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調停少女サファイア 1

あらすじ

「あうっ。い、いたいの・・・」

桃色の髪をした少女・サファイアが、茂みに足を取られて転ぶ。

あきらかにドジっ娘で、方向音痴のサファイアだが、
彼女には最後の竜の調停者たる大いなる知識と力が宿っていた―─。

そんなサファイアは、本人によると兄の立ち位置らしいが、
弟のような少年・エオンや、サファイアの従者にして月エルフのレミとともに、
ケンタウロスの野営地に辿り着いた。

ケンタウロスたちは暖かくサファイアたちを迎えてくれるが、彼らは大きな問題を抱えていて・・・。

今こそ彼女の力が示されるとき!
最後の竜の調停者たるサファイアが、新たなサガを紡ぐ!!

感想

富士見ファンタジア文庫2011年6月からの新シリーズである
脅迫調停少女サファイアの1巻
『1』って書いてあるしシリーズですね

※この作品では人間を『ヒューマ』ヒューマを含む種族を総称して『人間』としてます。

この物語はさまざまな種族が暮らす世界が舞台で創生の神にあたる『始祖竜アタルナ』が生み出した
神よりも上の存在で争いを『調停』する存在である種族・・・
『竜』の最後の1人であるエオン(いつもはヒューマの姿)と
その彼が選んだ『竜の調停者』でありフラウナラウというヒューマの国の王女でもある
サファイアを中心とする物語

調停・・・?いや・・それ・・・脅迫じゃ・・・?

とりあえず読んで感じた感想がこれ・・・

『竜の調停者』であるサファイアは天才的な頭脳と魔術の才を持っているけど
ふだんは色々と頼りない少女

でも『調停』となると・・・凄い・・・というか黒い・・・

ちゃんと理詰めで・・・納得させた上で事件を収めている感じもあるんだけど
その手段が過激すぎると言ってもいい時がある・・・

なにせ過激さでいえば『竜』でありヒューマの姿のときでもかなりの力を持つエオンよりも
彼女のほうが過激・・・そして真っ黒・・・

『調停』の為なら・・・そしてエオンの為ならまさに手段を選ばない感じです・・・

まず今回の話での『調停』の内容を簡単に紹介してみようかと・・・

調停 1 ケンタウロスとウンディーネ

事件

姿はヒューマと同じ・・・だけどその俊足と弓の腕は名にたがわず、
狩りに生き心根も優しい種族で旅の途中で体調を崩した
エオン、サファイアの同行者である月エルフの少女レミを治療してくれたケンタウロス

そんな
ケンタウロスの青年がウンディーネに浚われる

理由

毒草の群生によりケンタウロスが好んで狩る生物が弱まった結果、乱獲につながり
最終的に狩りすぎて食料不足に・・・
やむえず旅人から聞いた方法で毒がある生物を川の水で毒を洗い流して食べていた。
その結果、川に毒が流され
ウンディーネの世界を汚染・・・その抗議の為

結果

サファイアケンタウロス側の非を実験によって証明
ただし
ウンディーネ側の街にあった古代の図書館には毒のあるその問題の生物の
毒抜きの為の情報も存在しておりお互いの交流不足が事件の原因とする。

両種族とも非を認め和解

浚われた
ケンタウロスの青年がちゃっかり見張っていたウンディーネの少女と
仲良くなっていて青年の妹分で彼の妻になると言っていた少女キリトには
ちょっと可哀想な結果に・・・
ただしそれが原因でキリトエオン達の同行者に・・・

調停 2 ヒューマとドワーフ

事件

エオンの知り合いであるヒューマの国・ウルダの女王であるガーネットから
ウルダに攻め込んでこようとする丘ドワーフとの戦争の『調停』を頼まれる


理由

ドワーフの王は自分達、ドワーフの神である『ゴドタイ』の声を
謎の組織の人間から渡された本来は種族の王が継ぐ『神のメダル』から聞き、
それに従ってウルダの地下にあるドワーフの遺跡を取り戻すために行動した


結果

ドワーフの王の元にケンタウロスウンディーネの力を借りて進入して事情を聞き、
エオンの命やかつてサファイアの祖国を襲った組織が暗躍していることに気づき
さらに
ドワーフの王ガーネットを連れてその遺跡へ・・・

この世界では古代の記録や記憶が失われている理由・・・
かつて
は自分を生み出した始祖竜・アタルナに反旗を翻し、そして竜に滅ぼされた
それを隠し、
の復活を目指す組織が存在し、
彼らの策略で今回の戦争は発生し、そして
『ゴドタイ』は自らの作った種族である
ドワーフを利用し復活しようとした。

