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ヘヴィーオブジェクト 死の祭典

あらすじ

「・・・・・・お兄ちゃんは、最後まで私の味方でいてくれるよね・・・・・・?」

「─── とでも言って欲しいのか? この変態め」

全世界が待ちに待ったスポーツの祭典、テクノピック。

世界的勢力の代理戦争であるこの一大イベントに、とある少女が参加した。
全てを金で解決する 『資本企業』 航空PMC所属の一二歳の少女。

課せられたのは、
スポンサーが売り出す新型ライフルを使用してテクノピックで好成績を上げること。

参加者は等しく代理戦争の 『敵兵』。
この競技の常識を理解し、幼女は銃器を手にして挑む。

「スポンサーの許可がとれたからって、
 選手のドキュメント撮影クルーをバスルームの中にまで入れるなよ」

「あの失礼ですが、そちらの需要はスタイルを鑑みて、
 ユーザーニーズはほぼ皆無というか、我々も商売でやってんだぞと」

「どこ見てコメントしやがったこの野郎」

・・・・・クウェンサーとヘイヴィアは?
そんな細かいことはどうでもいいのだ近未来アクション!

感想

ヘヴィーオブジェクトの5巻
表紙は主人公であるマリーディ

あらすじにあるとおり

・・・・・クウェンサーとヘイヴィアは?
そんな細かいことはどうでもいいのだ近未来アクション!

どうでもいいのか・・・ソレ・・・?

って感じだけど主人公はマリーディで進んでいきます。
っていうか本編キャラは名前だけでほとんど登場しない感じでした。

マリーディはの使用が禁止され未だに泥沼の戦争をしているらしい『北欧禁猟区』から来た
傭兵の戦闘機乗り・・・って設定の模様

12歳って・・・若すぎねぇかい?

とかは・・・うん・・・まぁ・・・置いておこう・・・

彼女がスポーツの祭典、テクノピック・・・色々な武器やウェアなどの宣伝の場にもなり
さらに競技によっては相手を物理的に妨害する事が暗黙の了解になっているらしく
『死の祭典』とも呼ばれるこの大会に新型ライフルの宣伝の為に雇われ参加する話
この世界でのオリンピックのなれの果て・・・って感じかな?
スポーツマンシップとか何処行った・・・って感じに普通にドーピングやら
高性能なシューズやウェアによる能力の底上げなど・・・ぶっちゃけトンデモない模様

まぁ観客はそれ(選手同士の命を奪いかねない妨害)も含めて楽しんでいるみたいですが・・・
歪んでるな・・・色々と・・・

彼女は新型ライフルの宣伝の為にシュートアスロン(トライアスロン+ライフル射撃)に出場
年齢らしからぬ歴戦の傭兵って感じの冷静さでいきなりトップに立つ事無く
スタミナ配分などを考えて1日目の25km走行と射撃を4位通過
2日目は1位にプレッシャーをかけて消耗させつつ水泳では3位に浮上
最後の自転車120kmでは見事にトップに立ち金メダルとめっちゃ凄い結果をたたき出す事に。

12歳で・・・どんな世界だ・・・それ・・・
ただこの競技の世界で使われている技術も元をただせばオブジェクトパイロットに
施される技術の過程で生まれたものであり彼女も色々と処置は受けているみたい。
まぁそれだけじゃなくて熟練の技術ももちろんあるんですけど・・・12歳だけど・・・

まぁ・・・競技の結果は上々でしたけど

1日目の夜は妨害を警戒して4位に位置づけ安全を確保・・・と思いきや
近くの部屋にいた1位の選手が襲われたのを察知して護衛の男を無視して介入
彼女を助けるために襲撃犯と一戦交える事になり

2日目の試合前には前日の報復とばかりに海で調整作業中に襲われ
水中で大立ち回りをするハメになり

3日目の・・・試合の結果がでてこれで安全だと思ったら再び襲撃
そして事件は真の姿を・・・って感じに・・・

いや・・・試合の合間と前後になにしてんだろ・・・この人達

・・・って感じです

最終的に昔のスポーツマンシップの存在し、国同士のいがみあいなどが
一時とはいえなくなるようなオリンピックを取り戻すために・・・
今の・・・商品の宣伝や力の誇示、そして妨害行為すら楽しむようなテクノピックを潰す
そういう目的で開催地そのものを崩壊させようとしていた組織と戦う事になり
最終的に彼女の本業・・・戦闘機パイロットとして敵のエースと激突
それを撃破して敵の組織の作戦を止めた・・・

12歳の女の子が・・・凄いなオイ・・・

何度も12歳を強調してますけどぶっちゃけ書いておかないとついつい忘れそうになるくらい
彼女の性格はドライなんで・・・

基本的に傭兵ですし敵対する相手を殺す事は厭わないし、実際に襲撃されたときは敵兵を殺してる
でも民間人であった近くの部屋の選手が襲われていた時はそれを助ける為に介入し
自分の護衛が無駄に犠牲になりそうな時も自らが飛び出していくくらいの
正義感というか・・・良識はちゃんと持っている娘なのでかなり格好いい感じでした。

ぶっちゃけクウェンサーヘイヴィアよりは格好いい・・・

そしてなにより彼女の本職・・・戦闘機パイロットとしての戦いがまたよかった・・・

垂直離着陸機(VTOL機)によるドッグファイト!!

