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Re(アールイー):4 バカは世界を救えるか?

あらすじ

佐藤光一は、打ちのめされていた。
自慢だった銀髪に黒髪が生え始め、中途半端なプリン頭になるほどに。

「─―私は一度世界を滅ぼしたんだよ、コーイチ君」

明日菜の声が、脳内で反響し続けている。
それは残酷な真実。

『一周目の世界』で自分はアルルも世界も守れなかったのだ!

現実の重さに途方に暮れる光一を、心配する広美やアルル。
折しもクリスマス直前、広美には、光一に思い出してほしい大事な「約束」があった。

だが、光一は広美との「約束」を思い出す暇もなく、
月陽奏麻との強制デートに連行されることに―。

翼の溶けた少年は、再び夢に羽ばたくことができるのか!?

感想

Re:バカは世界を救えるか?の4巻
今回はクリスマス話でみんなサンタコス
でも何気に表紙で一番でかい広美は表紙でしかサンタコスしてない・・・

前半は光一が今の世界が2順目の世界である事、
そして1順目の世界でその世界の自分がアルルを守れなかった事
が原因でちょっと腑抜けているんですが、

平行して1順目の・・・シェードの司令である明日菜の話も展開。

うわぁ・・・キツイ・・・

自分の意思と関係なく破壊をもたらす能力である『怪物』
守ろうとして戦い、関係ない人を危めてしまった罪悪感
そして付加能力である『人間に殺されない』という性質

自らが人間であるため罪悪感による自殺もその能力ゆえ不可能で、
『怪物』の力は使えば使うほど本人の精神や肉体を侵食して
本物の『怪物』になっていくという厳しいもの

そんな中で世界をまき戻し、能力のない人間に戻ることで
自らの命を絶とうとしていた明日菜にとって『一握りの希望』はまさに希望で
それゆえアルルを狙っていたけど・・・

根が優しいのね・・・

1順目の世界でも光一・・・そして今アルルを守るほとんどのメンバーが
同じように彼を守り、そして光一はリーダーとしてアルルを守るシェードという組織の
リーダーとして最後の最後まで戦い、明日菜が見つけた時には立ったまま事切れていた・・・

だからこそ今のメンバーならアルルを必ず守ると思って
明日菜はメンバーを集めたんだろうな・・・
朝顔は敵になってしまったけどね・・・

そんな中でショックで精神が壊れ、明日菜光一と思い込み
無邪気に懐くアルルとの生活で彼女への思いが大きくなり、
明日菜も彼女を守ることに・・・でも最終的に能力の暴走で彼女を殺してしまった・・・

だからこそ2順目の世界でも記憶を受け継いでいる明日菜
自分が彼女に触れ合う資格が無いと思っていること、
そしてそれ以上になんとしてでもアルルを助けようという強い意志を持っている・・・

なんていうか彼女自身の幸せとかもう考えていない感じが辛いですね・・・
しかも殺人犯の娘として子供の頃から色々と辛い目にあってきた・・・
なのに得た能力は『怪物』って・・・踏んだり蹴ったりの人生って感じ・・・

罪悪感そのものは消えてないみたいだから、アルルを守れるなら
自分の命なんて・・って考えなんだろうか・・・
彼女にも色々と救いがあってほしいけど・・・どうなんだろうか・・・

そして光一

真実を知って凹んでいたけど、久々登場の悪魔な天使・アルカナ
クリスマスを楽しみにするアルル薫達仲間
との触れ合いで徐々に調子を戻していく。

スタイルのいいアルルが際どいサンタ服で抱きついてくるとか
かなりドキドキモノの事なんだろうけど
私としては自分がサンタ服を着ている事に気づかないまま
アルルを追いかけてきたあげく恥ずかしくなって座り込んだ所で
光一に服をかけてもらい、

『かわいい?』
『エロかわいい?』


という質問を光一に投げかけ、
答えが遅いとしょんぼりするという姿を見せたの方が凶悪なまでに可愛かった・・・

っていうかもうほとんどその態度でバレバレじゃねぇか・・・

何故、の気持ちに光一は気づかない・・・
色々あったとはいえここまで露骨だと・・・ねぇ?

とりあえずこういう何気ないやり取りで徐々に復調していった光一
なんていうか・・・中ニ病なのに凄いリア充に感じるなコイツ・・・

でもアルルを狙う組織『オーロラ』の元巫女である月陽 奏麻との接触や
班長である板介の言葉でまた色々と考え込んでしまい
幼馴染である広美を傷つけてしまう

アルルと世界、そして日常と非日常

アルル光一の非日常のシンボルだとするなら広美は日常のシンボル
でもアルルの事ばかり考えて、広美を蔑ろにする事は
全てを救うと誓っている光一の信念に反する。

あとはいつもの光一・・・多少強引でも真っ直ぐ進み
子供の頃、引っ越す前に広美としていた、今度はサンタクロースを連れてくるという約束を
自分がサンタクロースだというトンデモ発言で守る。

基本光一に対して毒舌だけど、子供の頃から変わらずに
光一の事が心配だからこそ色々と心配してくれる広美の存在は
光一にとってかけがいのないものっぽいですね。

それと光一が間違った時は殴り飛ばして諭してくれる
知大一樹の2人の親友も同じように・・・

でも終盤は話が一気にクライマックスへ・・・
シェード本部が『オーロラ』に襲われ、広美は浚われる
薫達アルルを守るために集結したけど光一広美を守るため1人で言われた場所へ

そこで起きた『木漏れ日現象』による広美の昏倒
そして『木漏れ日現象』を引き起こした全ての元凶の登場と
完全にクライマックスに向って舞台が整った感じ。

もう1人の光一

彼こそが全ての元凶で黒幕
でも何故光一が2人存在するのかとか本当に光一なのか・・・とか
言っている事が凄い中ニ病っぽいけど事実っていうある意味光一の理想だけど
こいつに光一は勝てるのか・・・とか色々気になります。

次の最終巻・・・この状況で光一は黒幕であるもう一人の自分に
どう立ち向かっていくのか楽しみだ
とりあえずハッピーエンドだといいな・・・

でも・・・

ラスボスが光一って・・・楽じゃね?

ここで所詮光一だし・・・って思っちゃ駄目なんだろうし
追い詰められた時や覚悟を決めた時の光一は凄いんだけど・・・
どうなんだろうね・・・

最後に一文。

1順目の世界でのアルルの最後のセリフ
自分を守ってくれた光一を目の前で失い精神が壊れ
明日菜光一と勘違いして懐いていた彼女

でも明日菜『怪物』の能力暴走で彼女を手にかけようとした時に
明日菜が必死に自らの身体を抑えようとしながら彼女が聞いた
最後の・・・そして決定的な一言・・・

この一言は明日菜にとってとてつもない衝撃を与えたんだろうな・・・
いつからはわからない、でも光一ではないとわかった上で
それでもずっと自分と一緒にいてくれた・・・それが最後の最後
しかも意図しないとはいえ自分が殺そうとする瞬間にわかったんだから・・・
これは・・・キツイ・・・
だからこそ、2順目での世界での死に物狂いの行動に繋がってるんだろうけど・・・

「ごめんね・・・アス、ナ」

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Re(アールイー):4 バカは世界を救えるか? (富士見ファンタジア文庫)Re(アールイー):4
バカは世界を救えるか?
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(2011/04/20)
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