最終的に組織の人間・・・
シャドウの攻撃により傷ついたエオンが流した血と
ドワーフの王の持っていた神のメダルによって『ゴドタイ』は復活

何気にこの物語の神はろくでもない・・・
自分達が生み出した種族のことは召使扱い、駒扱いでまったく気にしないし・・・

ただ
サファイアは組織ぐるみで隠していた真実に気づいていたみたいだから
彼女の知識も半端ないな・・・

それ以上にガーネットに戦争の準備を色々と整えさせるためにそれに邪魔な・・・
お金で動く人間ではなく清廉潔白ゆえに説得に時間がかかりそうな
本当の意味での忠臣とも言えるべき臣下を調べ上げたささいな罪や
ガーネットのためにしていた汚れ仕事などを理由に
財産没収や追放をさせたサファイア

いや・・・あんた・・・鬼だよ・・・

その場を乗り切る為の最善の手段とはいえ、後々の統治に影響出るよね・・・これ・・・
賄賂とかで動かしやすいほうは残してるわけだし・・・

黒い・・・黒すぎる・・・

調停 3 サファイアとシャドウ

事件

が復活して大ピンチ・・・・と思ったら敵の組織の悲願もなんのその・・・
サファイアを復活させるための機構を逆に利用して
かつて『竜』によって滅ぼされた神々の呪いを遮断し
エオン
を本来の姿である『竜』の姿に戻し
エオンはその場にいる人間達に結界を張って決して傷つかないように守りながら
『ゴドタイ』をフルボッコにしはじめた・・・

うわぁ・・・作戦を成功させて喜んでるところに切り札投入とか・・・容赦ないな・・・

そして相手がもうどうしようもない状況になり、さらに関係者が全員集まってる状況下で
サファイアシャドウと・・・組織の人間に『調停』を行う事に。


理由

その場にいるドワーフの王ウルダの女王であるガーネット・・・
そしてレミキリトウンディーネの女王にも神の真実を聞かせることで・・・
シャドウが反論できないほど真実に近い推論を語ることでそれを広め、
その拡散を・・・神の真実についてを口止めする事を条件に
シャドウ達の組織に今回のウルダ丘ドワーフの戦争の画策ような介入を
二度とさせないため

っていうかこの状況を作り出すためにドワーフの王
神のメダル
ウルダの地下に導き
『ゴドタイ』復活のための要素を全て揃え、復活させる手伝いをしていたサファイア・・・

敵すら実は手のひらで踊らされてたって事か・・・オイ・・・


結果

敵の組織・・・『千年の使徒(ヴァル・セイリス)』は撤退しました

民衆にがかつて始祖竜・アタルナに反旗を覆し、『竜』に滅ぼされ
自分が作った種族は駒扱いって事を知らされると誰も神を崇めなくなり
組織そのものも周りから弾劾される・・・

そして復活の最初の一手・・・仲間の神を復活させるはずだった『ゴドタイ』
本来の姿に戻ったエオンにフルボッコにされたあげく
滅ぼされるのがほぼ確定という状況・・・


断れるわけねぇーーーーーー

ってか調停じゃなくて脅迫だよね・・・これ・・・

神を結果的に滅ぼしたエオンよりも色々な意味でサファイアのほうが怖いな・・・うん・・・


次回以降もこんな感じでサファイア『調停』していくなら・・・かなり楽しみ

恋愛方面もサファイアは言うまでもなく・・・ガーネットもかなり本気でエオンが好きで
さらに今回の一件でキリトエオンの真の姿を見たことでフラグが立ったっぽい・・・
こっちはこっちで気になる・・・

敵の方も一剣士としてエオンと戦いたいとガーネットを裏切った騎士・デキウスとか
シャドウ『千年の使徒』とは別の思惑を・・・神も竜も滅ぼしたいと思っているとか・・・
色々と伏線も残っているので続きが楽しみ。

それにしても・・・やっぱりこれ調停少女じゃなくて脅迫少女・・

最後に一文。

サファイアのセリフ

物語の冒頭、ドワーフの軍勢を見つめるエオンサファイア
その軍勢を止める為に『竜』であるエオンに『竜の調停者』が応えた言葉

物語り冒頭がこのセリフだったせいか読み進めて
実際のサファイアの事を知るとギャップの違いに吹いた・・・

いや・・・基本このセリフを言ってる時の行動理念で動いてるんだろうけど・・・
日常生活とか・・・調停内容とかが・・・予想もしないところだった・・・

「止めるの」

「あなたが止めることを望んだの。だから、止めるの」

「わたしは、最後の竜たるあなたの代理人。竜の調停者」

「最後の竜の調停者は、どれほどの騒乱も収めてみせましょう」

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