バレルロールとかプガチョフ・コブラとか・・・こういうのめっちゃ好き・・・
そして最後の最後は空中停止(実際は動いてる)・・・

うん・・・燃える展開だった・・・

なんかこう・・・昔から戦闘機同士の戦いの描写とか結構好きですね・・・
実物の戦闘機の機種の名前とかまったく知りませんけどね・・・

音速の戦いとか・・・なんかこう・・・ワクワクするっていうか・・・

最後は許可なく軍事行動を起こしたと問題にはなったけど
やった事はテクノピックの観戦に来ていた何百万という人間の命を救ったという事で
お咎め無しになり彼女は全ての仕事を終えて本来の・・・『泥沼の戦い』に戻っていくって終わり方。

彼女からしたらシュートアスロンで得た金メダルはたいした価値はないみたいだったけど
その過程で出会った人達・・・

彼女の身辺警護をしていた護衛の男
『資本企業』の人間でマリーディのマネージャーをしたアリシア
ドーピング専門の薬剤師であるステイシー

この3人との出会いの方が彼女にとっては確かな成果だった模様。

アリシア『資本企業』の人間らしくお金第一で無表情なキャラだけど
お金を得るためにスポンサー相手には全開笑顔で対応して
マリーディを震撼させどんな仕事でも楽にお金は・・・って思わせたり

ステイシーはことあるごとにマリーディにドーピングを薦めたり
かと思えば食事の準備で意外な拘りを見せたり

護衛の男は護衛対象が荒事に突っ込んで行くわ
しょっちゅう武器をマリーディにスられるわ
彼女に『お兄ちゃん』って言われて反応してマリーディに警戒されたり
最後の戦いの前、気合を入れる前にマリーディにもう1回『お兄ちゃん』と言ってもらったり
生き別れの妹にマリーディが似ていると言い訳したり・・・

ロリコン&シスコンか!?

とまぁ・・・色々と濃いメンバー・・・

てか『護衛の男』って・・・名前はどうした!?

マリーディの取材に張り付いていた『情報同盟』のTV番組のディレクターにすら
ルーカスって名前があったのに・・・
ルーカスよりもマリーディの近くにいた彼に名前がないって!?
気になるな・・・オイ・・・会えて名前を出さない理由がある・・・とか?

なにはともあれマリーディにとっては彼女達との出会いこそが今回の戦果って感じ
こういう感じ方ができるって所も格好いいなぁ・・・男前・・・12歳の女の子だけどね・・・

今回の話は番外編扱いって感じだけど機会があったら
このメンバーの話をまた読みたいかも機会は・・・あるかな?
シリーズが続けば可能性はある・・・といいなぁ・・・

マリーディが最初に撃退した相手が
クウェンサーが所属する『正統王国』の人間だったりして
別視点から見た・・・って感じがいいんだけどな・・・

マリーディが今回倒したラミールという『信心組織』の人間の部下で
イリスという名前のキャラがでていたから・・・因縁もできたわけだし・・・
そこのところ・・・どうなんだろうか・・・

それとふと思ったんだが・・・この作品のタイトルは『ヘヴィーオブジェクト』
この世界はオブジェクトの出現によって戦争のあり方そのものが変わった世界
でも・・・本筋ではクウェンサーが生身でオブジェクトを破壊してまわり
今回もオブジェクトそのものとは関係が無いマリーディが主人公・・・

なんか・・・オブジェクトの扱いが・・・ひどくね?

ひどいっていうか・・・あまり主役を張らないよね・・・って感じが・・・
今回も敵の狙いがオブジェクトを攻撃する事でテクノピックの会場を警護する名目でいた
4機の各陣営のオブジェクトに危機感を持たせて戦闘を起こさせ
会場を破壊するって事だったけど・・・オブジェクト自体の活躍は一切なかったしね・・・

そういえば『とある魔術の禁書目録』でも禁書目録・・・
インデックスの扱いが結構ぞんざいな気がする・・・

変な類似点だな・・・オイ・・・

最後に一文。

マリーディ護衛の男の会話

マリーディがふざけて言った時に妙な反応を見せて警戒されてたけど
戦いの前に勇気が出るようにと護衛の男から言ってくれるように頼まれた訳で・・・

なんかこう・・・『あー・・・なるほど・・・』って感じになる場面だったので・・・これで・・・

生き別れの妹がいてマリーディに似ていて・・・って言い訳してたけど
それはそれで・・・危ないもんな・・・

次点は基本無表情なアリシアが笑顔満面でスポンサー側の人間に
おべっか使っていた時に、相手が褒められすぎて揺らぎそうだから罵ってくれと
言った時のセリフ・・・一撃で相手の心をへし折ってたし・・・

「・・・お兄ちゃんは、最後まで私の味方でいてくれるよね・・・?」

「がってん。地獄に片足突っ込むぜ・・・!!」

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ヘヴィーオブジェクト死の祭典(5巻)の感想レビュー(ライトノベル)

電撃文庫のラノベ、『ヘヴィーオブジェクト 死の祭典』(鎌池和馬先生原作、凪良先生イラスト)が発売中です。 表紙は新ヒロインのマリーディ。 基本的にクール系、でも心根は熱い!なエースパイロット系12歳幼女とか、なにそれ萌えるw 今巻は番外編ということで、ク...

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このラノベの主眼はオブジェクトという超兵器自体じゃなくオブジェクトというどうしょうもない存在によって変質した世界なかんじですね

戦争の慢性化と其に伴う低年齢化による平和(戦争の無い状態)を知らない子供たちが
戦場のど真中で平和ボケしていられる、ある種の覚悟も経験もないクウェンサー達と
飛行機の楽園であるが故に泥沼化した地獄に住み着く百戦錬磨の老兵のようなマリーディ(12)の明暗を分けているのは一重にオブジェクトの存在でしょう

マリーディはまた出てきてほしいけど基本『楽園』を根城にしてるから今回のような出張がまた必要だろうな

てかバーニング・アルファ『王国』の戦闘機乗りのトップエースかよ
たしかに採用戦争でのビルの中突っ切るのはかなり頭可笑しかったが(笑)
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