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死想図書館のリヴル・ブランシェ Ⅳ

あらすじ

イツキ様、死聴音楽堂に異変が起きました。
双子の管理人の片割れ、ジュモ・ブルが行方知れずです。
付近では、謎の連続傷害事件が勃発、警戒が必要かと思われます。

失踪の鍵を握っているであろう、
イツキ様の学校の生徒会長・緑ヶ丘ユカリ宅への侵入を提言いたします。

・・・はい?
仰るとおりです、イツキ様。
この衣装はレースクイーンです。
とくに今回の事件と関係はありませんが、それがどうかされましたか?

感想

死想図書館のリヴル・ブランシェの4巻

今回の表紙のリヴルはレースクイーン・・・
なんかもう表紙はリヴルのコスプレの場になってきたな・・・

しかも今回のこのレースクイーンのコスプレ・・・
車を運転するからって理由だったけど・・・運転だったら関係なくね?って感じ・・・
いや・・・まぁ・・・似合ってるからいいんだけどね・・・

今回の話で中心となるのは

『筆記官(ライター)』『主賓客(イーター)』『製作者(メイカー)』
に続く第四の主・・・『死聴音楽堂』の主たる『演奏家(プレイヤー)』
そしてその従者たる『青の双子』ジュモ・ブルジュメル・ブル

というわけで4つの施設と4組の主と従者が揃う事になる・・・

前回、仲間になった『製作者(メイカー)』・・・シン
イツキへの偉そうな態度とかは健在だけど、憎しみとかそういうのは消えてる感じ
一生懸命、道具作りしてるみたいだし精神的成長もしたのかな・・・?

今回は標準性能を持った眼鏡を作ったり、
移動用の道具・・・京都で使った『朧車』を改造してスポーツカーにしたり、
イシュタルの武装を磨いてピカピカにして彼女を上機嫌に・・・
といったような事をしてた・・・

なんか・・・普通に仲間になっとる・・・前回の事はどうなのよ・・・

でもまぁ・・・かなり有用な奴になってる・・・
彼の作る道具は『筆記官(ライター)』であるイツキが記述して創造した武器や道具と違い
一度作りさえすればきちんと残る・・・という点で優れてる。
まぁ作るためにはその道具の伝承とか能力とか知ってなければいけないのは同じだけど。
デメリットとしては作成に時間がかかるって事。

こう考えるとイツキとは対極とも言える能力なのかも

でも・・・『朧車』とか・・・風情のある牛車だったのにね・・・
『朧車』の九十九神なんか後部座席でえぐえぐ泣いて、イツキに訴えかけてたし
存在するものの改造も・・・できるみたいだから便利だけど・・・どうなんだろうね・・・

シンはそれぞれの能力を

『主賓客(イーター)』は戦士・・・ってか狂戦士
『筆記官(ライター)』は召喚士or精霊術士
『製作者(メイカー)』は鍛冶師

って感じで説明してたけど・・・結構わかりやすかった。

今回は『製作者(メイカー)』であるシンの有用さが目立ったけど
ある意味最強・・・なカナ・・・『主賓客(イーター)』はというと
死食レストランでの食事を楽しみにして食事抜きだったところに
女神イシュタルが登場・・・彼女と戦いになり負傷退場
前も仲悪かったからな・・・って思っていたら

カナはお腹が減りすぎてイシュタルを食べようとしたのが原因

そりゃ、ぶっ飛ばされるよ!?神様もびっくりだよ!?

2巻登場時に神社・仏閣、神様の事まで事細かに調べていたのも
『神様を食べたらどんな感じなのか・・・』という食欲が原因だった訳だけど
今回、空腹からイシュタルが食べ物にしか見えなかったという・・・

駄目だこの娘・・・アホな娘だ・・・

という訳で今回は一切出番なしでした・・・いや・・・本当に・・・アホな娘だ・・・
最強なのにね・・・問答無用なのにね・・・なんか残念な娘だ・・・

そして今回登場・・・緑ヶ丘 ユカリ
学園の生徒会長にしてまさに完璧超人・・・

いや・・・本当に・・・完璧超人・・・

文武両道で性格もよく、人からも慕われて家は金持ちで歴史もあるっていう・・・
なんてリア充・・・って感じの女の子

特に得意なのは『絶対音感』を生かした演奏・・・という訳で
登場時から・・・ってかあらすじの時点でなんとなくわかっていた事ですが・・・

彼女が『演奏家(プレイヤー)』・・・・・じゃない・・・だと・・・!?

