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影執事マルクの恋歌

あらすじ

「──カナメ。あなたが好きです横─」

マルクの発したその言葉を、エルミナは信じられない気持ちで聞いた。
思わずその場から逃げ出した次の瞬間、エルミナは見知らぬ場所にいた。

再び<揺り籠>に囚われたエルミナは、過去の記憶を彷徨う中で自分の心と向き合う。

──もう迷わない。私は目を逸らさない。

ほの暗い酒場にエルミナの謳が静かに流れだす。
彼女の想いをのせて・・・・・・。

不器用な二人の心が切なくすれ違う。

感想

影執事マルクシリーズの11巻

今回はアルス・マグナに取り込まれたエルミナが過去を見ていくという
いつもの連載された短編+本編って感じになってますね・・・

最初は短編・・・そしてクライマックスに続く本編という順番で感想を・・・

○ 第一章 湖の底に潜むものは

エルミナが人を招いて食事会を開く事にしたので準備に奔走するマルク達の話

カナメが・・・カナメが可愛すぎる・・・

なんていうか・・・こう・・・やっぱりマルクカナメの息のあいようとか
お互いを大切に思っている感じがいい・・・

最終的に食事会は成功・・・ただし湖には今後もヌシとして鰐(?)が住む事に・・・
マルクは彼に気に入られじゃれつかれるようのなるみたいだけど・・・命がけだよね・・・

そしてジェノバのカナメへの愛の力に爆笑した・・・
カナメのため”と言えば小船ですら持ち上げます・・・挿絵と会わせて笑ってしまいましたよ・・・

○ 第二章 歯車の音色に誘われて

マルクが古時計を修理する話

マルクが作業をする彼の部屋にエルミナが訪れて作業を見守る部分がなんかいい

マルクエルミナの視線が気になるし、エルミナも無表情を装いつつも意識してるのがわかって
なんか歯がゆいというかなんていうか・・・思わずにやにやしてしまう・・・

そしてエルミナアルス・マグナの力で観ているって設定の中で
さらにアルス・マグナによって過去の・・・その古時計に関する過去に飛ばされる
その時点のマルクエルミナアイシャドミニク

古時計がどういう経緯で本来の持ち主の手を離れたのか・・・がわかったのですが
マルクが思わず古時計に潰されるはずだった女の子(男の子に見えた)を能力で助けたので
その世界から戻ってみると歴史が変わってその女の子は無事生きていると言う事に・・・

アルス・マグナ・・・世界の記憶に影響を与える精霊なんだけど・・・
過去への遡行だけじゃなくて干渉・改変までやろうと思えばできるんだな・・・凄いな・・・

そして助けられた女の子が成長した姿で古時計を引き取りにくるんだけど、
過去に自分を助けたのがマルクだと気づき・・・なんかフラグが発生・・・

エルミナはそれを遮断し、マルクに対する独占欲のようなものを見せたのがいい感じだった・・・

まぁ・・・マルクの評価は女性メンバー内で落ちたけど・・・
無駄にフラグを立てるな・・・って事なんだろうね・・・ただでさえ精神的に二股状態だし・・・

○ 第三章 思い出の道標

マルク・・・屋敷内で宝探し・・・

カナメが可愛い!!ってか健気!

そして・・・

マルク、爆発しろ!!

最初は隠し財産を秘密裏に・・・って感じだったのに
途中からはエルミナに面白い報告を・・・って感じになるマルクから
彼にとってエルミナがどれだけ大切なのかがわかる。

でもヒントのキーワードを探すためとはいえ

セリアの部屋に侵入してフルボッコ
カナメの部屋で紛らわしい発言をして殺されかける

という事に・・・
洋服箪笥の中を見たいのに『洋服の中を見せてくれ』と頼みのはさすがに・・・

そして何気に『服の中』『裸を・・・』と勘違い(こっちが当然)していたカナメ
マルクの必死さにOKをだしたんだけどね・・・

いや・・・健気っていうか・・・本当にカナメマルクが好きだな・・・
まじマルク・・・爆発しないもんかな・・・

この物語の最後に現在のエルミナは屋敷にいるドミニクと邂逅
彼の本当の笑顔とともに送り出された・・・

エルミナにとっては彼こそが父親で
そしてドミニクにとってはエルミナは娘・・・

この2人の間にあるのは確かに親子の絆と言ってもいいのかも・・・
そしてこの邂逅が2人の最後の記憶らしいけど・・・気になるな・・・

○ 第四章 眠り姫は追憶の果てに・第五章 そして、鏡は割れる・エピローグ

ここからは本編の続き

まずは・・・これですね・・・前回の最後にエルミナが目撃した
マルクカナメ『好き』と言っているシーンの真相
そして・・・

マルクの決断!

