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犬とハサミは使いよう 3

あらすじ

相も変わらずドSな夏野の飼い犬な日々を送る俺。
そんなある日、夏野が誰かに見られていると言い出した。

それ警察だろ、いつも犬【俺】をいじめてるから。

だが夏野との外出後、帰宅して愕然。
留守中に本が一冊増えていたのだ! 

誰かが忍び込んだのか? 
だが何で、どうやって!?

実は夏野は人気作家秋山忍【あきやましのぶ】。
ストーカーのひとりくらい、いても不思議はないのだが・・・・・・

調べる中で浮かんだのは、秋山忍そっくりの作風を持つ新人作家で!?

大人気不条理コメディ第3弾!

感想

犬とハサミは使いようの3巻

なんか無駄に和人(右側・ダックスフンド)が凛々しい顔してるな・・・
そして相変わらず凄いデザインのハサミだ・・・

今回は驚いたことにトンデモバトルは無しだった・・・

いや、驚くことじゃないんだけどね!?

そもそもヒロインである霧姫が小説家なのに何故か巻き込まれた事件において
黒幕とトンデモバトルを繰り広げるってのがまずおかしかったんだけどね・・・
だって小説家だし・・・本を書いてろよ・・・って感じだったんですが・・・

執筆戦(ライティングデュエル)!アクセラ・・・・

違う・・・なんか違う・・・orz
確かに本を書くべきだとは思った・・・ハサミと包丁(とは名ばかりのチェーンソー銃器付き)で戦ったり
殺人犯と肉弾戦を繰り広げてトンデモ格闘術を披露したりするのは変だと思った・・・

確かに本を書いたよ?
でも・・・あれ?
なんか違うよね・・・?
それ・・・違うよね?

という感じで今回も結局盛大にツッコミ所が満載の話だった。
いやぁ・・・楽しかった・・・うん・・・文句はないんですよ・・・

今回の話も・・・根本的な原因はやっぱり和人・・・

1巻では彼を殺した犯人を霧姫と共に追い詰め格闘戦の末に撃破
2巻では兄の死を認めたくない和人の妹である円香が問題を引き起こし
それを霧姫と共に止めた。(まぁ黒幕的存在は別にいましたが)

今回は和人のクラスメイト・・・大澤 映見

和人と生前仲が良かった女子生徒で父親が大澤 愁山という大御所作家
和人が偶然、彼女が書いた原稿を読みそれを褒めた事で交流が始まり、
そして彼女が書いた未完成の小説の続きを最初に読むと約束した。
その約束が元で作家を目指した女の子
ちょっと・・・いやかなりネガティブですぐに死のうとしたりする危ない娘

うん・・・思いっきりフラグ立ってたのね・・・

和人との約束を果たそうと父親のコネまで使って作家としてデビュー
まぁコネだけじゃなくて才能も十分あるみたいなんですけどね・・・
文体は和人と同じく秋山 忍・・・つまり霧姫のファンという事で彼女に似ているみたい。

和人が生きているかも・・・と思ったのは和人が犬の姿になっても本を買いに通っている
本田書店の娘で和人達のクラスメイトであるから話を聞いたからみたい・・・

でも

『犬が本を買いに来る』

和人だったら本を読むために意地でも死なないかも』

『その犬は・・・和人?』

っていう発想に至った事がすでに変・・・
和人はどんだけ本好きだと思われてたんだよ!?ってのもあるけど
その発想を元に今回の事件を引き起こしちゃった映見もなんか色々と変

確信できたのは和人が彼と映見しか知らない、彼女の現行の隠し場所を知っていたからで
それでも彼女には霧姫や前回登場の担当編集者・・・鈴菜(ドM)のように
和人の声を聞く事はできないんですけどね・・・これはちょっと切ない

最終的にお互い作家という事で『執筆戦』・・・先に原稿を100枚書き上げた方が勝ちという
戦いになり、和人はその霧姫映見の勝負の見届け人になる事に。

ところで・・・作家にとって『執筆戦』って普通なの?
本好きの和人はもちろん知らなかったけど霧姫映見は普通に常識って感じだったし
なんか妨害用の必殺技とかでてきた・・・

