スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

氷結鏡界のエデン 7 空白洗礼

あらすじ

「世界を構成する鍵。
 空白(わたし)のこと、あなたの魔笛のこと、第七真音律のこと。
 全てを教えてあげる。望む事実も、望まない事実も」

満面の笑みを浮かべ、空白(イグニド)は歌うようにシェルティスに告げた。

「あなたには全てを知って―絶望して欲しいですからね」

第三機関・異篇郷の拠点に潜入したシェルティスの前に、異篇卿・イグニドが現れる。
空白(イグニド)の存在にふしぎな郷愁に襲われ、シェルティスは戸惑いを隠せないでいた。

そして同じ頃。
千年師・レオンの前には、“理想の敵”が立ちふさがる―。

穢歌の庭(エデン)に堕ちたシェルティスの“真実”が明かされ、
“みえざるもの”の実在証明が求められる、重層世界ファンタジー。

感想

氷結鏡界のエデンの7巻

今回の話は前回の最後・・・統制庁の特務機関である『天の車』の”第九”ヒューイックによる
『異篇卿』達・・・第三機関への反撃とその協力の為のメンバー選出の話から・・・

まぁ選ばれるのは当然というかなんていうか・・・主人公であるシェルティスなんですけどね。

ヒューイックとその補佐である黒猫と共に潜入する本体がシェルティスレオン
本隊を援護する別働隊がホルン
残留組がメイメル・爛・ヴィオラ・モニカの部隊
ヒューイックにすら秘密の遠視による支援のユミィ・春雷とその護衛のイシュタル

という構成に・・・

直接戦力として強力な2人と銃撃を得意とするホルンが援護で
遠距離からシェルティスの行動をつねに確認できる巫女2人の支援

考えうる限りの最強の布陣って感じですね・・・

司令塔たるメイメルとその千年獅であるが残るのも・・・鉄板ですし
この編成なら少なくとも巫女は全員危険地帯に行く必要がない。
たとえ部隊が全滅しても巫女は安全っていう・・・そういう意味の編成でもあるみたい。
さすがメイメルというかなんていうか・・・
これで第二位って・・・未だ登場しない第一位の巫女はどんな人なんだろうか・・・

さらに編成上、待機組扱いだけど実際は戦力的に厳しいから外されたっぽいモニカ
特に隊長であるモニカは作戦に参加できなくてショックだったみたいだけど
そのショックがシェルティスと一緒に戦えない事である事、
そしてその思いの根底にある自分の想いに気づく切欠になったっていうのも
今後の展開を楽しみにさせる感じ。

ただ気づいた自分のシェルティスへの想いについての相談をユミィにしてしまい
ユミィの心を乱してしまったりと波乱も・・・
ユミィからしたらモニカは色々な部分で尊敬する元先輩なので
彼女がシェルティスに告白したら自分なんて・・・って思ってしまうのも仕方ない状況
しかも今回の最後ではモニカもついにシェルティスの秘密について知ってしまったわけで・・・
真実をしった上でモニカシェルティスとどう接していくのか、
はからずも嘘をついた形になってしまったユミィモニカの関係はどうなるのか・・・

シェルティスの女性関係についても今後は楽しみ。

まぁシェルティスユミィを守るって誓いは揺るぎないものだし
今回の一件でより一層覚悟が決まってた・・・
でも未だにシェルティスの感情が恋愛感情からくるものなのかはわからないからな・・・
モニカ、部隊の仲間を思う気持ちも今は強く持ってるし・・・
どうなるんだろ・・・

そして本筋である『異篇卿』達・・・第三機関の拠点への侵入とその顛末・・・

めっためたにされたな・・・今回は・・・

まずは千年獅でありシェルティスの親友であるレオン

相手は異篇卿第一位『白銀』のアルマデル

レオンと同じ大剣使いであり・・・そして金髪である事を除けば瓜二つな男・・・
レオンは彼がかつて行方不明になった兄・アルマデルである事を確信し
そしてレオンが目指すべき『理想』であった彼に千年獅として・・・そして1人の剣士として挑み・・・敗北