連続障害事件の現場で被害者となったイツキの友人がユカリの声と
そしてヴァイオリンの演奏を聴いたという証言

イツキリヴルを伴い、彼女の家に侵入・・・彼女が一度保護してまたいなくなった
『青の双子』の片割れであるジュメルを連れていた事・・・

そしてその場は逃げたイツキ達に追いつき、演奏でジュメルの力を引き出して
イツキリヴルを圧倒した事・・・

どれもが彼女が『演奏家(プレイヤー)』で最初に行方不明になった
『青の双子』ジュモと契約した相手
そして傷害事件の犯人であるとミスリードさせる為のものだったみたい。

ユカリ自身もそうなるように動いていたってのもあるけど・・・
それにしても真実に近づきそうになったからってイツキをフルボッコにする必要はないよね・・・
なんでもかんでも自分で解決しようとして仕舞う所が彼女の数少ない欠点かも・・・

犯人は彼女の双子・・・ヒカリでありヒカリこそが
『青の双子』ジュモに選ばれた『演奏家(プレイヤー)』
そして子供の頃から完璧な姉に対し、自分はひきこもり
それを父親に厭われて存在を隠され、中学時代は留学していたユカリの変わりに
学校に通っていたけどバレてしまった相手もいたらしくいじめられ・・・
色々と鬱憤が溜まっていたらしくヒカリの目的はユカリを倒して彼女に成り代わる事

イツキはなんとかユカリと交渉によってヒカリの事は彼女に、
『死聴音楽堂』『死書』である『英雄(エロイカ)』が起こした立てこもり事件は
自分達が解決するという役割分担で手を打ち共闘

ユカリはジュメルをヒカリはジュモの力を借りて戦う事に・・・

やっぱり・・・ユカリ無双

なんていうか・・・こう・・・始まる前から・・・読む前から結果がわかりきった感じがするけど・・・
ユカリの勝利だった・・・

ヒカリユカリの模倣で・・・ヴァイオリン演奏で挑んできたのに
ユカリは自分の今のマイブームはこれだ・・・と言ってギターを持ち出して演奏

ジュメルの力を完全に引き出し、
そしてヒカリの演奏からなにをするのかを察知して見切った上で勝利

ヒカリに途中、勝利を味あわせておいて実は全然ダメージない・・・っていう
演出つきで格の違いを見せ付けた感じ・・・

でも『演奏家(プレイヤー)』ヒカリ・・・

ユカリさん・・・まじパネェっす・・・

っていうか自分達が選んだ相手じゃなくても双子でしかも演奏が
選んだ相手以上だったら言う事聞いちゃうんだね・・・『青の双子』・・・

どんだけ凄いんだよ・・・この姉は・・・
しかも戦いの後、ヒカリこそが選ばれた『演奏家(プレイヤー)』であると語って
戦う気を失わせ、『英雄(エロイカ)』との戦いで危機に陥っていたイツキの援護に・・・・

ヴァイオリンとギターのセッションってどうなのよ・・・って感じだけど
『英雄(エロイカ)』の影響を『死聴音楽堂』から排除して、きちんと調律
イツキの反撃への道を作った・・・

でもヒカリは連続傷害事件の犯人だけどね・・・
まぁ・・・不能犯だから罪に問えなかったのでエレシュキガルユカリのお説教ですんだみたい。
もしかしたら捕まった方がましだったかもしれないが・・・

なんだかんだいっていつの間にか姉に思いっきりデレれたヒカリ
ここでもカリスマを発揮するユカリが凄いのか・・・ヒカリが流されやすいのか・・・
やっぱり前者だろうか・・・

でも・・・ここまであえて書かなかったけど・・・ヒカリって男なんだよね・・・
ユカリの双子の弟・・・でもユカリになりかわろうとしてたから、
そして今は姉が目標だから・・・女装してるんだけどね・・・

