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ダンタリアンの書架 7

あらすじ

“幻書”の封印のため、名門女子奇宿学校カドフィール校を訪れたダリアンとヒューイ。

ヒューイは夕食会に連れ去られ、一人残されたダリアンに、
世話役として手配されていたのはジェシカだった。

ダリアンは女生徒の集団に発見・蹂躙され、大騒ぎに。

なんとか脱出したダリアンだが、“幻書”が一冊失くなっている!

まずは容疑者を片っ端から当たることにした二人は馬術部へ―
学園中を巻き込んだ、少女たちの長い夜が始まる!!

感想

7月からアニメが始まるダンタリアンの書架の7巻
でも連載していたザ・スニーカーは休刊・・・
これからどうなるのかちょっと不安だな・・・
最新話は今回の巻に収録されていないし、まだ色々と解決していない問題もあるから
終わってしまう事はないと思うんだが・・・なにせ基本、1話完結型の話だからな・・・

今回は奇数話がちょっとコメディ要素だ入っている話しで
偶数話はかなり真面目な感じだった・・・まぁ4話にはちょっとコメディ要素がありましたが。

先にコメディ系の感想を・・・

1話は・・・謎の異星人が書いたといわれる幻書の話。
それを手にした人間が怪物に襲われたり、不幸にあったりとかなり危ない感じ。

その本の鑑定を頼まれたヒューイ達は・・・って話。

ダリアンがヒューイの看病・・・えっ?

鑑定中に体調不良だったヒューイが倒れ、ダリアンヒューイを頑張って布団に寝かせ
一晩中看病して、さらにヒューイが目を覚ました後もかなり素直に心配した事を話し、
さらに手作りのスープを飲ませたり、おでこをくっつけて熱を計ったりと
かなり甲斐甲斐しく一体どういう事だと思っていたら、
次に目を覚ました時にはダリアンがその時の事を覚えておらず、
看病に来たカミラ幻書を読んだ直後に様子がおかしくなり、
ダリアンに迫ったりと変な事に・・・
結局はその幻書が・・・

惚れ薬の効果を持った幻書・・・

だと判明。
被害者達もこの本を使って浮気して奥さんに刺されたり、
読んで見知らぬ人に惚れて迫って反撃されたり、
女性関係のいざこざが発生したりという・・・なんともしょぼい話に・・・

この本を読んだヒューイに何の効果が無かったのも
風邪で鼻が詰まっていて、惚れ薬の効果がある幻書の匂いを嗅げなかったからという・・・

いいのかそれで・・・鍵守・・・

ちなみに最初に本を所有権を主張して、異星人の存在を公言していた人物は後日
キャトられた見たい・・・

あれ?マジ話だったの・・・異星人・・・

3話目はジェシカが再び登場。

ヒューイが所要で離れている間に、ダリアンと2人で紛失した幻書を探す話。

最終的に

本当にわずかだけ自分の知っている場所を見ることが出来る幻書
どんな場所にでも人すくいほどの水を発生させられる幻書
周囲の雑草をあらかた除去する幻書


この3つを駆使して、異次元生命体がこの世界を自分たちの住む環境に作り変える為の
植物を発生させる、1つの都市を滅ぼしかねない幻書に抗う事に・・・

これ、なんて無理ゲー・・・

ダリアンはあくまで管理人であって幻書に選ばれた者ではないダリアン幻書の力を十全に使えず、
ジェシカは言うまでも無い・・・

それでも自分の寿命や精神が破壊される可能性があるとわかっていながらも
ダリアンを・・・友達を守るために必死に頑張るジェシカは凄かった。

最後はジェシカの機転で手持ちの幻書の力を組み合わせてヒューイに危機を伝え
鍵守であるがゆえに本に愛される彼がダンタリアンの書架から幻書を呼び出し
その力で解決・・・

読姫であっても幻書の力を十全に使えるわけではない事や、
鍵守は本に愛されるがゆえに、認められた者に近い力を発揮できるなど
結構重要な設定もわかる話だったのでよかったと思う。

でもジェシカヒューイを呼んだ方法が、寄宿舎の特定の部屋の人間の下半身を濡らす事で
電灯を付けさせ、その光が文字を描くというものだったために
寄宿舎の・・・女子しかいない・・・しかも年頃の女の子の一部に
とんでもない精神的ダメージを与えてしまった事は間違いない・・・

もし真実が知られてたジェシカは・・・無事ではすまないな・・・きっと・・・

そしてシリアスな方・・・

二話目は前に一度でてきた『叡智の書』が再び登場。

年の割には無邪気で凄く子供っぽい女性・シャーロット
彼女が『叡智の書』の力で知識を得て、その知識で気象を制御できる装置を考案
軍も軍事利用できると協力して大きな騒ぎに・・・という話。