とりあえず前回のタイトルがこれだったのはきっと彼が前回の時点で『答え』を決めていたから。
ここにきてようやくマルクエルミナカナメ・・・2人の女性への想いに決着を付けること・・・

カナメには”恋してる”、でもエルミナを”愛してる”

マルクカナメを想う気持ちに一切の不足はない
でも・・・それでも・・・マルクはどちらかを・・・と言われるならエルミナの方を大事にする

まぁ・・・そうなるよねー

そしてそんな状況で意識を失ったエルミナを浚い、マルク達を傷付ける事で
負の感情しか感じる事ができない彼が”愛情”だと感じた”憎悪”の感情を
エルミナに持たせようと攻撃を仕掛けてくるヨハエル

こんな状況下でも・・・たとえ振って、振られてもパートナーとして連携を見せる
マルクカナメの姿はなんか色々複雑だった・・・

途中でヨシュアの仲間だった変身能力を持つ契約者のリーンにも協力してもらい
戦うけど突発的な事態でピンチに・・・

そして・・・そして・・・

最強の契約者が降臨なされました((;゚Д゚))ガクブル

マルクのピンチという最悪の状態で目を覚ました人質になっていた彼女・・・
目を覚まし、ヨハエルが自分に触れている様子・マルクの様子・自分の姿を確認した彼女は

アイアンクロウでヨハエルを持ち上げました・・・ええ、片手で・・・

ジェノバの身体強化、マルクの拘束能力、リオの認識停止能力・・・
その3つの能力を複合した力の前にヨハエルは為すすべもなく・・・
フルボッコに・・・

ええ・・・そうです・・・彼女はエルミナではなく・・・妹であるエミリオさんの方でした・・・
詳しい事は最後の一文の方で語りますけど・・・フルボッコです・・・ってか拷問です・・・
ってか怖いよ!

そういえばそうですよね・・・屋敷で最強なのはエルミナ以上に『空白の契約書』の力を十全と使える
エミリオですよね・・・契約した契約者の力を全て使えるとか・・・どこのチートだって話ですし・・・

そしてその後、ヨハエルが崩そうとしたビルの崩壊を止めるためにアルス・マグナの力を借り、
その過程でエルミナが戻り、マルクはそうと気づかずにエルミナへの想いを語り
エルミナも自分の正直な気持ちを答え晴れて相思相愛の仲に・・・

まぁ・・・ラス前にこういう事になると大体もう1回大事が待ってるんですがね・・・

恋人同士になりデートをするマルクエルミナ
セリアリーンの補助もあって色々と恋人らしい事もやり、
最後はエルミナマルクへの想いを込めた謳・・・そしてキス

何気にその過程でセリアカナメジェノバオウマの事がばれたりと
楽しい雰囲気もあったんですけど・・・

だけど幸せな時間は続かず、エルミナは何かに怯えながら・・・助けを求めながら意識を失い
目覚めたのはエミリオ・・・そしてエルミナが消えたと伝える・・・
そしてマルクはかつて・・・屋敷に来る前にアルス・マグナによって
過去に飛ばされたエルミナとの出会いの記憶が戻った様子

一方で『蜃気楼の屋敷』では奇妙な兵士による襲撃に見舞われた事で
ドミニクはなにかを察し、自らを傷つけ・・・そしてアイシャアーロンに脱出を命じる。
そして使えなくなるアイシャの能力・・・

最後の最後に一気に自体は急転・・・
それも全て次回の最終巻に繋がっていく形なんだろうけど・・・凄く気になる・・・

最後ってのも残念なんだけどそれ以上に・・・彼らがどうなるのか・・・気になるな・・・
ハッピーエンドだといいんだけど・・・

なにはともあれ・・・次回最終巻『影執事マルクの契約』・・・楽しみだ。

最後に一文。

感動できるセリフも印象的なセリフも・・・色々とあった・・・
でも一番印象に残っているのはこのエミリオのセリフ・・・

エルミナを拘束していたヨハエル
その状況で姉の身体で目を覚ましたエミリオは姉の身体に触れるヨハエルに激怒

多重能力を駆使してぶちのめしたあげく、無理やり契約を交わして
命令に逆らえなくしてから延々とこの命令を繰り返してはぶちのめすを繰り返してた・・・

でもそういえば・・・思いつめまくって父親を殴り飛ばしちゃったんだよな・・・この娘・・・
お嬢様なのに過激っていうよりは・・・ここまでくると苛烈って感じだよな・・・

あまりに凄すぎてマルクの告白の言葉とか、エルミナの告白の言葉とかよりも
印象に残っちゃったし・・・

そりゃ恐怖だ?・・・はははははは・・・ソンナコトナイヨー
   ・ ・ ・ ・ ・
「立ちなさい」

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No title

はじめましてー。

ここの感想、毎回楽しく読ませてもらって次に読む本選ぶときに参考にさせてもらったりしてます。

マルクも最近最後まで読みました。一気読みしたけど面白かった……


歴史改変は確かどこかで〈精杯〉がオルダー教によって作られ、アルス・マグナになったのにオルダー教を消してしまう力すらあるから管理しようと狙われてるのでは、みたいな推測があった気がしますね。
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