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アンチリテラルの数秘術師(アルケミスト) 3

あらすじ

「私達は無自覚に、目に見えないi(ウソ)を必要として生きているんだよ。」

仲間でやってきた北海道旅行。
どこか様子のおかしい雪名に、俺は歯がゆい気持ちでいっぱいだった。

彼女は俺との“殺害の約束”を疑っているのかもしれない ── そう思った折、町が歪み始める。

現れる無数の化物。
数秘術(アルケニック)が使えなくなる雪名。
NPCのように機械的な、町の住人たち。
そして現れる、“虚数”の災厄の数(アルヘトス)。

彼との出会いで、俺と雪名は互いの本当の気持ちを知ることになる。

“数”の異能力バトル、第3弾登場。

感想

アンチリテラルの数秘術師の3巻

表紙はいつも通りに雪名
気のせいだろうか・・・巻を重ねるごとに幼くなってる感じがする・・・

ってか可愛いなぁ・・・本当にもう・・・

友達ができたり、男の子が気になりだしたりと段々と普通の女の子っぽくなってきてるってのも
理由の1つなのかな?

まぁ気になってる男の子って誠一なんですけどね。

それとカラーイラストの見開きのページがヤバイ・・・
いや・・・本当に色々と・・・ヤバイ・・・
ヒロイン2人の温泉シーン・・・不自然な湯気がいい仕事してる・・・
これ大丈夫なのかよ・・・ってくらい危ない・・・

今回は前回、雪名もクラスメイト達と馴染んだ事で一緒にいるメンバーが多少変化

仲良くなり、雪名の事情も知る事になった叶苗
1巻で事件に巻き込まれた誠一の妹である愛架
雪名に弟子入りした『炎の符術士』憲剛
唯一事情を知らない誠一の友人である弘樹

と一緒に北海道旅行に行き、その旅行先で事件に巻き込まれるのが今回の話

今回の敵は『i(虚数)』『災厄の数(アルへスト)』

『i(虚数)』の世界を作り出し、その中の出来事は全て『i(ウソ)』
その世界の中では生死や時間の流れすら全てが『i(ウソ)』
そして一番強い『i』が現実になる世界

その『i』の世界の中でなら神にも等しい・・・
ありとあらゆるものが想像できるし、不治の病の少女すら完治させる・・・
そんな強力な力を持った相手が今回の相手

ただ今回の話に関しては敵・・・『災厄の数(アルへスト)』である黒枝 灯夜の目的が
たった1人の女の子を・・・不治の病に侵された愛する少女・とずっと一緒に生きたいという
想いが原因であり、彼自身には誰かを積極的に害そうとする意思はない

でもその少女が彼の思惑を超える行動をとり、
彼女の命を永らえさせている『i』の世界の範囲を広げざるを得なくなり
それによって灯夜が予期せぬ(知らない事は現実にできない)事態を招き
無関係な人々を巻き込み、そしてたまたま訪れていた誠一をも巻き込んでしまった

そして『i』の世界で重傷を負い、死後の自分・・・をうまく認識できず
死のイメージから人に害なす化物に変わってしまう弘樹と他の人々

そして愛架までもが片足を失うような事態に至り、
誠一灯夜は対立する事に。

大切な人を守りたいという・・・決して間違っていない想いを胸に
争う事になる・・・せつないです・・・

自身も現状を聞き、灯夜が自分の為に何をしたのかに気づき
自分が死ぬ事になってもいいから、彼にこんな事をやめさせたい・・・と行動をする訳ですが

彼女が灯夜の告白を断った事。
彼女が灯夜を嫌いと言った事。

その全てが自分の余命が短く、彼と共にいる事ができないからが原因で
本心は誰よりも灯夜の事を想っている・・・という事実を
灯夜自身が気づいているからこその事態という・・・本当にせつない話

誠一雪名も離れ離れで別行動になり、お互いを心配する事しか出来ず

誠一は戦う事の出来ない自分の無力さを、
雪名もまた力が使えなくなり、結局自分は誰も救えない・・・なってしまう。

でも誠一『i』の世界で・・・『災厄の数』が作り出した数が支配する世界で
その打開策に気づき、そして合流した雪名と共に灯夜の元に・・・

 ア  ン  チ  リ  テ  ラ  ル
数の支配を打ち破るもの

徐々に認められつつある誠一の才能・・・その一端が今回もまた見られます。
といっても彼の力はやっぱり数の異常を知覚できるというだけのもの。
だけど・・・毎回そうですけど彼の本質はソコではなく・・・
彼の考え方や心の強さこそが彼の力

雪名が力を使えなくなったのは自分が無力だという『i』を信じてしまっているから。
だからそんな事はないと・・・人を助けようと思う彼女の心が弱いはずがないと
彼女が自分が無力だと感じる思いこそが『i(ウソ)』だと諭し
そして自分はなにもできないけど・・・彼女との約束を果たす手段も未だ見つけられないけど
それでも自分を信じてくれるかと問いかけ、
そして雪名が自分を信じてくれるいう言葉を持って灯夜に挑んだ。

冴上 誠一黒枝 灯夜に負けない・・・という『i』で・・・

もっとも強く信じられた『i』が現実化する世界で
彼が負けないという『i』を強く信じる存在が・・・雪名がいる事でそれを現実化させ
憲剛も・・・今回初登場の執行官・アンデレも戦いには参加していなかった叶苗も・・・
そしてなにより・・・敵である灯夜すらそれを信じてしまい・・・
そして誠一の一言で『i』の世界は崩壊