1歳違いらしいですけど昔からレオンが一度も勝てなかったという強さは健在らしく
軽い怪我を負わせただけでレオンは負け、滝壺に転落・・・という結果に・・・

アルマデルは過去の記憶がないという・・・記憶喪失状態で
レオンの兄も仲間を庇って頭に傷を負い、そしてそのまま行方不明という展開だったらしいので
ほぼ同一人物である事は間違いないんでしょうけど・・・髪の色だけはまだ謎
元々は同じ銀髪だったらしいし、『白銀』って付いている事から本来の色ではないと思うんですが・・・
どうなんでしょうね・・・
レオンの行方、アルマデルのこと・・・色々と今後が気になる結果でした

次にまたまた千年獅であるホルン

彼女の相手は同じように狙撃を得意とする異篇卿第四位『鈍色』のベルトマー
術式で弾丸を加速させるというちょっと反則気味な力で
ホルン天球図画による先読みの反応を上回る速度の攻撃をしてくる相手・・・

最終的に、メイメルが秘密裏に派遣していたイシュタルの介入でベルトマーは撤退
でも勝負的にはホルンの敗北という結果に
この2人も・・・多分いつか決着を付けることになりそう・・・
今回の件がまさに因縁ができたわけですし・・・

次は『天の車』の”第九”ヒューイック

相手は炎を操る異篇卿第二位『真紅』のナタラーシャ
彼女はアルマデルの事が好きっぽい描写が・・・

勝負はヒューイックの奥の手が決まり、異篇卿第二位『真紅』のナタラーシャに手傷を負わせたけど
その傷のせいで彼女の見せたくないものを・・・ヒューイックが見てしまい
それが彼女の逆鱗に触れ、ヒューイック達は撤退を余儀なくされる事に。

一応・・・引き分けって感じですけど・・・そのまま戦っていたらおそらく負けていた感じ

その他の異篇卿・・・

巫女の中で領域系の沁力術式を得意とする春雷の遠視をジャミングし
最終的には干渉して意思を伝えるほどの力を見せ、
シェルティスを心配して護衛として付いてきていたツァリと拠点に潜入したエリエ
自分達の計画・・・浮遊大陸を穢歌の庭から隔離する『重界計画』について語った双子の姉弟

姉である異篇卿第六位『蒼』のノイエと弟である異篇卿第五位『碧』ノエシス
この2人は無邪気で・・・でもその力は大きい感じ
まぁ戦闘力はわからないけど・・・でも2人でなら巫女を上回る術式ってのは凄い・・・

そして最後はシェルティス・・・

相手は彼の秘密を色々と知っているらしい
異篇卿補佐、『存在しない第七番目』『空位』のイグニド

シェルティスに焦がれ身に着けたというシェルティスと同じ双剣
そして同じ作者さんの作品である『黄昏色の詠使い』にでてきた名詠式と思われる力を使う存在
この世界そのものの秘密や別の世界の事まで知っているかのような相手

シェルティスは彼に有効打を当てる事はできず、そして彼との会話を・・・

シェルティスユミィの幼馴染である事
彼がかつて錬護士だった事
彼がユミィを庇って穢歌の庭に堕ちた事
彼が魔笛を宿している事
そして穢歌の庭天結宮の最上階が繋がっている事

天結宮に放送され彼の秘密は白日の元に・・・
そして最後は異篇卿第三位『黄金』のマハに隙を付かれ毒を注入され動けなくなり
2人を逃がす事に・・・

シェルティス・・・立場とか人間関係とかも含めてふるぼっこにされた感じです・・・
ただイグニドとの会話で色々な事を知れた事は収穫

シェルティス穢歌の庭に堕ちたのはそこに繋がる天結宮の最上階である事
ユミィ穢歌の庭を封じる禁断水晶に選ばれて力を得る筈だった事

などシェルティス本人も知らない事実なども明らかになり面白くなってきた感じ。

天結宮シェルティスの件や最上階の事について色々と混乱が起きるだろうし
レオンも行方不明・・・さらにイグニド達春雷を狙うといって去っていった・・・
かなり追い詰められた状況・・・

