「ティターン」号に乗り込む
不思議な少年・アデルベールとその小さな相棒・ティッカ。

その船には、

世界を股にかける冒険商人、
妖艶な女優、
美しい謎の女性とその同行者である新聞記者、
莫大な財力を誇る侯爵家

など、個性豊かな人々が乗り合わせており、
皆それぞれ、旅を楽しんでいるかに見えた。

アデルベール自身も、この船で知り合った
グレーシーハイム家の令嬢・リラとの船旅に心躍らせていた。

しかし、そんな中、グレーシーハイム家が所有するいわくつきの宝石を狙い、
世間を騒がす怪盗セニンから“青いダイヤをいただく”という犯行予告が届き旅の空気は一変してしまう。

そして―─。

感想

電撃文庫3月の新刊
『君のための物語』の作者さんの新刊なので購入

ってこれ同じ世界の話だ!!

時系列的には『君のための物語』の後って事になるみたい・・・
何気に登場人物が・・・っていうか前作の語り手であった『私』がでているし
『彼』・・・レーイも冒頭と最後に登場・・・
そして『彼』に復讐する為に『私』を拉致ったりもした女性・トゥリスも登場してる。

まぁ『私』ミュンという名の新聞記者
彼”が”お目付け役として同行する女性がトゥリスことエオノーラ・・・
トゥリスは家名なのかな?

カラーイラストでミュンの顔が見切れているあたりがなんか面白い。
彼が書いた物語っていう設定だからなのかな?
作者は顔をださないっていう感じの・・・

読んでいていて繋がりに気づくと、いつのまにか読むのをやめて
『君のための物語』を読んでたりしたけど・・・まぁ好きな作品なんで続編はうれしい

続編といってもミュン達はあくまで登場人物の1人にすぎず

主人公となるのは謎の少年・アデルベール
ヒロインはアデルベールが一目ぼれした侯爵家の令嬢・リラ

この2人が中心となって、飛行船という周囲から隔絶された状態で起こる
さまざまな事件に直面していく話。
ミステリに分類するとクローズドサークルになるのかな・・・?

まぁ幽霊がでたり、アデルベール自身が魔法を使えたりとちょっとややこしいですが。

主人公であるアデルベール自身があまり人には言えない理由で飛行船に乗っているようだったり、
彼の相棒で生きてる人形でもあるティッカの存在を隠さなくてはいけない事、
さらに他の登場人物やヒロインであるリラさえも何かしらの秘密を抱えていて
色々な思惑が重なっている状況において、世間を騒がせる怪盗セニンの予告状
飛行船内に現れる悪霊、そしてリラの家に伝わる持ち主に不幸をもたらすと言われる青ダイヤ
アデルベール自身の目的とは、まったく別のところでリラに心を奪われたり
親密になっていく過程で、本来の目的にちょっとずつ支障がでたりと
主人公である彼自身も年齢らしい迷いや、年相応の想い

など色々と複雑に絡み合っていく感じ。

最終的にアデルベールは自身の目的を果たしつつも、
飛行船内で起きた事件などの解決に尽力、素性などを疑われながらも
最後まで自分の目的と、そしてリラを守るために頑張ったのはいい感じだった。

何気に肉弾戦において、リラアデルベールをフルボッコにした相手を
逆に返り討ちにしたりとか凄いシーンもあったけど、
お互いにいい感じに相手への想いを持ちながらも、飛行船が無事到着した後は別れが・・・

お互いに再会を誓って、リラアデルベールに去り際にキスをして別れたけど
なんていうか・・・この2人の再会は無いような気がする終わり方だったのが少しせつない。
あくまで私の主観ですが。

そして何気に気になるのがミュンエオノーラ

『君のための物語』では『彼』を悪と断定して倒す為に
ミュンを襲撃したあげく、最後は拉致して・・・と最悪の出会いだったのに
今は何故かエオノーラの姉にお目付け役として彼女への同行を頼まれたり、
エオノーラ自身もミュンに対して好意を抱いているような描写がちらほら・・・

まぁ典型的なツンデレキャラっぽいのと、ミュンが鈍感・・・というか
彼の中にまだ愛した女性であるセリアへの想いが残っているっぽいので
なんていうか片想いって感じですが・・・

でも何気にこの作品のヒロインであるリラよりも
彼女のほうが色々とキワドイシーンがあった・・・
怪盗に侵入されて、バスタオル姿で通路に飛び出してきた挙句、
さらに彼女を止めようとしてミュンと揉み合っている内にバスタオルが・・・
とかあまりにもお約束な状態だった・・・

まぁ・・・面白かったけどね・・・なんか可愛いいし

アデルベールの正体とかミュンが気づいた『彼』アデルベールの関係とか
まだまだ色々と謎の部分はあったけど、終わりはきちんと終わっていたと思う。
最後は冒頭部分と同じくミュン・・・『私』『彼』の会話らしきもので
物語が閉められていてちょっと嬉しかった。

好きな1冊である『君のための物語』に連なる話という事もあって面白かった。
まぁ登場人物の関係とか思い出すのにもう1回読み直しましたが。

個人的には現代の話よりも、こういう時代・・・そしてこういう話のほうが好きなので
シリーズ化してくれると嬉しいんだけどな・・・
読みきりでも今回みたいに同じ世界観だとなお嬉しい・・・

それにしても・・・あとがきによると登場人物全員がなにかしら
嘘をついていた今作なわけだけど・・・1日にアップすればよかったな・・・
エイプリルフールにアップするのに相応しかったかも。

まぁ嘘といっても他愛のないものから重大なものまで色々でしたけど。

最後に一文。

色々と候補はあるんだけど、エオノーラの天然ぷりっと言うかなんていうか・・・
思わず笑ってしまって印象に残っているのでこのセリフで・・・

事件の真相を調べるためにリラに会いに以降としたアデルベール
だけどリラは待ち合わせ場所におらず、不安に思ったアデルベール
急いで外にでようとすると直前に別れたはずのミュンエオノーラが・・・

ミュンアデルベールの行動を不審に思って調べる為に覗いていたみたいだけど
エオノーラはまったく別の目的だと思い込んでいたらしい・・・
アデルベールに見つかった時のいい訳、とその時の会話・・・

ミュンの呆れたような反応がちょっと面白い

まぁ女性らしい好奇心って言えばそうなんだろうけど・・・
いや・・・この娘って本当に天然というかなんていうか・・・面白い娘だ・・・

「別に、あなたたちを覗き見しようと思っていたわけではないのよ」

「エオノーラ、君・・・」

「えっ?違うの?」

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そして、誰もが嘘をつく (電撃文庫)そして、誰もが嘘をつく
(電撃文庫)

(2011/03/10)
水鏡希人

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