普段の・・・素のシャーロットはみんな仲良く、笑顔で、そして世界は素晴らしいもの
と心の底から思っていて、優しい気持ちになる女性なのに
何故、知識を得ている状態の彼女は兵器転用できるものを・・・という話なんですが

知識はしょせん知識、使う者にとっては道具のひとつにすぎない。

彼女が気象操作装置『W機関』に込めた願いは、素の彼女となにひとつ変わらない・・・
彼女がこの装置の名前であるWに込めた意味・・・それは『WoderLand(不思議の国)』

色々な形をした雪の結晶、そしてそれは砂糖菓子の味・・・

思わず誰もが笑顔になってしまい、争いを忘れる・・・
子供のように無邪気に、隣人と笑いあっていれば戦争なんて起きないから・・・

知識を得ようともシャーロットの本質は変わる事はなく
あくまで『叡智の書』の知識も彼女にとっては道具に過ぎなかった。

ある意味で彼女はこの作品ではめったにいない、幻書を正しく使いこなした人間
なんでしょうね・・・

彼女自身が気象兵器の開発者だと命を狙われたり
彼女が軍に護衛され、ちやほやされる事で両親の態度が変わってしまったり
色々あっても、幻書の力の誘惑や毒気に負けずに
ただ人々に笑顔を教える為に行動した・・・

うーん・・・凄い

胸が温かくなる話でした。
何気にヒューイの軍時代の知り合いや、彼がヒューイの父とも懇意である事。
ヒューイと父親が疎遠である事などもわかる話でもあった。
最後の部分を読んでいると悪い人ではなさそう・・・

そして4話目・・・Episode FINAL と銘打たれている作品

めっちゃミスリードしようとしてる・・・

・ボロボロで錠前もなくし、何者かに追われるかのようなダリアンと名乗る少女
・胸に手をあてヒューイの名前を厭わしげに呟く
・鍵を受け継ぐ人間を探しているというダリアン
ダリアンが出会ったアントワネットというディスワード子爵家の少女
アントワネットの母親が商家(貿易商)の家の出て、新大陸に住んでいた事がある事
・彼女の母親と父親が幼馴染である事
・父親が飛行機好きだった事

軽く思いつくだけでこれだけ思考を誘導するかのような部分がありました。
これだけだとこれが未来の話だと思われる記述です

アントワネットヒューイの娘で母親は貿易商の娘・新大陸・幼馴染という部分から
カミラが当てはまる・・・

他にもヒューイこそがこの時点のダリアンの敵?って感じの考えも浮かんできたんですが
ダリアンに対する描写が本来の彼女とは大分違って悪意がある表情などの描写や
母親がダリアンになにも感じなかった事など違和感は残っているので
騙されない人は騙されないかな?

私は途中までかなりどういう設定の話なのか悩みまくりましたけどね・・・

実際は過去の話でアントワネットはファッションデザイナーである母親に
女装させられた子供時代のヒューイというオチ・・・

似合いすぎだぞ・・・ヒューイ、いやアントワネット!

最終的にダリアンは偽者で、本物の彼女が現れ
一時的に鍵をヒューイに渡してその鍵守としての力でで偽者・・・
本が好きすぎて自身も本になり、そして読姫になろうとした『屍本』を封印

そしてここでヒューイは初めてダンタリアンの書架の中に・・・
『壷中天』『迷宮図書館』とも呼ばれるその場所でダリアンの面影を持つ
純白の服をまとった少女に出会う・・・

この話はヒューイが最初にダリアンに出会ったEpisode:0と対になる話で
彼が子供の頃に起きた出来事の補完になっているみたい。

今回の話で彼がかつて出会った少女がダリアンとは別の人物である事は判明した。
彼女がかつてさまざまな知識を解き放ってしまったゆえに贖罪の為に
二度と同じことが起きないように本達の眠りを守っている事

そして・・・

書架を知識という名の怪物を閉じ込めた迷宮と呼んだ事
を操り、ヒューイを現実まで導いた事

純白の服の少女の正体が推測できるような部分もあった。
まだまだダリアンにもダンタリアンの書架自体にも多くの謎が残っているって事ですね。
これらがいずれ解明されていくのか、純白の服の少女がどうなるのか・・・
色々と先が楽しみになる話でした。
やっぱり純白の服の少女
ギリシャ神話、ミノタウロスの伝説にでてくる王女・アリアドネなんだろうか・・・

うーん・・・本当に・・・連載が休止して続きはどうなるんだろうか・・・
アニメも始まるわけだから終わり・・・という事はないとおもうんだが・・・
とりあえず次を楽しみに待っていようかと・・・

最後に一文。

みんなの幸せを、笑顔を常に願っているシャーロットが口ずさんでいた歌、その一部
すごくシンプル・・・でもとても印象に残ったので・・・

ゆき ゆき きれい

きれいは あまい

あまいは しあわせ

みんな みんな なかよし えがお♪


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