まさかの4人目も男で・・・しかも女装趣味の変態という結果に・・・
ちゃっかり普通に『死聴音楽堂』ユカリも来ていたから
今後も2人で『演奏家(プレイヤー)』って感じなんだろうか・・・
正規のメンバーより能力上な一般人の身内って・・・どうなんだろうね・・・

今後、この姉弟がどうなっていくのかも楽しみ・・・
弟の方は・・・なんとなくいじられキャラな気がするな・・・

今回の敵であった『英雄(エロイカ)』
その成り立ちは噂や架空の逸話だからこその死書

本として残されない・・・ただの噂や都市伝説・・・
だからこそ失われた本が集まる『死想図書館』では本として存在する存在だったみたい。
そんなのまでいるとすると・・・本当に色々あるんだな・・・って感じ

まぁだからこそ今回の事件の最中に逃げ出した『死書』
この世のありとあらゆる出来事を知っている『アカシック年代記(レコード)』
なんてものまであったんだろうけどね・・・

しかも『アカシック年代記(レコード)』イツキの幼馴染である未耶と接触し・・・そして結託
彼女は自分が一度殺された事も、イツキが今まで何をしてきたかも知っていて
そして今回の事件もさりげなくイツキを真実へ誘導していた・・・

イツキが自分の事に・・・自分が気づいている事に気づいてくれるように・・・

なんか・・・ここにきて・・・未耶は怖くなってきた・・・

最後は彼女がイツキに『死んでほしい』と言ったところで今回は終了・・・
正直、凶悪な引きです・・・

未耶が何を考えているのか?
『アカシック年代記(レコード)』の目的は?
イツキは全てを知る相手にどう立ち向かうのか?

次回が色々と楽しみにもなってきた感じです・・・

そういえば・・・女性人格を持つ死書がたいがいイツキにデレてる感じがするな・・・
『邪神秘法書』にしろ『不思議の国のアリス』にしろ・・・『朧車』イツキを主と呼ぶし・・・

デレとは関係ないけど妹であるユズキはぶっちゃけブラコンだし(兄は重度のシスコンだが)
今回は挿絵もあったイツキユズキの母で刑事である卯月はめっちゃいい母親だった

イツキが襲われた友人のために捜査資料が見たいと言い出した時は
怒鳴り、そして実力行使で黙らせようとした・・・だけどそれはこの母子なりの会話で
後日、イツキが背後にいると気づいていながら捜査資料を広げながら
事件の概要や捜査状況を口にしてイツキに伝えたりしてた・・・
その後はイツキに人を殴るときに自分の拳に負担が少ない握りを教えたりと・・・
いや・・・マジでいい母親だった。

不正行為・・・?そこはほら・・・見なかったって事で・・・

そしてイツキの従者・・・リヴルにいたっては隙を見ては奉仕(夜伽含む)しようとしてり
服脱ごうとしたりと積極的な感じ・・・まぁ感情ほとんど見せないんですけどね・・・

今回、ユカリとの戦いで両腕を切断された時はさすがに痛みで
恐怖の感情を顕にしてたから・・・ないって訳じゃないみたいだし・・・
彼女のそういう面での成長とか・・・やっぱり期待だな・・・

上記の事とか考えると・・・未耶がどうなるのかわからないからなぁ・・・
このままリヴルがヒロインになっていく感じでも別にそれはそれでいいんだが・・・
さてどうなるのかも次回に期待

あとがきも未耶とのシーンが・・・今回のラストが───ですからと言った感じで
意味深な事を書いてあったし・・・かなり気になるな・・・5巻が待ち遠しいです。

最後に一文。

卯月のセリフ

道理を曲げてまで息子のために資料を用意し、
そして息子が危険に巻き込まれた時のために戦うための手段を教えた母親

それも全て・・・イツキを・・・息子を信用してたって事なんでしょうね・・・
この一言でもそれがよくわかりますし・・・
この人・・・マジいい母親

「母さんの息子なんだから、いけるだろぉ。頑張れよ、イツキ」

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