強く信じられた『i』が現実化するという確証があっても、
少なくても雪名だけは自分を信じてくれるという確証があっても
東京タワーそのものを射出して攻撃するような相手にそれを実行した誠一

この彼の行動と心の持ちようがすでに凄いですね・・・

それで事件は解決・・・全員もとの世界に復帰し、死んで怪物になった人も全て戻り
重傷を負った愛架も・・・そして時間すらも彼らが宿泊先である温泉地に付いた時点へ

改めて灯夜が作り出していた世界の凄さがわかるだけに
それを打ち破った誠一の凄さも凄いです。

この後、誠一は改めて雪名の状況をなんとかすると彼女に誓うんだけど
最近の雪名の様子がおかしいのが自分が彼女との約束を守れないんじゃないかと
思ってるのでは?という的外れなものだったのでちょっと笑えた・・・
戦いの場では凄かったのに・・・女心にめっちゃ鈍い・・・

雪名誠一の事が気になっていただけだったんですけどね・・・異性として・・・
本人も初めての経験だったので自覚はなかったけど、
今回の話で叶苗と・・・そしてに問われた事で自覚した感じだし
今後彼女がどういう態度で誠一に接するのかは楽しみ。

1巻で死ねない彼女を殺してくれると約束してくれた誠一と出会い
2巻で自分の親の罪をクラスメイト達が許してくれ、そして友達ができ
3巻で自分が感じている想いが恋心だと知った・・・

段々普通の女の子っぽくなってきていていい感じですしね。
これからの2人の関係にも大いに期待です。

それとやっぱり本気っぽい叶苗誠一への想いの行方についても気になります。
モテモテだな・・・この野郎・・・

今回登場した執行官・アンデレ誠一と同年代で学生(偽名:安藤 照子)としても生活してるようで
なんだかんだとこれからも登場しそう・・・っていうか執行官達って必ず
今後も登場する予感を感じさせて去ってくよね・・・ディエゴにしろタデウスにしろ・・・

2人に比べればアンデレはまだ普通っぽいので色々と関わってきそう
彼女が前任者が殺された事によってアンデレの名を継いだ・・・という事情や
相手を『停止』させるという彼女の能力・・・今後の登場も楽しみだ

それに教団・『災厄の数』に続く新たな敵の影も・・・

『クリフォト』を名乗る組織らしく、前回の話で来栖 真意『災厄の数』にしたのも、
今回、黒枝 灯夜『災厄の数』にしたのも彼らの仕業らしいし
今回、雪名に接触した気ぐるみを連れた少女・稲瀬 果穂もそのメンバーっぽい
彼らに指示を出していた人物は『ニコラ=テスラ博士』らしいけど・・・さて・・・どうなるか・・・

彼らの目的は『災厄の数』を誕生させてそれをさらに『覚醒』させるのが目的らしいけど
『集合』『虚数』も失敗だったらしい。

とりあえず『無限』である雪名『アンチリテラル』である誠一にも興味があるらしく
果穂誠一ももう1度くらい刺激を与えれば『覚醒』するかも・・・といっていたので
単純に『災厄の数』だけが関係するものではなさそう・・・

彼らの仲間に『カラス』と呼ばれる『教団殺し』・・・前任のアンデレを殺した相手もいるみたいだし
彼らが今後の教団、そして誠一達の共通の敵になっていきそう・・・

果穂が雪名に彼女が子供の頃、過ごしていたのは本当の東京の地下だったのか?
という問いかけをしたり他にも色々と伏線があったので次回が楽しみ

灯夜も・・・そしてもエピローグでは『i(ウソ)』をつく事をやめ
短い時間かもしれないけど一緒にいようと灯夜に指輪を贈り
は彼の想いに答えた・・・
ある意味で今回は『災厄の数』であった灯夜にも救いはあったのでよかったかな?
夕の病気と余命を考えると・・・せつないですけどね。

それと・・・なんていうか・・・

憲剛が色々と残念すぎる!?

愛架弘樹とババ抜きをすれば顔にですぎて負けまくり、剥きになり
寝巻きが白地にピンクのハートマーク(旅館なのに自前で持ってきた)だったり
事件が解決した帰りに買ったマスコットに鼻血をだして興奮したり

え・・・なにコイツ・・・もうなんか色々とわからないキャラになってる・・・
戦闘中とか格好いいのにね・・・

彼の次の活躍も楽しみだ・・・戦闘とかじゃなくてこっち方面のが特に・・・

なにはともあれ・・・次巻は12月発売予定なのでそんなに待たなくていいのが嬉しいところです。

最後に一文。

誠一のセリフ

数秘術が使えなくなり、よりいっそう自分の無力感を・・・
自分では誰かを救えないという想いに囚われていた雪名誠一が言った言葉。

確かに・・・力は力・・・あくまで使い手がどう使うかによって変わるものだしな・・・
っていうかこの2人・・・こんだけ通じあってるならもう付き合っちまえよ・・・って感じだ。

「雪名・・・きっと力だけじゃ、人は救えないんだと思う」

「今まで俺やみんなの窮地を救ってくれたのは、
 数秘術(アルケニック)の力じゃない。
 その力の使い方を決めていた、
 お前自身の気持ちなんじゃないのか。
 お前はいつだって、他人の事を思い、
 他人の事を考えられる優しさを持っている。
 そんなお前が弱いだなんて事、あってたまるか・・・!」


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(2011/09/10)
兎月 山羊

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