『双文曲筆(ダブルドライバー)』・・・両手に万年筆を持って左右から文章を・・・2倍速

『抑えられない睡眠衝動(ウェイクアップキャンセラー)』・・・万年筆のリズムで相手に眠気を

『姿なき俳諧(インビジブルペイント)』・・・ペン先を破壊してインクを飛ばして文章を書き換える

『深刻なる起震(ノーブルバレット)』・・・貧乏揺すりの震動でインクの粒子を動かして・・・

『紙に囁く声(マークウイスパー)』・・・ランダムに言葉を呟き相手に誤字脱字を・・・

『操読者槍(プリューナク)』・・・本に作者からの命令を刷り込み読んだ相手を操る


つまりアレか・・・霧姫が・・・作家・秋山 忍とその担当編集者がおかしいのではなくて
この作品世界の中で作家という職種の人間はなんかもうおかしいって事なのかな?

映見の父・愁山も漏らすだの実はツンデレだの・・・アレなキャラでしたしね・・・
映見が使った技はこいつが作ったらしい・・・駄目だ・・・この人・・・やっぱ変

っていうか怖いよ!?なんなのこの世界の作家!?

今回は直接的な戦闘がない(愁山や操られた人は霧姫がたやすく鎮圧だったし)話だったんですが
やっぱりというかなんというか・・・結局別の意味でのトンデモバトルに・・・

ただ原稿に文章を書くという戦いでコイツラは一体なんで人間離れした技術の応酬をしてるんだか・・・
それ全てを打ち破った霧姫霧姫で色々とアレだよね・・・

操られ、自分自身を攻撃してしまいそうな状況で体の自由を奪われ・・・
それでもなお作家として・・・どうにか動かせる首から上の部分で・・・
口に万年筆を加えて最後まで書ききった霧姫が最終的に勝利

彼女の執筆にかける思いの強さはよくわかる場面だったけど・・・いいのかコレで・・・

最終的に霧姫和人の言葉を伝え、映見はこれからも本を書く事を続ける事にし、
さらに霧姫も作家の先輩として彼女に接していくことに・・・

なんていうか・・・同じ和人を想う作家・・・という事で妙なシンパシーが生まれたらしく
『操読者槍』霧姫に・・・とかそういう話になったり、
和人を操ってみたりと・・・なんか今後の和人の身がますます心配になるな・・・

一応、言っておく・・・今の和人は・・・

犬だ!!

今回の話で静かに本を読む霧姫にドキドキしたりしてたりしたけど・・・
これって本当にどうなるんだろうな・・・
霧姫の方はドンって来いって感じだけど・・・流石に犬だしな・・・

いやはや・・・先が気になるシリーズです・・・

ちなみに・・・作家や編集ばかり変だと書いてますけど
今回の話で映見霧姫の部屋に父親のコネでセキュリティ会社に話を通して
自分が書いた本を1冊紛れさせたんですが和人は一見荒れた様子がない部屋に
入って過ぐに本が1冊増えたと看破したりしてました・・・

増えた本自体がどこにあるかわかってなかったのに、
部屋の中に1冊本が増えたことを部屋に入った時点で気づく・・・
コイツはコイツで・・・なんか変だ・・・

ここまで本が好きになれるのは・・・羨ましいような羨ましくないような・・・どっちだろ・・・

家に帰ってまず本の配置が荒らされていないかとか見ちゃう私は
彼からしたらどれくらい下のレベルの読書バカなんだろうか・・・うーん・・・

なにはともあれ次も楽しみ
刊行予定によると10月にFBonlineで掲載されている短編が
短編集として発売するっぽいしそっちも楽しみ

最後に一文。

和人のセリフ

霧姫『執筆戦』で破れ、コネを使って作家になった偽物には書く資格が・・・と落ち込む映見
霧姫は作品を読んでくれる読者がいるから作家はいる。

それだけでいいと伝え、それでも悩む彼女に和人に聞けと・・・

そして映見の書きたいという気持ちと書くのが好きだという気持ち
そして最後の読んでくれるかどうかの問いへの和人の返答

言葉は通じなくても、気持ちは通じたとおもうな・・・うん・・・

『当たり前だろ!!!!』

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