でも色々な事を知り、そして仲間達との出会いやユミィの覚悟を知り
3年前とはまったく違った意味で塔の頂を目指すようになっており、
そしてこの状況でも決して諦めないという覚悟を決めたみたい・・・

次回以降のシェルティスの行動・・・そして今回は敗北した他のメンバー達
彼らのリベンジ・・・楽しみです。

今回で話で・・・

 エピソードⅠ
第一楽章 『再始』 了

との事で物語に一区切りが・・・・ってまったく収まってない!?
色々な事実が明かされ、色々な事実が知られ・・・色々な混乱を生んだ・・・
そんな状況で終了して第二楽章へって事みたい・・・

結構色々な出来事や新たな真実・・・さらに伏線も増えてかなり続きが気になる終わり方でした・・・
とりあえず9月に発売する8巻から始まる

 エピソードⅡ
第二楽章 『世界で一番近くて遠い夢』

を楽しみに待っていようかと・・・

最後に一文。

シェルティスのセリフ

敗北し満足に体も動かせず、自分の見に起きた事は本来なら必要のない事で、
人が持つ沁力を失い、忌むべき魔笛を宿してしまったシェルティス

それでも今の彼にはもう一度立ち上がるだけの・・・塔を目指す理由がある
それは・・・再び塔を目指すと決めてから新しく彼が得たもの・・・

「そんな僕でも・・・戻りたい場所があるから」

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへクリックして下さると嬉しいです。
氷結鏡界のエデン7  空白洗礼 (富士見ファンタジア文庫)氷結鏡界のエデン7
空白洗礼
(富士見ファンタジア文庫)

(2011/06/18)
細音 啓

商品詳細を見る

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

 悪くはないのですが全般的に展開が駆け足気味でしかも断片的1巻からして物語の始まりではない(始まりはそもそも千年獅を目指していた二年前)ため話を整理するのに苦労するお話です。内容そのものは好きなのですが先にも述べた断片的なため7巻現在でもわけのわからない箇所が多いです。無論理由があってそのような手法をとっているのだとは思いますが伏線はあまり放置しておくと矛盾やほかの伏線と絡み合って取り返しのつかないことになってしまうので今までの伏線を回収するのは遅くても次の8かんでしとかないとまずい気がします。

No title

シェルティス堕ちる所まで堕ちましたね。。
管理人さんが言う通り、立場も人間関係も、ボロボロにされましたね。
新章も始まるので、これからのシェルティス達の活躍に期待大です^^
てか、細音先生の黄昏色の詠使いより好きな作品だったりしますw

Re: No title

コメントありがとうございます。

> シェルティス堕ちる所まで堕ちましたね。。
> 管理人さんが言う通り、立場も人間関係も、ボロボロにされましたね。
> 新章も始まるので、これからのシェルティス達の活躍に期待大です^^
> てか、細音先生の黄昏色の詠使いより好きな作品だったりしますw

新章は人間関係が特に見所かもしれませんね・・・
とりあえずあらすじによるとモニカが心を閉ざすらしいので
どうにかするんでしょうけど・・・さらにフラグ立っちゃうんじゃないでしょうか・・・

17日発売ですし楽しみです。
カレンダー(月別)
08 ≪│2017/03│≫ 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
FC2カウンター
カテゴリー
<< 全タイトルを表示 >>
最近の記事+コメント
最新トラックバック
その他
にほんブログ村 小説ブログへ にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
応援バナー
アオイハルノスベテ応援バナー02

BaseSon最新作『真・恋姫†英雄譚』応援中!

プロフィール

kenkenMk2

Author:kenkenMk2
FC2ブログへようこそ!

生活費を削ってでもライトノベルを買いあさる読書中毒者です。 リンクフリーです!
うりゅー
リンク
グリムス
その他
あわせ読みたい
RSSリンクの表示
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。